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hozukisouta
救いたい葛藤
息子の件があってまもなくの頃、私は困っている誰かを救いたい気持ちが強かった。
息子を救えなかったからだ。
世界中の"死にたい"と思う人を救って誰一人取りこぼさない。大げさだけど本気で考えていたのだ。
だけどそれがいかに難しい事なのかはすぐに理解出来た。
自分じゃ何もできないし誰の何の役にもたてない。
"死にたい"
と言う人がいたって何もできない。
何と声をかけていいのかもわからない。
私はとあるボランティアをしているなかで希死念慮のある青年と接することになった。
絶対に死なせたくない。
でも…何を言ってどうしたらいいのかわからない。心理的な専門知識もない。
この青年を救うために私が出来ること。
それを考えている時、私は遺族ではあるがそれとも違う思いだという事に気づく。
親でもカウンセラーでも先生でもない立ち位置。
そんな位置付けで彼を救う事が出来たらいいなと思う。
まだ始まったばかりではあるけど彼との関わりが私に何かをもたらすのかもしれない。
同時に遺族として(言わないつもりではいるが)何かを伝えられたらいいと思う。
