中学生でもわかる「日本書紀」天皇編⑨ <第16代>仁徳天皇
※中学生でもわかる「日本書紀」天皇編⑧
<第15代>応神天皇 からの続き
「日本書紀」は全部で30巻あるそうで。
最初の2巻は「神話編」。
こっちはワリと有名な話が多いのだが。
残りの28巻はすべて、歴代の「天皇」のハナシ。
さて、ここに何が書いてあるんだろう?
この手の初心者である吾輩は知るはずもなく。
知りたいではないか。
でも、原文なんて読めるわけねえし。
解説書なんかもいろいろ出てるけど、どれもなんだか難しい。
中学生程度な頭脳の吾輩にも、理解できるのないかね
ないなら、自分で書いてみよう!
ということで。
こんなのも参考にしました
前代の「応神天皇」も有名なお方ですが、
この「仁徳天皇」もたいへん有名。
「かまどの煙」という、神話のような逸話もあったり。
さて、日本書紀にはどう書いてある??
【日本書紀 第11巻:<第16代>仁徳天皇】
■#即位前紀
父親である「応神天皇」没後の「譲り合い」のハナシ
当時この仁徳天皇の名は「大鷦鷯命(おおささぎ)」
そして異母弟に「菟道稚郎子(ウジノワキイラツコ)」という天才学者がいて、天皇は弟を皇太子に指名する
しかし実際に天皇が崩御されると、弟は「能力や年齢を考えても、兄が天皇にふさわしいから辞退する」と
兄(仁徳天皇)は「父の命令なんだから、お前やれよ」
このお互い「どうぞどうぞ」の譲り合いが、3年続く
その間、日本にはトップがいない状態となってしまい、「このままでは国がヤバいことになる」
責任を感じた弟は、なんと兄を天皇にするために自害してしまう
兄は驚き激しく泣き崩れるも、天皇になる決意をする
■#即位
悲しみを乗り越えた仁徳天皇は、大阪の難波(なにわ)高津宮に宮殿を建てられ、第16代天皇に即位された
なぜ難波を選んだのか、それは、海外からの船がやってくる玄関口であり、自国文明の発展にふさわしいと
■#聖帝
このパートは、仁徳天皇が「聖帝=ひじりのみこと」と呼ばれるようになった、超有名なエピソードである
ある日天皇が、高台から街を見渡したとき、どの家の屋根からもご飯を炊く煙が上がっていないのに気づく
みんな貧しくて今日食べる米もないのか、と衝撃を受けた天皇は、「以降3年間税金免除」なる命令を出す
税が入らないとなると、天皇宮殿の屋根もボロボロになり、雨漏りしても修理できず
天皇が着ている服も破れてホームレスな姿に
それでも楽しく暮したとか
そして3年後、再び高台からチェックすると、そこら中から勢いよくご飯を炊く煙が立ち上っていたという
その後、民たちは喜んで「宮殿の修理をさせてください」と自発的に集まり、宮殿はピカピカになったとか
さらに仁徳天皇は、日本で初めての巨大な堤防(茨田堤=まむたのつつみ)を作って、大阪の洪水を防いだ
..これが事実であろうと作り話であろうと、実にいい話ではないか。
今の政治家諸君も「爪の垢」煎じてもらいたい。
中学生でもわかる「日本書紀」天皇編⑩
<第17代>履中天皇
<第18代>反正天皇 に続く
