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「怒られたくない」が仕事の原動力になっているあなたへ

仕事をしっかりこなそうとするとき、何を意識していますか?

私は長い間、「怒られたくないから」という気持ちが一番大きかったように思っています。

上司から怒られたくない。
お客様からクレームを受けたくない。
ミスを指摘されたくない。

だから、できるだけミスを出さないように細心の注意を払っています。

本業の会社員のときだけではありません。
副業でライティングや翻訳の仕事をするときも同じです。
納品前には何度も見直しをして、
「ここは大丈夫だろうか」
「表現は間違っていないだろうか」
と確認を繰り返します。

そして、無事に納品が終わり、修正依頼もなく仕事が完了すると、ようやくホッとします。

しかし、この働き方はずっと気を張り続けているようで疲れます。

もちろん、怒られたい人なんていません。
何歳になっても、誰だって注意されたり叱られたりするのは気持ちのいいものではないでしょう。
だから「怒られたくない」という気持ち自体は、ごく自然なものだと思います。

ただ、それが仕事を頑張るための一番の理由になってしまうと、苦しくなってきます。
目に見えない何かに常におびえているような感じです。

人が怒られるのには理由があります。
指示されたことを守らなかったり、
仕事の質が求められる水準に達していなかったり、
報告や連絡を怠って相手に迷惑をかけてしまったり。

そう考えると、「怒られる」というのは結果であって、本来意識するべきものではありません。

本当に大切なのは、
相手が安心して仕事を任せられることだったり、
お客様に価値を届けることだったり、
一緒に働く人が困らないようにすることだったりするはずです。

つまり、仕事を丁寧にする理由は
「怒られないため」ではなく、「相手にとって良い仕事をするため」なのではないでしょうか?

言葉にすると当たり前なのですが、自分の中では大きな違いがあります。

「怒られないように仕事をする」と考えると、常に減点されないようにと気を張っています。
一方で、「相手の役に立つ仕事をしよう」と考えると、視線は自然と相手へ向きます。
同じように丁寧に仕事をしていても、気持ちは少し軽くなる気がします。

もちろん、すぐに考え方を変えられるわけではありません。
私の中には今でも、「怒られたくない」という気持ちがあります。
たぶん、この先も完全になくなることはないでしょう。

それでも、その気持ちだけを原動力にして働き続けるのではなく、「誰かの役に立つ仕事をしたい」という目的も持てるようになれば、もう少し肩の力を抜いて仕事ができるのではないかと思えてきます。

仕事に限らず、友人との付き合い方や家庭での役割も同じなのかもしれません。
「怒られないため」ではなく、「相手にとって良い結果につながること」を目的にする。

まだうまくできないこともありますが、最近はそんなことを意識しています。


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