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「アントレ=フランチャイズ」だけじゃない。私たちが学生の“ゼロからの起業”も応援する理由

こんにちは!アントレnote編集部です。

アントレという会社、サービスを知っている方には、
「フランチャイズを紹介している会社ですよね?」
との声をいただくことが多いです。

実際、アントレではフランチャイズをはじめ、代理店や業務委託など、さまざまな独立・開業の選択肢を紹介しています。

フランチャイズは、アントレにとって大切な事業のひとつです。

一方で、私たちは「独立するならフランチャイズが正解」と考えているわけではありません。

自分でゼロから事業をつくる人もいる。
誰かがつくったビジネスモデルを活用して独立する人もいる。
副業から始める人もいれば、事業を引き継ぐ人もいる。

独立の仕方は、一つではありませんし、人によって変わります。

今回は、そのことが少し伝わる、アントレの取り組みの1つをご紹介します。

実は私たち、大学生がゼロから事業をつくる支援もしています。

学生が、本当に「事業をつくる」STARTUP ACADEMY


その取り組みのひとつが、「STARTUP ACADEMY」です。

もともとは、2013年に設立された株式会社ウィルフが展開してきた起業家育成プログラム(2021年、ウィルフはアントレグループに参画)。

当時アントレが掲げていたのも、フランチャイズや代理店などの独立情報を提供するだけでなく、起業家育成まで含めて、学生からミドルシニアまで幅広い世代の独立を支援していくことでした。

2026年8月現在も、関西学院大学や近畿大学をはじめ複数の大学と連携し、学生向けの起業支援プログラムが行われています。

ただ、「起業支援」と聞くと、

「有名な起業家の講演を聞くのかな?」

「ビジネスプランを考えて、プレゼンするのかな?」

と思うかもしれません。

STARTUP ACADEMYは、少し違います。

実際に事業を立ち上げます。

「STARTUP ACADEMY」では、受講生自身が事業計画をつくり、先輩経営者からアドバイスを受けながら事業を立ち上げ、収益化を目指します。それを複数回繰り返しながら経営スキルを身につけていくプログラムです。

単に経営を学ぶ講座ではなく、受講生全員が実際に事業を立ち上げ、実践を通じて事業開発・起業を経験するものとして実施されています。

つまり、「起業について勉強する」のではなく、

一度、本当にやってみる。

そこを大切にしています。

Kwansei Gakuin STARTUP ACADEMY第13期生の修了式。関西学院大学では13回目のプログラムとなり、ゼロから収益を生み出す経験を多くの学生が積み上げています

「素晴らしいアイデアができてから」では、なかなか始まらない


なぜ、そこまで実践にこだわるのか。

これまで多くの起業希望者を見てきて感じるのは、起業に興味があっても、実際に行動に移すまでの距離がとても長いということです。

「いいアイデアが見つかったら」

「もっと知識をつけてから」

「お金が貯まったら」

「もう少し経験を積んだら」

もちろん準備は大切です。

でも、起業には受験や仕事のような締切や納期がありません。

来月始めてもいい。
1年後でもいい。
10年後でもいい。

だからこそ、ずっと考え続けることもできてしまいます。

STARTUP ACADEMYでは、そこを逆に考えます。

「もし、1週間以内に事業を立ち上げるなら?」

そこまで期限を縮めてしまう。

すると、

まずは知人や友人がお客さまにならないか。
自分が今できることを商品にできないか。
お金をかけずに試せないか。

と、急に考えることが具体的になります。

最初から「世の中を変えるサービス」や「一生続けたい素晴らしいアイデア」を考えなくてもいい。

まず、

「誰かが困っていることに対して、自分が価値を提供し、お金をいただく」

という一連の流れを経験してみる。

会社を登記する方法や最新のサービスをお勉強することよりも、こちらのほうが「事業をつくる」という意味ではずっと本質的なのかもしれません。

起業は難しい。だからこそ、知識ではなく
「経験」を得ることで解像度を高める


実際の受講生を見ても、最初から華々しい事業をつくった人ばかりではありません。

卒業生には、古着屋の廃棄在庫を回収・再販売するところから始め、試行錯誤の末にフリーマーケット運営で収益化し、その後、月利益100万円を超えるまで事業を成長させた人がいます。

