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ハマオモト

 ハマオモトは暖地海岸の砂浜に生える多年草で夏に白い花を散形花序につける。本州関東以西から四国、九州、沖縄、朝鮮半島に分布する。ハマオモトよりもハマユウの名の方が一般的になりつつある。地下には鱗茎がありそこから長さ70cmに達する肉厚の細長い葉を十数枚出す。葉脇から高さ約70cmまで伸びる花茎を出す。その先端に細長い花被片を6枚つける白い花を咲かせる。雄蕊は細長く基部は白色で先端付近は赤紫色、黄色い花粉を出す。雌蕊も同じように細長く基部は白色で先端付近は赤紫色、先端部は黄緑色。花には強い芳香があり特に夜強く香る。ガなどの夜行性の昆虫が主な送粉者と考えられる。種子は直径2~3cmで外側はコルク質の厚い皮で覆われていて水に浮く性質があり、海流による種子散布に寄与している。

花粉を集めるミツバチ
球根のような種子
左のものは芽が出ている


環境省カテゴリー 記載なし
絶滅 愛知県
絶滅危惧I類 千葉県、神奈川県、和歌山県、福岡県
絶滅危惧II類 山口県
準絶滅危惧種 三重県
情報不足 広島県

ヒガンバナ科 ハマオモト属
 ハマオモト Crinum asiaticum var. japonicum

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