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【英検2級】絶対にわかる要約のコツと練習問題①

・要約問題はいつから?
・要約問題のコツは?
・要約問題の予想問題がやりたい!

本記事では必ずマネすべき「要約のコツと要約問題の予想問題」を紹介します。

英検2級ギリギリ合格を目指す人だけでなく、CSEスコア2300点を目指す人にも参考になるはずです。

プロフィール

▼名前
・いつき先生

▼資格

・英検1級
・中学校教諭一種免許状
・高等学校教諭一種免許状

▼英語の指導歴10年
・高校教員7年
・塾講師3年

▼運営サイト
・Webサイト「英検対策エイゴフル」1万pv/月
・X (いつき先生@英検対策エイゴフル) 800フォロワー

記事を書いているわたしは、英語の教員として約10年ほど。

1級の一次試験には3回合格しており、リーディング、リスニング、ライティングすべて80%以上で合格

英語で要約を書くことに慣れていない人が多いと思います。

わたしは今まで、北大、TEAP、早稲田の国際教養の英語要約の添削を長年してきました。

今回は、要約の知識をみなさんに紹介していきます!

2024年リニューアルの変更点

英検リニューアルについて解説します。

要約問題はいつから?

S-CBT: 2024年5月から
本会場: 2024年6月2日から

要約問題はS-CBTでは5月から始まります。

本会場で受験する場合は6月2日からです。

「2024年リニューアル」と言われていますが、実質5月からのスタートです。

2級の変更点は?

大問1: 語彙文法: 20問→17問へ
 ※文法3問へる
大問2: 空所補充: 6問
 ※変化なし
大問3: 長文問題: 12問 →8問へ
 ※長文問題4問へる

文法は、そもそも英語を書いたり話したりするためにあります。4択問題を解くためではありません。

ライティングで文法の力を測定することができるため、4択問題がなくなりました。

大学入試のセンター試験から共通テストに変わったときも、文法問題がなくなりました。文法問題がなくなるのは今のトレンドです。

要約問題が追加!


【今まで】
大問4: 意見論述問題のみ

【2024年リニューアル】
大問4: 要約問題 ← 追加!
大問5; 意見論述問題

ライティング問題が1問から2問になります。

要約問題が追加されたことが今回一番の注目ポイントです!

要約の作り方

【オリジナル問題1】
以下の英文を読んで、その内容を英語で要約し、解答欄に記入しなさい。
・語数の目安は45語~55語です。
・解答欄の外に書かれたものは採点されません。
・解答が英文の要約になっていないと判断された場合は、 0点と採点されることがあります。 英文をよく読ん でから答えてください。

 As time passes, technology changes how we work and communicate. Many companies use computers, the internet, and other digital tools to do their everyday jobs and talk with customers. This has helped a lot, but there are still challenges with using technology at work.
 What are the big problems with using technology in the workplace? One issue is that technology changes very quickly, making workers feel confused. Keeping up with new programs and updates is hard. Another big problem is cybersecurity. As companies rely more on technology, it becomes easier for hackers to cause harm by stealing important information.
 However, many workers have adapted well to the new digital ways. They like the flexibility of working from home and how technology makes their jobs easier. This leads to them doing more work in less time, which makes them happier and more productive. These positive effects show that technology is very helpful in the workplace.
[154 語]

実際に要約を作ってみましょう。

パラグラフのイイタイコトをつかむ

各パラグラフのイイタイコトをつかむことが大切です。

パラグラフ = 段落

パラグラフは段落のことです。

1 パラグラフ As time passes, ~ 
2 パラグラフ What are the big ~ 
3 パラグラフ However, many workers ~ 

文の始まりにスペースがあるところがパラグラフの始まりです。今回の文章は154語の文章で3パラグラフです。

英語検定協会が公開している要約のサンプル問題も154語で3パラグラフ構成です。

要約問題はすべてのパラグラフの内容を盛り込む必要があります。

1 パラグラフ 序論 10 ~ 15語
2 パラグラフ 悪い点 約20語
3 パラグラフ 良い点 約20語

方向性としては1パラを10~15語でまとめる。良い点と悪い点が書かれている2~3パラを20語ずつでまとめる。

そうすれば45~55語程度におさまります。

抽象と具体どっちがいいたいこと?

抽象: イイタイコト
具体: 筆者のイイタイコトをわかりやすく説明したもの

抽象的な方が筆者のイイタイコトです。

具体例は筆者のイイタイコトをわかりやすく説明したものです。

方向性としては、具体的なものをなるべくそぎ落とし、抽象的なものだけを残していくことが大切です。

1パラの要約

【1パラの本文】
As time passes, technology changes how we work and communicate. Many companies use computers, the internet, and other digital tools to do their everyday jobs and talk with customers. This has helped a lot, but there are still challenges with using technology at work.

それでは実際に要約を作っていきましょう。

抽象 = パラグラフのイイタイコト

要約を作るときに抽象を探して、具体を消すということが大切です。

まずは解答例を見てみましょう。

1パラ: 解答例

抽象的なことと、具体的なことを探していきます。

how we work にあたる部分の具体例が Many companies use computers, the internet, and other digital tools です。

要約では具体を消して、抽象的なところを残すので、how we work のところだけ抜き出します。

慣れてくるとそこまで難しくありません。

要約はイイカエが大切!

要約はイイカエをする!

