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GPTやめて、Grok始めました

ChatGPTは、正直ちょっと退屈だった

先日、SuperGrok(Grokの有料プラン)に契約しました。ChatGPTに不満があったから、という話ではないんです。

普段の仕事はClaude Codeでのコーディングが中心で、Claude ProとChatGPT Plusを併用してきました。どちらも真面目で優秀なんですが、使っていてふと「面白みがないな」と感じる瞬間があって。優等生すぎるというか、聞けば的確に答えてくれるけど、遊び心みたいなものはあまり感じられない。

Grokは無料版を触ったことはあったんですが、有料版で何ができるのかは試したことがありませんでした。ちょうどそのタイミングで、Androidアプリ内課金で「3ヶ月合計5,000円」という導入オファーが出てきて、これはもう試すしかないな、と契約したんですよね。月あたりに換算すると1,600円くらいで、正直このタイミングだから飛びついた、というのが正確なところです。

Xのデータをそのまま拾ってくる、あの感覚

SuperGrokを使ってみて一番驚いたのは、Xの投稿をそのまま検索・参照してくる挙動でした。ビジネス系のニュースを追ったり、新しく出たAIモデルの評判を調べたり、今Xで盛り上がっているポストを拾ったり。これがほんまに違和感なくて、「ああ、これがGrokの強みか」と素直に納得しました。ChatGPTにはない体験です。

日常会話は、正直そこまで差を感じない

普段使っているモデルはGPT-5.6とGrok4.5です(Grok4.6は、この記事を書いている2026年8月時点ではSuperGrokアプリの方からはまだ選べず、後述するGrok Buildの方でだけ使える状態でした)。

雑談や質問といった、いわゆる「壁打ち」的な使い方だと、このふたつのモデルの間にはっきりした差を感じませんでした。ChatGPTはもともと自分にとって日常会話のメインツールだったんですが、Grokに置き換えてもストレスはほぼゼロです。

画像生成はやっぱりChatGPTに軍配

一方で、画像生成に関してはChatGPTの方が明らかに得意だと感じました。人物と背景を組み合わせた構図を作らせると、ChatGPTの方が自然に仕上がる。インフォグラフィックみたいな情報整理系のビジュアルも、ChatGPTの方が得意な印象です。ここはまだGrokに分があるとは言えない、というのが正直な評価です。

音声は「自然さのChatGPT」と「振れ幅のGrok」

音声対話は一長一短でした。ChatGPTの音声会話モード(アプリ内では「Live」と表示されています)は、会話としての自然さがかなり完成されています。相槌のタイミングとか間の取り方とか、実務的な音声会話ならこっちの方が一枚上手やなと思いました。

Grokは複数の音声モードを選べて、こっちは「遊ぶ」ための音声という印象です。表現の幅は広いんですが、自然な実務会話という点ではChatGPTの方が優位。なので今は、

  • 真面目に音声で相談したいとき → ChatGPT

  • 遊び半分でいろんな喋り方を試したいとき → Grok

という使い分けになっています。

Grok BuildはClaude Codeとほぼ同じ手触りだった

コーディング周りも触ってみました。ChatGPT側のCodex(ChatGPTアプリに組み込まれているコーディング機能)は普通に使いやすくて、Vibe Codingを初めて触る人には特に入りやすいと思います。

Grok側には専用のデスクトップアプリがなく、ターミナルで「Grok Build」を動かす形でした。このUI、Claude Codeとほぼ同じ設計なんですよね。普段からClaude Codeを使い倒しているので、Grok Buildへの移行はほとんど違和感がなかったです。Claude Code用に育ててきたagentsやskillsの設定も、そのままGrok Buildで流用できたのは地味に助かりました。ちなみにGrok Buildの方はGrok4.6が使える状態で、SuperGrokアプリ本体より一歩先を行っている印象でした。

英単語の継続学習で気づいたGrokの弱点

一番はっきり差を感じたのは、継続・積み上げ型のタスクでした。自分は毎日英単語を学習しているんですが、ChatGPTは過去の会話を踏まえて「昨日と違う単語」を出し続けてくれます。

Grokはセッションごとに会話がリセットされるので、前回何を教えたか覚えていません。同じような使い方をしようとすると、

  • Notionなどの外部ツールに「これまで教わった単語」をメモしておく

  • セッション開始時にそのメモを読み込ませる

  • 新しい単語を出してもらう

  • 出てきた単語をまたNotionに追記する

という一手間が必要になります。ここは今回触ってみて一番はっきりした「Grokの弱点」でした。

性能じゃなくてキャラで選ぶ、という基準もアリだと思った

もうひとつ、今回の乗り換えで気づいたのは、パーソナリティの自由度もツール選びの立派な基準になり得る、ということです。

Grokはキャラクター設定の振れ幅がChatGPTよりだいぶ大きくて、口調を毒舌寄りにしたり、際どい話題まで踏み込んだ会話ができたり、表現の幅がかなり広いです。ChatGPTやClaudeが優等生的なのに対して、Grokはこの「自由度」こそが差別化ポイントになっている気がします。性能で選ぶんじゃなくて、キャラクターで選ぶ、という発想は、今まであまり意識したことがなかったので新鮮でした。

仕事ではGrokを使わない理由

ちなみに、勤務先の会社でもGrokをAPI経由で試したことがあります。ただ、ChatGPTやClaudeに対して業務用途での明確な優位性が見つからず、今は会社の選択肢からは外れています。xAIとOpenAIのデータポリシーの違いを深く比較検討したわけではなく、単純に「試してみたら特に強みが見つからなかった」というシンプルな結果でした。

なので今の使い分けは、

  • 個人の日常利用 → Grok

  • 仕事(Claude Codeでのコーディング) → Claude

というかたちに自然と落ち着いています。深い戦略があったというより、実際に使ってみて淘汰された、というのが正直なところです。

結局いくら払っているのか、正直なところ

費用の話も正直に書いておきます。ChatGPT Plusはアプリ内課金で月3,000円前後、SuperGrokは導入オファーで3ヶ月合計5,000円(月換算だと1,667円くらい)です。つまり今の時点では、むしろGrokの方が安く済んでいます。
ただ、正規料金になったあとも払い続ける価値があるかと聞かれると、今の時点では「分からない」というのが正直な答えです。ただ、体感としては「まぁこれくらい払ってもいいかな」と思える中身ではあるので、ネガティブな評価ではないです。正規料金になったあとにどう感じるかは、また今後の話です。

3つのツールを併用する生活は、しばらく続きそう

というわけで、今のところの体制はこんな感じです。

  • Claude Pro → Claude Codeでのコーディング専用

  • SuperGrok → 日常会話・壁打ち・リアルタイム情報収集

  • ChatGPT Plus → 画像生成、英単語学習みたいな継続・積み上げ型タスク

「ChatGPTからGrokに乗り換えるべき」という話ではなくて、タスクごとに向き不向きがあるので使い分けるのが今のところの現実解、というのが今回触ってみての結論です。この3ツール併用体制、しばらくは安定して続きそうな見立てです。

もしこの先Grokが継続会話(記憶)の機能をキャッチアップしてきたら、ChatGPTを手放す日が来るかもしれません。そのときはまた記事にしようと思います。

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