バチカンと米国との溝が深まる
ローマ教皇は、人工知能のパイオニアとともに回勅を発表した
。マティアス・リュプ、ローマ2026年5月24日
教皇レオ14世による待望の初の回勅
「マグニフィカ・ヒューマニタス」(「偉大なる人類」)は、
これまでとは全く異なるものとなるだろう。
教皇自身が聖霊降臨祭の月曜日にバチカンのシノドスホールを訪れ、「政府宣言」を発表し、演説を行い、式典後には最後の祝福を与える。さらに、教皇庁の高官らが、
回勅の主要テーマである人工知能(AI)の可能性、そして何よりもそのリスクについて語る予定だ。
トランプ氏は
アントロピック社を「左翼的で意識高い系」企業と呼ぶ
そして最後に、レオが個人的に招待したとされる一般人、
クリストファー・オラー氏が発言
する。
彼は億万長者のAI起業家だ
。1993年にトロントで生まれたこのカナダ人は、2021年にサンフランシスコを拠点とするAI開発企業Anthropicの創設者の一人となった。
ナルド・トランプ大統領は、アントロピック社を「過激な左翼で、いわゆる『覚醒した』企業」と評したことがある。
2月末、国防総省は、
アントロピック社がAI機能を「自動化された」戦争や民間人の監視に利用することを拒否したため、同社を追放
した。さらに、ピート・ヘグセス国防長官は、アントロピック社をすべての政府機関にとってサプライチェーン上のリスクであると宣言し、
公共契約から除外した。
戦争におけるAIの役割の拡大
アントロピック社はこの禁止措置に対して訴訟を起こしており、現在係争中である。
オラー氏のような政府批判者が、初のアメリカ人教皇によるAI回勅の発表において重要な役割を果たしたという事実は、バチカンとホワイトハウス間の神学的・政治的な溝をさらに深める可能性が高い。
ここから先は
1,893字
顚どうの日本の未来作戦会議室
¥1,500 / 月
初月無料
このマガジンは、筆名「顚どう」が主宰する、日本の未来を静かに、そして大胆に構想する“作戦会議室”です。 政治、通貨、制度、教育、医療、科…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