要約ではイイカエをすることがとても大切です。本文の「引用」をせず、勝手に本文の内容を書いた場合、「盗用」になってしまうからです。

そのため、盗用にならないようにイイカエをする必要があります。

本文: how we work
イイカエ: the way we do our jobs
本文: talk with customers
イイカエ: connect with others
→同じ内容でも違う表現を使う

このようにイイカエを使って要約を作ります。

how sv と the way sv は使いやすいイイカエなので覚えておきましょう。 

すべてイイカエする必要はない

イイカエをすると言ってもすべてをイイカエする必要はありません。

例えば technology や the internet などの名詞は書きかえるのが難しいです。

また、英検協会が公開している2級のサンプル問題の模範解答も、イイカエしていないものが多かったです。
※1級と準1級はイイカエが徹底されている

2級ではイイカエできそうなものをイイカエするという姿勢でOKです。

2パラの要約

【2パラの本文】
What are the big problems with using technology in the workplace? One issue is that technology changes very quickly, making workers feel confused. Keeping up with new programs and updates is hard. Another big problem is cybersecurity. As companies rely more on technology, it becomes easier for hackers to cause harm by stealing important information.

まずは、解答例を見ずにやってみましょう。

ポイントは2つです。

・パラグラフのイイタイコトをつかむ
・具体例を削除する

2パラ: 解答例

2パラの内容は、technology のマイナス面が書かれていました。

【2パラの内容】
・technology にはマイナス面がある
・具体例① ついていくのが大変
・具体例② セキュリティー問題

抽象な「マイナス面がある」だけだと語数が足りません。

また、具体例をすべて削除してしまっても語数不足になってしまいます。

そこで、具体例の中の抽象的な部分を要約(イイカエ)します。

2パラ: 前半部分の解説

具体的な内容である programs と updates を developments にイイカエしています。

また、keep up with (~に追いつく) を adapt to ~ ( ~に適応する) にイイカエしています。

全体的な内容として「マイナス面」を強調するために can be hard から始めています。

【使える表現】
It can be hard (for people) to do ~  

It は仮Sで、to do 以下が真Sです。中学校では It is 形容詞 for 人 to do 構文と習うアレです。

can は「できる」という意味ではなく、可能性を表す can で「ありうる」という意味です。

can がないと「~するのがほぼ100%むずかしい」という意味になってしまいます。

can を使うことで「むずかしいこともある」と断定を和らげることができます。

2パラ: 後半部分の解説

Another ~ と始まっているので、another を Also, にイイカエしました。

追加を表す良く使える表現はコチラです。

【追加を表す表現】
・Also, 
・Furthermore,
・In addition, 
・In addition to 名詞,  
In addition to
※ in addition to を使うときは必ず後ろに名詞をつける

it becomes easier と to cause harm を technology might heighten cybersecurity risks. にイイカエしています。

hackers と stealing important information は具体例なので今回は削除しました。

3パラの要約

【3パラの本文】
However, many workers have adapted well to the new digital ways. They like the flexibility of working from home and how technology makes their jobs easier. This leads to them doing more work in less time, and it makes them happier and more productive. These positive effects show that technology is very helpful in the workplace.

それでは最後のパラグラフです。実際に答えを書いてから解答例を見ましょう!

3パラ: 解答例

3パラ: 冒頭の解説

However, を In spite of 「~にも関わらず」を使ってイイカエしています。

逆接のイイカエは瞬時に出せるようにしましょう。

【逆接のイイカエ】
But, 
However, 
In spite of 名詞,
Despite 名詞, 

プラス α の解説になりますが、this + 単数形、these + 複数形です。this difficulties は誤りなので気をつけましょう。

3パラ: 前半の解説

many workers を many employees にイイカエしています。a lot of employees などとしても良いでしょう。

how technology makes their jobs easier を simlipicity that difital tools offers にイイカエしています。

3パラ: 後半の解説

1つの文が長くなりすぎるので、and ではなくピリオドを置いて文を切りました。

【makeの語法】
・make 名詞 形容詞 「名詞を形容詞にする」
・make 名詞 動詞の原形 「名詞に~させる」

次に、makes them happier 「彼らをより幸せにする」を makes them feel happier 「彼らをより幸せにさせる」にイイカエしています。

また、and more productive を and better at their jobs にイイカエしています。

比較級をイイカエするときは、そのまま比較級を使うようにしましょう!

要約問題のまとめ

要約はイイカエがとても大切です。

最後に要約の注意点です。

意見を書かない

✕ I believe that we should use technbology more.
→これは要約ではなく意見

語数が足りなくなったときも、自分の意見は書いたらNGです。

要約ではなく意見なので語数にカウントされません。

45 ~ 55語で書く

問題文に語数の目安は45~55語と書かれています。

多少2、3語くらい上下しても問題ないかもしれませんが、なるべく指定語数内で書きましょう。

15分で解く

・試験時間は85分でそのまま変更なし
・文法3問減と長文1題減→約15分

今回のリニューアルで文法問題と長文1題がなくなりました。しかし、試験時間の変更はありません。

つまり、減った分の問題時間で要約問題を解く必要があるということです。

文法3問と長文1題が減ったということは15分が目安になります。

さいごに

さいごまでご覧いただきありがとうございます。この記事は約10年間英検の過去問を研究してきた集大成です。参考になれば幸いです。

こちらの記事も、2級合格に近づける内容なので、ぜひ読んでくださいね。

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