楽しみすぎる
YOUTUBEイベント 山口一郎 遭遇
山口一郎の遭遇 STREAMING LIVE at 両国国技館|sakanaction
終わってから感想を、と思っていたのだが。
心がソワソワと落ち着かない。
もしかして、同じ人がいるかな。
遠くの誰かと同じ気持ちを共有できたとしたら、それはもう、ね。
相変わらず、配信楽しい。
ゲーム配信ですら面白い。
普段、ゲーマーでも、プレイヤーでもないし、感心すらないゲーム。
なのに声出して笑うし、ひとりツッコんでみたり、感心したりしながら、寝落ちもせずに。
サカナクション山口一郎の今夜はハマダとゲーム中。2026.2.22
今回のイベントの唯一の(?)ゲスト出演の公認切抜師・ハマダクションと一郎さんは前世、恋人同士だった?とすら思えるやり取り。
ご本人たちは本当に嫌がりそうだけど。
とにかく微笑ましいやり取りを温かく視聴する私。
「ステーションヘッド」という音楽サブスクに連動するアプリでも、お二人の電話を盗み聞きに近い感覚でニヤニヤしながら聴いていたりしている。
ここでの一郎さんは、YOUTUBEの「いっくん」とも違って何かのガードを下してポツポツ語るような雰囲気もあって、懐かしい感覚になる。
部活帰りの憧れの先輩と偶然、帰り道が一緒になって、ちょっと駅まで歩きながら何気なく話してるような。「野良の山口一郎」発見!な感じ。
なかなか、ご本人が登場するってことはないから貴重。
そんな「遭遇」のイベントはチケット8000席×3公演 2.4万枚が即完。
YOUTUBE山口一郎チャンネル登録者の期待の濃さが伺える。
なかなかリセールも出ず、入手は困難。
なのに赤字確定なんだとか。
そんなこと、あるの?
赤字にならないように、チケットの価格は設定しないの?
どうやら、演出にだいぶお金を掛けているらしい。
演出は映像ディレクター・田中裕介さんが担当。
私が当時ハマって観ていたMVがことごとくこの方の監督作品。
「バッハの旋律を夜に効いたせいです。」「夜の踊り子」「新宝島」
「多分、風。」など。去年の怪獣ツアーでも演出をされている。
緻密で大胆でユーモアがあるけど真面目に狂ってて誠実な感じがある。
私が昔から大好きなアニメ「デビルマン」の雰囲気があって見過ごせない。
どうやら、スピーカーを足すために、床を上げたりしてるんだそうな。
上げられるものなの?そもそも。床って。
国技館って土俵があるところなんだろうに。
素人にはその大変さは分かりかねるけど、私、そんなライブ今まで行ったことないのは確かだ。
配信を観ているとサカナクションのライブはそんなことは当たり前っぽい。
アリーナツアー半年間演ったギャラが10万だった事もあったと話している。
グッズが売れないとメンバーは黒字にならないらしい。
どんぶり勘定なんてもんじゃない。勘定すらしてない勢いを感じる。
そんで配信チケットが¥1600。配信チケットでも数千円が当たり前のこのご時世、安すぎないか?配信用の音響システムだってものすごい費用が・・・
YOUTUBEのスパチャから持ち出してまでの価格設定らしい。
スパチャをポケットマネーにしない漢、山口一郎。狂気。
うつ病を克服するため事務所に内緒で一人で始めたYOUTUBEの初イベント。視聴者数500人のゲーム配信から。
今や登録者56.4万人。覚悟が違う。
赤字でブーブー言ってる一郎さんも面白い。
これじゃ来年もやりたいって、社長に言えない!とか
日ごろから特別忙しいマネージャーたちへの労いのイベントになるはずだったらしいが(インセンティブ的な?)
これじゃ、ただ働きになっちゃう!とか
配信チケットが安くしてるのに全然売れてない!とか
もう、お約束の域だ。
いっくん、騒ぎすぎなのよ。
そうやって、言うけれど、私、怪獣ツアー、チケット取れなかったわ。リセールも取れなかったわ。
それで配信チケット買ったけど、数万枚売れてちゃんと黒字になって、いっくんがうつ病になってキャンセルになったツアーの借金が返せたんじゃなかったっけ?
半年観ている私は、もうそのムーブがお約束なのを知っている。
だから、いっくんのこんな煽りに目くじら立てずに、
「金の話ばっか」とか言わずに、
「お、始まったな、名調子!」くらいで観ててほしい。
芸術家と支援者、スポンサー、パトロンの関係は必然なのだから。
近代の宮廷音楽家のパトロンは王族や貴族だった。
かなり限られた社交界の世界の話だった。
現代の音楽家の支援者に身分は関係ない。あるとすれば懐事情くらい。
ある人は出して、なければ出さなくても楽しめる。
一郎さんは配信中、折に触れて行っている。
YOUTUBEはネット環境さえあればいつでも無料で観れるそれが良い、皆さんの生活を最優先にしてください、と。
「音楽はおまんらの上に平等に降り注ぐ」とも
いっくんの愚痴ってなんでこんなにオモロいのか。
凄まじいレベルの客観性なのかと思う。
愚痴までエンターテイメント化できる人って、どれほどいるだろうか。
愚痴は愚痴でたまに悪口になって、恨み辛み嫉みに発展していく。
中途半端なエンタメは成立しない。
どえらいカッコイイ曲に、クリスマスだのバレンタインだの、スタバだのと
独身おじちゃまの哀愁を乗せて替え歌して、魅せていく。
もう、なんなの、天才なの?
凡人の私には山口一郎の視点を想像しただけで絶句する。
どれほどの情報量を高速処理して、出力しているのか。
その取捨選択のセンス。
一郎さん、街で見かけたら嬉しくて声かけたいけど、やっぱ躊躇しちゃうなぁ。恐れ多いなぁ。
街での遭遇は怖いけど、イベントでの「遭遇」は最高の距離感だ。
生いっくん拝んで、歌聴いて多分泣いて、トークで爆笑してグッズ買って一生の思い出にしてくるんだから。有明のライブは外れてるんだから!
