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スピーキング苦手がR,L集中してIELTS OA6.5取った話

前回の記事 英語学習についてで僕のドイツ大学院正規留学を志すに至るまでの過程をお話ししました。
英語学習について①|Koko

今回は、ドイツ留学を志して(2024年3月)から現在(2026年8月)に至るまでに僕が正規留学のためにしてきた英語学習についてお話します。


まずは情報収集

はじめに読んだのが以下の”大学院留学のすべて”でした。

この本では留学先の国の選び方や特徴、必要な書類、書類の書き方(推薦状、モチベーションレター、CV)、英語スコア別の準備期間など必要な情報が網羅されていました。
これ読んでおけば間違いないです。
高額な留学エージェント(何十万もする)に書かれている内容が3000円で買えるなら安いです。
実際に留学エージェントを使った友達が言っていた内容が全部載っていたのでさすがだなと思いました。

コース調べ

僕の場合、費用的に国はドイツに決まっていたのである程度絞れていました。
また、学部が材料工学科なので出願できるコースはMaterial Science, Chemistry, Nano technologyあたりで考えていました。
あとで僕が調べたコースのリンクを貼っておきます。
"Msc Material Science(コース名) in Germany"などとググるといろいろと出てきます。
そのサイトに載っているIELTSスコア、学費、出願時期などをNotionの表にまとめていました。
学費が高いのは論外で除いています(ミュンヘン工科大学など)。

出願予定コースの一部

IELTS勉強開始

コースを調べてだいたいの必要なスコアがわかったらあとは勉強するのみ!
IELTSで7.0が必要な所もありましたが、だいたい6.5取れていれば問題なかったので6.5を目標にしました。
僕はリーディングとリスニングで高めに取ってスピーキングをカバーしようという戦略を取ろうと考えました(目標のoverall 6.5は4技能のスコア合計を4で割った点数で決まるため)。あと、ライティングはそこそこ取れればよい。
各スコア的にはR 8.0, L 7.0, W 6.5, S 5.5を目標にしました。
おそらく、僕のようなある程度受験英語に慣れた日本人からするとこの戦略で間違いないです。
スピーキングの流暢さはそんなに短期間で伸びるものではないと思っています。

ライティング対策

最初に僕が手を付けたのはライティング対策でした。
なぜなら、これまで共通テスト対策でリーディングとリスニングは触れてきたものの、要領悪すぎてライティング対策までやったことがなかったからです。
最初に購入したのがこの黄色い本です。

この本の良いところは、ライティングの採点に不可欠な要素(例えば口語的な言い回しは避ける)、重要表現、7.0などのモデルエッセイが網羅されており、一通り読むだけで不安だったライティングに対する恐怖がなくなりました(恐怖って未知のものからやってきますから)。

僕が特に参考になったのはモデルエッセイです。
ライティング、6.5を確実に取れる実力をつけたのですが、方法は脳筋です。

Anki に入れたモデルエッセイ(Task1)

自分が覚えたい(band8.0などの)モデルエッセイを見つけたら、上の画像のように、Ankiのカードの表に日本語、裏に英語をコピペしてひたすらタイピングするというもの。これをTask1, Task2について行います。
いきなり全部はむりなので、部分ごとに完璧にするのを繰り返す感じです。
タイピングは声に出しながらやると口でも覚えるので効果的です(スピーキング対策にもなる)。

例えば、Task2だと、「It is argued that…,」みたいにライティングの展開の仕方って決まってるのでモデルエッセイ一つでも完全に覚えるとマジで後が楽になります。
しかも、コンピューター試験用にタイピング速度も上がるので一石二鳥。

リーディング、リスニング対策

次に我々日本人が比較的触れてきたであろうこの2科目。
序盤にした間違いを書いておきます。
まず、必ず紙の過去問を使ったほうがいいです

理由は過去問では解説が詳しく、リーディングならペンで語彙や文構造を書き込んで精読もできるからです。
リスニングならスクリプトが書いてあるのでスクリプト中で聞こえなかった部分にマーカー引いて自分の弱点の特徴を掴むこともできます。

過去問は紙でテストはコンピューターだろ という意見がありますが、過去問では下線引いて、コンピューターではドラッグでマーカー引くだけの違いです。
リスニングはディクテーション問題は結局メモ取るので、紙でやっても問題ないです。
どちらかというと、形式よりもまずは実力をつけることを重視したほうがいいと思います

最初、僕はコンピューター試験形式でやらないといけないと思って以下のサイトのオンライン問題を解きまくっていました。


しかし、今振り返ると問題を解くだけで復習がおろそかになっていました。
そのせいで初回と2回目の本番ではどちらも上手くいって6.5となり6.0あたりでブレブレでした。
紙の過去問に切り替えてから、後々述べますがR,Lでそれぞれ7.5を取れました。
精読、精聴の段階を絶対にスキップしてはいけません

受験結果の推移

初めてIELTSを受験したのが2025年4月6日でした。
3月からライティング対策の本(黄色いやつ)を読んでいたのと、オンライン問題を数回分解いていたので初回にしてはいい出来だったのではと思います。

