マレーシアで働く管理職必見 「学歴」ではない「資格社会」とは?
マレーシアで人を採用したり、社員の履歴書を見たりしていると、かなり頻繁に「Degree」「Diploma」「SPM」といった言葉を目にします。
もちろん、日本の履歴書にも「高卒」「専門学校卒」「大卒」と書かれています。
しかし、マレーシアで働いていると、日本以上に、「この人はDegreeを持っているのか」「Diplomaなのか」「SPMまでなのか」という教育資格が、その人のキャリアと強く結びついていることに気づきます。
そこで最初に書いておきたいのですが、マレーシアを理解するうえでは、「学歴社会」という言葉だけでは少し不十分だと思います。
むしろマレーシアは「資格社会」の側面が非常に強い国と考えたほうが理解しやすいと思っています。
どこの大学を出たのか。
もちろん、それも重要です。しかし、それ以前にどのレベルの教育資格を持っているのか。これが、その人が次にどの扉を開けられるのかを左右します。
そしてこれは、マレーシアで部下を持ったり、採用に携わったりする日本人管理職にとっても、意外に重要な知識です。
(注)ここではDegreeとDiplomaはそのままの形で記載します。日本語にしっくりくる言葉がないからです。Degreeは学士号ですが、Diplomaは強いて言えば、日本の短大・専門課程に近い高等教育資格。Certificateという言葉も出てきますが、これはDiplomaより下位の職業・専門教育資格といったところでしょう。
「Degree」と「Diploma」の相違は?
マレーシアの教育制度にあまり馴染みがない日本人の場合、最初はDegreeとDiplomaの違いがよく分からないことがあります。
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