神社巡りするぞ 東京都港区「芝大神宮」探訪
ジモティーなローカル神社もステキですが、
東京もんなら「東京十社」も参拝しとかんと。
ということで、とあるクソ暑い平日の昼間、「芝大神宮」へ行ってまいりました。
コンパクトながら、目に見えないパワーを感じるスポットで、さすがはアマテラスさまですね。
なぜか若い女子がウヨウヨいて、何かのご利益目当てなのでしょうか。
それでは、ささっとまとめてみます。

■まずはざっと概略をば
平安時代の1005年に創建されたという、めちゃ歴史の古い神社
江戸時代には「関東のお伊勢さま」との愛称
三重の「(伊勢)神宮」に行けない江戸の人々から大人気だったという
現在でも東京都内を代表する神社「東京十社」のひとつである

■御祭神はどなたかな
まずは当然ながら「天照大御神」、(伊勢)神宮・内宮の神で、大神宮といえばアマテラスさまだ
そして「豊受大気姫命(とようけのおおみかみ)」、食物や穀物を司る女神様で、神宮・外宮の神だ
この二柱に加えて「源頼朝公」「徳川家康公」などの偉人たちも、一緒に祀られているそうで

■名物「だらだら祭り」
毎年9月に行われ、約11日間続く(なんじゃそりゃ)ことから「だらだら祭り」と呼ばれるらしい
別名を「生姜(しょうが)祭り」といい、かつて神社の周辺が「生姜畑」だったのが由来だ
この、神社と生姜の深いつながりを記念して建てられた「生姜塚」なる碑もあったりして

■江戸のビッグイベント「め組の喧嘩」
江戸時代、ここの境内で開かれていた「相撲大会」の最中に「め組(火消し=消防団)」と力士が大ゲンカ
この騒動は、歌舞伎の演目になるほど有名になったとか
境内にある狛犬の台座にも「め組」の刻印が


■「大神宮」と呼ばれる理由
伊勢信仰の神社は一般的に「神明社」「神明宮」などと呼ばれるが
それよりも格式が高く、他の神社との差を示すため「大神宮」という尊称で呼ばれるように


■「東京大神宮」とどう違うのか
どちらも「東京で “お伊勢参り” ができる神社」ではあるが
前述のとおり、「芝大神宮」は平安時代に建てられ
「東京大神宮」は、明治時代に建てられた
「芝大神宮」は、あくまでも「地元の神社(古社)」であり、「東京大神宮」は「公式の東京支部(遙拝所)」と区別されているそうで
特にどちらが格上、とかいうのはないらしい

■俳人たちの句が刻まれた「句碑(くひ)」
松尾芭蕉、正岡子規、石川桂郎といった、超著名な俳人たちが「だらだら祭り」に寄せて詠んだ句が刻まれているという
この「芝大神宮」が、人々に愛され続けてきたことを、後世に伝えるために建てられたんだって

…ビジネス街のど真ん中にあり、コンクリートに囲まれた一角に佇む「都会な神社」。
しかし、そこには「一千年」という、とてつもない歴史に根付いた「伝統の神社」としての重みがあり。
このギャップが “粋” だったりするんですかね。
おしまい