初回受験時

大学の中間テストの勉強もあり、受験は約半年経って9月7日に2回目の受験。
手応えは悪くなかったのですが、R,Lはやはり実力がなかったのだと思います。前回と変わってません。
しかし、ライティングではモデルエッセイのタイピング暗記を始めてから6.5に上がりました。
ほかのブロガーさんの記事を見ていてライティングは6.0からなかなか上がらない人が多いみたいなので、結構上手くいってる方だと思います。

2回目の受験

2回目の受験が終わり、overall 6.5に届いていないことに焦り始めて来ました。正直、土日はほとんど5時間くらい勉強に費やしましたし平日も最低2時間はやりました。努力はしていました。それでそのスコアだったのでこれから伸びないんじゃないかという不安から来る焦りでした。
本当は一ヶ月くらい空けたほうがいいのに、3回目はなんと2週間後に受けるというせっかち発動。

3回目の受験

R,Lはまさか初回から何も変わらず、スピーキングは下がる始末(ライティングで6.5安定したのは褒めてやりたい)。
ふざけんなよと発狂です。
何がダメなんだろうと一度考え直すことにしました。

そんな時、たまたま筋トレで会う友達(筋トレニキ)がTOEFL対策をしていて、相談に乗ってくれました。

まず言われたのが、「当たり前のことだけど英単語暗記やってる?」


実は、「英単語なんてその都度わからないのがあったら多少見とけばいいや」
とやっていませんでした。
もしかしたらこれが致命的だったのだと思い、英単語を初心に戻ってやり始めました(休憩時間、Kindleで買っていたのでトイレの中でもやりました)。

これ、マジでちゃんと出てくるのでバカにできないです。

次に言われたのが、

『復習の質が悪いのかもね』と彼は以下の事(方法論)を僕のNotionにタイピングし始めました。
____________________________________________________

方法論


- 制限時間内に解く

- 時間無制限で解く

- 精読(一文)…紙媒体に

    - 文構造←SVOを振る

    - 問題特有の回答方法←問題慣れ&メモする

    - 単語と音声の不一致←スクリプトを見る

- 精読(全文)

    - R ゆっくり時間をかけて精読(各段落の流れ、論理展開)

        - →RTA(**意味を理解しながら**出来るだけ早く読む)…毎日読む

    - L、スクリプト見ながら音声を聞く

        - →スクリプト見ないで音声だけを聞いて、意味を理解する

            - 暇な時間に、音声だけを聞いて復習(わからなかったらスクリプト見る)

心構え

- 100%血肉にできずとも、99%はできるように。

- 間違えは、伸びしろ、むしろ迎合するように。

- 自分の現時点での価値を、テストの点数に直結しない←人は成長するから、なれるから。(adaptality)

____________________________________________________

これを見て僕はハッとしました。
現時点での価値を、テストの点数に直結しない←人は成長するから
オンライン問題の結果に一喜一憂して数こなして自己満足に陥っていました。
僕はそれ以来、上記の方法論に従って復習の質を上げていきました。
正直、一つの文章だけで語彙調べたり文構造分析したり言い換えなど分析したりで3時間くらいかかることもありましたが、前に進んでいる感覚はありました。
これまでわからない語彙などもあやふやにしてきたんだなぁと反省ばかりでした。

Readingの復習(語彙はめんどくさがらずしっかり調べ、文構造を完全に理解する)
Listeningの復習

リスニングでは復習として、まずはスクリプト見ないで音声を聴き、曖昧な所を黄色マーカー引いて分析してました。

一番大事なこと

模試の後の復習の質を上げてからが一番大事です。
リーディングなら、一度文構造解析した文章を毎日一つでもいいから黙読する。
リスニングなら一日必ず一つ、音声を聴き直す。さらに、音声ダウンロードしておいたものをスマホのメディアプレイヤーで通勤通学時間に流し聴きする。
これを繰り返すことで、その文章や音声への語彙や文構造への理解度は完璧になりますし、それによって一つずつ自信ができてきます。


模試を解いた後の復習

リソースそのものに対する理解のほかに重要なのは、問題ごとになぜ間違えたのかとか気づいたことを自分なりに抑えておくことです。
僕はNotionにメモしていましたが、やはり自分の間違いにはある程度の傾向があるのだなと気づかされました。
その一部を以下の記事に書きました。


目標達成



焦らず着実に過去問2冊edition 19,20をやること2ヶ月、再度11月9日に4回目の受験をしました。


4回目の受験

見てください!
伸び悩んでいたR,Lが7.5に到達し、弱いスピーキングを補うことができたおかげで目標の6.5に到達しました!
正直、自分でもこんな早く結果出たことに驚きました。
これでドイツ大学院に出願できるっ!
マジで嬉しかったです。
僕のこの点数は筋トレニキがアドバイスしてくれなかったら無理でした。

マジで偶然に感謝です。

まとめ

結果的に4回の受験で10万円くらい使いましたが、目標スコア取れて正規留学への第一関門を突破しました。
大学院進学の英語試験の準備期間は3年生くらいからが望ましいと思います。
ただでさえ4年生だと卒論とかで忙しくて焦るので余裕欲しいです。
後々記事更新して勉強方法や出願の詳細を書こうと思います。

同じような境遇の方のお役に立てれば幸いです。

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