noteにおいての文章力=他人軸で物事を考える
「noteが読まれない理由は文章力じゃなかった」
「文章力より大切なこと」
こういった記事を目にする機会は多いと思います。
文章を書くことに苦手意識がある人にとって、これらの言葉は救いのように聞こえるかもしれません。
しかし、あえてお伝えしたいことがあります。
やっぱり文章力は大切です。
文章力より〇〇が大事と主張する記事をよく注意して読んでみると、「文章力も大事ですが」あるいは「文章力だけで決まるわけじゃない」という前置きが書かれていたりします。
この意味は一定の文章力があることを前提としているって事です。
実は文章力が完全に不要だと書いている記事は、ほとんどありません。
要するに文章力はいらないではなく、一定以上の文章力を持っている人が、さらに上を目指すなら〇〇も大事という話でしかありません。
「文章力はいらないんだ」と自分に都合の良い部分だけを受け取って遠回りしてしまうのは、非常にもったいないことです。
だからこそ、今日から文章力を鍛えることと前向きに向き合ってみませんか?
現実は残酷。開いた差は一生埋まらない
文章力は「知識」ではなく「基礎体力」です。
運動、ボイトレ、あるいは話し方。
こういった一朝一夕では身につかない技術をイメージしてみてください。
これらは本を1冊読んだからといって、明日すぐに上達するものではありません。
毎日コツコツと鍛え続けることでしか身につかない基礎体力です。
基礎体力を鍛えるために必要な時間は、いつスタートしても変わりません。
だからこそ、どれだけ早く鍛え始めたかによって、周りとの間に差が生まれます。
もし、あなたと同時にnoteを始めた人が、今日から愚直に文章力を鍛え始めたとします。
一方であなたが「文章力より〇〇が大事」という言葉を信じて、1年間後回しにしたとしたらどうでしょう。
1年後、あなたが「やっぱり文章力も必要だ」と焦って鍛え始めた時には、すでに1年分先を行く相手に追いつくことは難しくなります。
相手がサボらない限り、その差は開き続けるだけです。
他人軸で文章力だけでなくサービスの質も変える
基礎が変われば、応用にも変化が出ます。
私の言う文章力とは、綺麗な敬語を使ったり文法ルールを守ったりすることではありません。
noteで文章力を鍛えるとは、自分の書いた言葉が相手にどう伝わるかを愚直に考え続けることです。
文章力を鍛え続けた1年間とは、そのまま徹底的に他人軸で物事を考え抜いた1年間と言い換えることができます。
自分の書きたいことではなく、読者がどう感じ、どこでつっかえ、どう言えばスッと届くか。不快に思う表現が含まれていないかを考え続ける。
これが基礎です。
この考え方を応用していけば、どうなるでしょうか。
読者の悩みに寄り添った、新しい企画を思いつくアイデア力
ユーザーが不満や違和感を抱くポイントを先回りして防止する観察力
1年間で身についた他人軸で考える力は、サービスやコンテンツを提供する上でも大きな力になります。
仮にアイデア力がそれほど伸びなかったとしても、取捨選択の正確さは飛躍的に伸びます。
要は、何が良いサービスで何が悪いサービスなのかを判断する力です。
これは、AIを活用する人間にとっても重要な力です。
いくらAIが色々なアイデアを出したところで、最終的に決めるのは人間だからです。
AIに与えられた選択肢をただ選んでいるだけの人間と、自分で考えて提供している人間では、判断の精度と速さに大きな差がついていきます。
基礎を笑う者は基礎に泣く。
これは、AIが便利になった時代でも変わらない真理です。
今日から始めればいい
文章力には正解も終わりもありません。
構成、前後のつながり、全体のリズム、伏線回収、そして表現力。
分解していけば奥が深く、どれだけ上達しても終わりはないはずです。
果てしないように思えるかもしれません。
けれど、鍛えていて損をすることは絶対にありません。
今からできることは、とてもシンプルです。
今日読む記事、今日書く自分の言葉に対して、「自分はどんな表現が好きで、どんな表現が苦手なのか」を少しだけ意識してみてください。
「この言い回し、心が動くな」
「この構成は、なんだか読みづらいな」
そんな自分の感覚に目を向けることから始めてみてください。
そして、自分が好きだなと思った表現を真似して書いてみる。
それだけで、あなたの1年後の未来は変わり始めます。
後回しにするのをやめて、今日から言葉と向き合ってみませんか?

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