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子どもの未来を考える

学校はよく「子ども達の未来のために」と言います。
しかし、実際の現場を見ていると、本当にその子どもの将来を考えているのだろうかと疑問に思うことがあります。

学校は、卒業した子どもがその後何をしても責任を負いません。
当然と言えば当然なのかもしれません。卒業後の人生まで学校が管理できるわけではないからです。

しかしながら、在学中に問題行動があったにもかかわらず、それを見て見ぬふりしたり、加害を擁護したり、曖昧に済ませたりした結果、その子どもが「自分は何をしても許される」と勘違いしたまま社会に出てしまったらどうでしょうか。

本来、学校はただ勉強を教える場所ではなく、人としての大切なことを学ぶ場所でもあるはずです。
悪いことをしたら、きちんと向き合う。
相手を傷つけたなら、謝罪する。
自分の行動に責任を持つ。

これら当たり前のことを学ぶ機会を、大人が奪ってしまっているケースがあるように感じます。被害者側が「きちんと指導してほしい」と訴えると、「子ども(加害者)の将来があるから」と言われることがあります。ですが、それならなおさら、在学中に適切な指導をするべきではないでしょうか。
本当にその子の将来を考えるなら、問題行動を隠蔽したり、被害者を黙らせたりすることではなく、「やってはいけないこと」をしっかり教えることが必要なはずです。

ところが現実には、学校の評判やトラブル回避が優先され、結果として加害行為が曖昧にされることがあります。そして卒業後、もしその子がさらに大きな問題を起こしたとしても、学校は「もう卒業しているので関係ありません」となる…。
それでは、あまりにも無責任ではないでしょうか。

もちろん、子どもは成長途中です。
失敗もあるでしょう。
やり直す機会も必要です。

だからこそ大人が「なかったこと」にするのではなく、きちんと向き合わなければならないと思うのです。

被害者への謝罪。
再発防止。
適切な指導。

それらは、被害者のためだけではなく、加害者自身の未来のためにも必要なことではないでしょうか。
学校が本当に「子どもの未来」を考える場所であってほしいです。

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