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【7/19|整う 日めくり開運クラシック♪366日|DAY100】

凛と、遠くを見晴らす音

特別編|静けさから躍動へ(2曲続けてお楽しみください) 

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🌟 今日の星 六白金星(金)
🔁 今日の流れ 土 → 金(相生)
🎧 今日の1曲 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(土)
     ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73《皇帝》より 第2・第3楽章 🎹 ピアノ アルトゥール・ルービンシュタイン
🎼 指揮 ダニエル・バレンボイム/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

✨ なぜこの曲?

昨日は、ブラームス《16のワルツ》Op.39より第15番とともに、やさしい笑顔を身近な誰かへ巡らせる一日でした。

そのあたたかな余韻を胸に、今日は少し視線を上げてみましょう。

『整う 日めくり開運クラシック♪366日』は、今日でDAY100を迎えます。

ここまで積み重ねてきた一日一日は、次を急ぐための階段ではありません。今いる場所から、これまでより少し遠くの景色を見渡すための高さになっています。

100日目の今日は、静けさと躍動、二つの表情を持つ音楽を続けて聴きます。静かに振り返る時間から、晴れやかに動き出す時間へ。ベートーヴェンの《皇帝》第2・第3楽章とともに、積み重ねてきたものが新しい力へ変わる瞬間を味わってみましょう。

《皇帝》は、ベートーヴェンが完成させた最後のピアノ協奏曲です。華やかで堂々とした第1楽章に続く第2楽章では、空気が一変します。オーケストラが静かに差し出す穏やかな旋律。その上を、ピアノが祈るように、そして遠くの景色を見つめるように歌っていきます。ここで聴こえてくるのは、力を誇示する「皇帝」の姿ではありません。長い時間を重ねたからこそたどり着ける、静かな気高さです。

そして第2楽章の終わり、ピアノが次の主題をそっと探るように奏で始めます。音楽はそこで立ち止まりません。静かな予感は、休みなく第3楽章へつながり、明るく躍動するロンドの主題が一気に駆け出します。

深く静かな第2楽章と、生命力に満ちた第3楽章。開運クラシック♪の視点で聴くと、第2楽章は、時間を重ねて力を蓄える「土」。第3楽章は、その積み重ねが磨かれ、輝きとなって動き出す「金」のようにも感じられます。静けさは、動き出す前の大切な準備。土台が整ったとき、力は無理なく、晴れやかに外の世界へ解き放たれていくのです。

🌟 星と相生の説明

六白金星は、「天」「高み」「品格」「責任」「決断」を象徴する星です。

目標へ向かって進む力や、物事を大きな視点から見渡す力を持つ一方で、「きちんとしなければ」と肩に力が入りやすいところもあります。

今日の流れは、土→金の相生。大地の中で時間をかけて育まれたものが、やがて磨かれた金となって輝き始める流れです。これまで続けてきたことや、丁寧に育ててきた思いが、目に見える価値や自信へ変わっていく日でもあります。

DAY100という節目に必要なのは、大きく自分を飾ることではなく、積み重ねてきた時間を信じること。静かな土台があるからこそ、その人らしい品格や輝きが自然に現れてきます。

👂 今日の聴きどころ

まず第2楽章では、オーケストラがつくる広い静けさと、その中から浮かび上がるピアノに耳を澄ませてみましょう。特に味わいたいのは、第2楽章から第3楽章へ移る瞬間です。曲間で止めず、そのまま続けて聴いてみてください。静かに姿を見せた主題が、突然光を浴びたように躍動し始めます。第3楽章では、ピアノとオーケストラが呼び交わしながら前へ進む、晴れやかなリズムを楽しみましょう。

今日の演奏は、1975年3月、ロンドンのキングスウェイ・ホールで録音されたもの。当時88歳、翌年に引退を表明することになるルービンシュタイン最晩年の記録です。持ち前の輝かしい音色と逞しいタッチに、円熟した穏やかな表情を加えながら、一音一音を強く押し出すのではなく、旋律の内側から自然に歌を立ち上げていく——70余年にも及ぶキャリアの末にたどり着いた、巨匠の芸術がここにあります。55歳年下のバレンボイムの指揮も堂々としており、若きタクトが老いてなお盛んな巨匠を大きな呼吸で支えています。この演奏を評論家の宇野功芳氏は「他のディスクは全く不要と思わせる皇帝中の皇帝」と絶賛しました。

二つの楽章を合わせて約20分半。振り返る静けさと、未来へ向かう躍動。その鮮やかな対照が、DAY100を一つの物語として包んでくれます。

《皇帝》は名曲中の名曲だけに、名演と呼ばれる録音は数えきれないほど存在します。それでも私自身、この演奏を超えるものにはまだ出会えていません。実はこの録音、私が生まれる前年に刻まれたもの。それでも音質はまったく古さを感じさせず、まるで今この瞬間に奏でられているかのような瑞々しさがあります。時を超えて届き続ける音楽の力を、この一枚はあらためて教えてくれます。

💡 今日のひとこと

「凛と遠くを見晴らすとは、遠くへ急ぐことではなく、積み重ねた高さから、静かに視線を上げること。」

🌿 おすすめアクション

第2楽章では、ここまで続けてきたことを一つ思い出してみましょう。

第3楽章が始まったら、その積み重ねをこれからどう生かしたいか、小さな一歩を一つ決めてみてください。

積み重ねてきた日々は、遠くを見るための高さになり、次へ進むための力になります。

DAY100の今日は、静かな気高さと晴れやかな躍動を胸に、凛と、次の景色へ歩み出していきましょう♪

音とともに、やわらかく。
聴いた感想や気づき、ぜひコメントで教えてください🎵

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