映画『バックルームズ』考察解説
どうも、皆さんこんにちは、icicleです。
今日(9月5日)、映画『バックルームズ』を観て参りました。
自分もそうだったんですが、色々な方がこの映画を、「難解」とおっしゃっています😱
そこで、自分なりに考察してみることにしました!
ネタバレ注意⚠️⚠️⚠️
まず、今作の始まり方として、「Async(エイシンク)」の一員が仲間と逸れてしまい、何かに襲われ、直接的な描写はないものの、死亡が示唆されます。
何かから逃げ回るシーンで視界に入る品々が重要になってきます。

セラピストである主要キャラクターである、メアリーの過去と現在が描かれています。

母親とメアリーで新居を建てた時と、家を撤去してる場面が比較するの様に写されています。
これはメアリーが過去と縁を切ろうとしている。という解釈ができますよね。
それに比べ、同じく今作の主要キャラクターであるクラークは、メアリーの元でセラピーを受けていますが、何か反発的であり、過去に起きた悪い事をすべて他の人、物、何か、のせいにするんです。
クラークは嫁に家を追い出された過去、建築家になれなかった過去を秘めていますが、それを未だに引きずってるのが分かります。
メアリーがクラークに"追い出された夜の再演"を試みるのですが、クラークは感情的になってしまいメアリー(嫁を演じている)に怒鳴ってしまいます。
ここで、よくわかるのが、
・メアリーは過去の記憶を断とうと努力している。
・クラークは過去にしがみつく・人のせいにする・感情的である。
であり、同じ悪い過去を持つ人間でありながら受け止め方が違っています。

そして、観た人なら分かるであろう事なんですが、オープニングのエイシンクの映像で見覚えがあるものが数多く家具屋に並んでるんです。
バックルームズは人間の記憶のコピー的なものである。とよく解説されていますよね。
では何故クラークがバックルームズに入る以前からクラークが営む家具屋の品々がコピーされていたのか?と、思うはずです。
それは、店全体で起こってる"異変"を意識すれば、なんとなく分かるかもしれません。

クラークの家具屋の"異変"は店全体の電気がおかしくなっている事。
つまり、バックルームズはクラーク個人をコピーするのではなく、家具屋全体をコピーしていた。と解釈できます。
クラークは初めてバックルームズに入った際、異様な興味を示し、かなり奥まで進みます。
普通の人間なら、到底意味のわからない所に自ずと突き進む訳ありません!
そこで異様な生き物?「何か」と遭遇しかけ、脱出するのですが、一度バックルームズに戻り内部にあった椅子を取ってまた脱出します。
この行動はハッキリ言いますと訳がわかりません笑
"クラークの異様なバックルームズへの興味"を演出したのでしょうが、なんかシュールで面白い😏

クラークが、店員2人を連れてバックルームズへ行くシーンを観てるとあまりにクラークの説明が不足しています。これはクラークが周りへあまり関心を持っていない事を示しているのでしょう。
その後、店員2人と逸れます。
しばらく後に1人の店員の声が聞こえ、声のする方へクラークは向かうのですが、あるのは壁だけ。しかし、あちらからはクラークが見えている。というシーンがありましたよね。
あれは、クラークがメアリーに言われてた、
人間関係に壁をつくってる。という台詞にとてもマッチします。バックルームズはその感情をコピーしたんでしょう。
バックルームズは"クラーク"をコピーしている事がよく分かる描写ですよね。

そしてクラークは、本来意味を持たないはずのバックルームズに意味を見出します。
ここは自分の居場所だ。とも豪語しています。
本来意味を持たないバックルームズ内に存在だけしている者を食べたり、死んだ店員の頭部を冷蔵庫に入れたり、存在者を操ろうとしています。
存在者は、映像に少し映る様な人たちがコピーされた様な見た目をしていますよね。

ここで、クラークはメアリーに、「自分は間違っちゃいない。」と認めてほしいという事も明かされます。
その時に!
クラークは近くの赤毛の女性から頭皮を切り取り、メアリーに被せ演技をさせます。
その赤毛の女性…嫁じゃないですか??

それを決定づける確実な証拠があります。
バックルームズは"クラーク"をコピーしています。なので、パイレーツクラークは、クラークの「怒り・憎悪」である。とわかりますよね!?

他の存在者はそこまで凶暴でないのに対し、あまりにも凶暴です。
そして、その女性の存在者は、パイレーツクラークが現れる時、怯えて部屋の角に逃げる様に隠れています。

これはクラークの凶暴性に恐れる嫁として受け取ってもいいでしょう。
それに、クラークが店員の頭部を冷蔵庫に入れているのは、生き返らせる為では?と思います。
自分が見出した意味を持つバックルームズならば、死者を甦らせると思ったのではないでしょうか…
メアリーの喝が入り、クラークは今の自分から変わらなくて良いんだ。と悟ります。
そこに現れたパイレーツクラークに、
「俺たちは変わらなくて良い」と言い状況を収束しようとします。
しかし、クラークは自分の「凶暴性」に殺害されてしまいます。

ここは、皮肉ですよね…🤨
そしてメアリーはなんとかパイレーツクラークから逃げ切りますが、エイシンクの一員にガスを誤噴射され、基地に連れて行かれます。
そこでエイシンクはバックルームズを研究している組織であることが明かされます。
メアリーは「自分は帰れるのか?」と何度も尋ねますが、エイシンクから欲しい言葉は帰ってきません。これは、結局、母からも、自分でも、バックルームズからも、エイシンクの基地からも、出られない束縛された自分がいる。という事をメアリーが痛感しているのではないでしょうか?

それは、今作で一番物議を醸しているラストシーンに繋がってると解釈できます。
メアリーの様な何かがエイシンクの基地の様な場所に1人閉じのめられている。

それは、まさに先ほど述べた、
束縛された自分。なんじゃないかな…と思います。
全体的に言葉足らずで申し訳ないです…🙏

そんなこんなで、考察要素や、社会風刺がこもった今作、『バックルームズ』は絶賛公開中です。
ここまで読んだ人は恐らく鑑賞済みの方でしょうが…😛
2回目観ても楽しめるんじゃないでしょうか?
ここで一喝、
I am a Fucking Architect!!!
Got I’m Just Stuck Selling Shit Furniture Because Someone
Won’t Get off her fucking ass and help me!!!!
✏️icicle1103