野菜の販売をするもうまくいかず、そこから焼き芋の販売に切り替えて利益が生まれ、卒業後にはスイーツ関連へ事業を広げていった人もいます。

受講中にはじめた事業が急拡大し、在学中に事業を売却。
就活はせずにそのまま子会社社長として事業を続けている方もいます。

一方で、サウナやスポーツ、音楽などの自分の好きな分野の事業立ち上げに挑戦したものの、受講中には収益化できなかった方々もいました。

アプリやWEBサービスを意気込んでたちあげるも、残念ながらニーズがなく赤字になってしまった人もいます。

こういった例も、私たちは大事だと思っています。

起業を経験する意味は、成功することだけではないからです。
失敗をしなかった起業家などいないはずです。

漠然とした、憧れやイメージだけだったものがやってみて、違うと気づく。

お客さまに話を聞いて、考えを変える。

値段を変えてみる。

売れなかった理由を考える。

あるいは、「自分はこの仕事が好きなんだ」と初めて気づく。

そうした小さな成功や失敗を経験しながら、事業をつくる解像度を上げていく。

STARTUP ACADEMYの資料でも、起業は「小さな成功・失敗の体験を積み重ね、経験値を積みながら上手くなっていくもの」と整理しています。

これは、起業に限らず、自分のキャリアを考えるうえでも意味のある経験なのではないでしょうか。

実は、社会人にも同じことをやっていました


この「実際に事業をつくってみる」という考え方は、学生だけに向けたものではありません。

社会人向けにも、会社員として働きながら、3カ月で実際に事業を立ち上げ、収益化を目指す実践型のプログラムも実施したこともあります。

公開されている卒業生インタビューでは、起業を検討したものの、「どうすれば失敗しないか」を考え続けてなかなか前に進めなかった人が、同じタイミングで創業を目指す仲間とともに事業を動かし、収益化まで進んだケースも紹介されています。

大学生でも、社会人でも。
10代でも、50代でも。

「起業に興味はある。でも、どう踏み出していいかわからない」

という悩みは、案外似ています。

そして、その解決方法も、

すべてを理解しようと頭だけで考えず、まずは小さく踏み出して解像度を高めていく。

という点では、それほど変わらないのだと思います。

ゼロからの起業と、フランチャイズ。実は大事なことは似ている


ここまで紹介してきた話は、一見すると普段アントレで紹介しているフランチャイズとは正反対に見えるかもしれません。

ゼロからの起業は、自分でビジネスモデルをつくる。

フランチャイズは、すでにあるビジネスモデルやノウハウを活用する。

スタート地点は確かに違います。

でも、実際に事業を続けていくために必要なことは、意外と変わりません。

誰がお客さまなのか。

その人は何に困っているのか。

自分たちは、どんな価値を提供するのか。

いくらで提供するのか。

売上に対して、どれくらいコストがかかるのか。

思ったように売れなかったとき、何を変えるのか。

そして、

「本当にお客さまはお金を払ってくれるのか」を、自分で確かめること。

フランチャイズなら、本部がこれまで積み上げてきた成功事例やブランド、商品、ノウハウを使えるという大きな違いがあります。

だからといって、「加盟すればあとは何もしなくていい」ということではありません。

逆にゼロからの起業も、天才的なアイデアさえあれば成功するわけではない。

方法は違っても、最後はやはり、

お客さまに価値を届けて、事業として成り立たせる。

そこに向き合うことになります。

STARTUP ACADEMYでも、経営スキルを学んで終わりではありません。

事業計画をつくる。
実際のお客さまに検証する。
フィードバックを受ける。
計画を変える。
そして、本当に事業を立ち上げる。

この繰り返しです。

この感覚は、アントレが普段向き合っている独立・開業とも、実はかなり近いものです。

「フランチャイズを選ぶか」より先に考えてほしいこと


もちろん、アントレはこれからもフランチャイズの情報をたくさん紹介していきます。

すでに成功しているビジネスモデルや本部のノウハウを活用して独立できるフランチャイズは、多くの人にとって有力な選択肢だからです。

でも、最初に考えてほしいのは、

「どのフランチャイズに加盟しよう?」

ではないのかもしれません。

自分は、なぜ独立したいのか。

どんな働き方をしたいのか。

どれくらいの収入が必要なのか。

自分でゼロから考えたいのか、すでにある仕組みを使って事業を育てたいのか。

そしてそもそも、本当に独立したいのか。

そこを考えた結果、

「今は会社員を続けよう」

という答えになってもいいと思っています。

近畿大学の起業支援でも、「起業は、選択肢のひとつ」と位置付けられています。

私たちも、近い感覚を持っています。

全員が起業すればいいとは思っていません。

ただ、

「会社員以外の働き方なんて、自分には関係ない」

と、最初から選択肢をなくしてしまう人は減らしたい。

自分でゼロから事業をつくる方法もある。

フランチャイズという方法もある。

副業から試す方法も、事業を引き継ぐ方法もある。

知ったうえで、自分に合うものを選べばいい。

アントレが増やしたいのは、特定の独立方法を選ぶ人だけではなく、

「自分はどう働きたいのか」を、自分で選べる人なのかもしれません。

学生が初めて自分の商品を売ってみることも。

会社員が小さな副業を始めることも。

フランチャイズに加盟して自分の店を持つことも。

私たちにとっては、どれも同じ「一歩」です。

アントレは、そんな一歩を踏み出そうとする人に、これからもいろいろな選択肢を届けていきます。

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