世界の宗教史を英語でたどる
本日発売:世界の宗教史を英語でたどる全10部・45章
本日、Amazon Kindleより新刊を発売しました。
A Detailed History of the World's Religions in English: All Ten Parts: Chapters 1-45, with Appendices A-C (English Edition)
Kosuke Onishi 著
世界の宗教の歴史を、先史時代から現代の「世俗化の時代」まで英語でたどる一冊です。
今回のComplete Editionは、全10部・全45章にAppendices A–Cを加えた合本版です。
「宗教とは何か」から始まる
本書は、いきなり特定の宗教の歴史から始めるのではありません。
最初に問うのは、
What is religion? — 宗教とは何か。
信仰なのか。
儀礼なのか。
神話なのか。
共同体なのか。
宗教を定義すること自体が、実はそれほど簡単ではありません。
そこから、人類が文字を持つ以前の世界へと進みます。
意図的な埋葬、洞窟壁画、Göbekli Tepe、Çatalhöyük、ヨーロッパの巨石文化――。
文字のない時代に残された遺跡から、人間が「死」「超越的存在」「祈り」「儀礼」をどのように考えていたのかを探ります。
メソポタミア、エジプト、そしてゾロアスターへ
文字史料が登場すると、宗教史は一気に具体的になります。
メソポタミアの神々と神殿経済、エジプトの神聖王権と死後の世界、アクエンアテンによる大胆な宗教改革。
さらにゾロアスターへ。
善と悪、終末、最後の審判といった思想が、後世の宗教世界にどのような影響を与えていったのか。
宗教は単独で存在するのではなく、文明、政治、戦争、哲学、倫理、社会制度と交差しながら発展してきました。
本書では、その長い流れを一つの世界史として追っています。
特定の宗教を擁護も攻撃もしない
本書の編集方針として特に重視したのが、中立性です。
This work neither defends nor attacks the truth of any religion.
どの宗教が「正しい」「間違っている」と判定することを目的にはしていません。
それぞれの宗教を、できる限りその信者自身が理解している姿に沿って説明し、研究者の見解が分かれている問題については、著者の好みで結論を決めるのではなく、議論が存在すること自体を示す方針を採っています。
宗教を信じている人にも、信じていない人にも読める「宗教の世界史」を目指しました。
全10部・45章+Appendices A–C
今回発売したComplete Editionでは、全10部を一冊にまとめています。
古代の宗教世界から、世界宗教の形成と拡大、宗教改革、近代化、そして現代社会における宗教と世俗化まで。
From the Neolithic Shrine to the Secular Age
という副題の通り、人類の非常に長い宗教史を一冊で見渡す構成です。
また、各章へ移動しやすいよう、Kindle版にはリンク付き目次を収録しています。
「大学の外でも、本格的な学問を」
本書は、Onishi Pressの Detailed Study series(英文詳説シリーズ) の一冊です。
このシリーズの基本的な考え方はシンプルです。
A serious education in the great subjects should not be locked behind the price of a university seat.
本格的な学問は、必ずしも大学の教室の中だけにある必要はない。
英語を読みながら、世界史、思想史、宗教史そのものも学べる本を作りたい――その考えから制作しています。
これまで同シリーズでは、西洋哲学、政治思想、戦争、科学、医学、経済学、国際関係、法律などを扱ってきました。
そして今回は、世界宗教史です。
本日、Amazon Kindleで発売
A Detailed History of the World's Religions in English: All Ten Parts: Chapters 1-45, with Appendices A-C (English Edition)
著者:Kosuke Onishi
全10部・45章+Appendices A–C。
宗教を単なる信仰の歴史としてではなく、人類そのものの歴史として読むための一冊です。
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