1人起業の生存戦略。安さで人を集める時代の終わりに見えた構造。
今日はタイ最北部の町チェンライからお届けします。
以前、アンカリング効果という切り口で、一度無料で配られたものに人は価値を感じなくなるという話をしたところ、多くの反響をいただきました。
レジ袋って、ホームセンターで買えば意外と高いですよね。それでも、ずっと無料で配られてきた歴史があるので、今になって3円で売られていても高いと感じる人が多いと思います。
これは、タダだった時の記憶が、頭のなかで価格の基準になってしまっているからです。経済学ではアンカリング効果と呼ばれていて、最初に触れた価格が基準点になって、そこから外れると高く感じたり安く感じたりする現象です。
今回は、その続きを別の角度から話していきたいと思います。
「最初は無料」が広く効かなくなってきた。
無料や半額の商品で人を集めて、認知や集客を広める方法には、マーケティングの世界でロスリーダーという名前がついています。
ロスは損、リーダーはお客さんを引っ張るという意味です。最初に損をして、後でしっかり取り返す。長いあいだ、これは王道として使われてきました。
ところが最近、このやり方がなぜか効かなくなってきました。
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