【消失した巨大爆発】行き場を失った顔面と静かなる敗北
こんばんは、船長のrinrinです。
皆様、今日も一日の過酷な航海、本当にお疲れ様です。
荒れ狂う波を乗り越え、未知の島でお宝を探し出す日々。我々海賊の生活は、常に予期せぬ出来事の連続でございます。
激しい潮風に吹かれ、全身の筋肉が軋むような一日の終わりに、船長室のデスクに腰掛け、琥珀色に輝くウイスキーを傾ける瞬間。それはまさに至福の時間。
しかし本日は、そんな平穏な休息のひとときを突如として襲う、ある恐ろしい「虚無」についてお話しさせてください。
それは、皆様も一度は経験したことがあるであろう、巨大なくしゃみが来るかと思いきや、直前で消滅するあの怪奇現象についてです。
巨大な嵐の予兆、顔面に集いし緊張

その時は、前触れもなく訪れます。
船長室の薄暗いランプの下、明日の航路を示す海図を眺めていたその瞬間。鼻の奥で、何かが蠢くような微かな気配。 それは徐々に熱を帯び、確実な「巨大なくしゃみ」という名の嵐の予兆へと変わっていきます。
「ハッ……ハッ……」
我々は、羅針盤が指し示す方向を確信するがごとく、その嵐の到来を確信します。
急いで右手に持っていたグラスを机に置き、自然と目は細められ、鼻はムズムズと痙攣を始め、顔全体の筋肉がくしゃみという爆発に向けて一斉に緊張を強めるのです。 「来る……間違いなく巨大なやつが来る……!」
私は、襲い来る嵐に備えて目を閉じ、椅子の肘掛けを固く握りしめ、全身でその爆発の瞬間を身構えました。
これぞ、海賊が新たな海域へ突入する直前の、あの緊張感にも似た、静かなる興奮の瞬間でございます。
羅針盤が狂った瞬間、突然の静寂と虚脱

「ハッ……ハ……アッ……」
カウントダウンは最終局面。 鼻の奥の熱は頂点に達し、口は大きく開かれ、あとは爆発を待つのみ……!
その時でございます。
まるで、嵐の目が突然消滅したかのように。 あるいは、満ち潮が突如として引き潮に変わったかのように。
「…………スッ」
鼻の奥で煮え繰り返っていた熱は、何の音も立てずに一瞬にして霧散しました。 爆発を迎えるはずだった開かれた口、痙攣していた鼻、細められていた目。 それらすべての緊張が、行き場を失い、行き場のない顔面のまま、空中に取り残されたのです。
羅針盤が狂ったように、己の感覚が完全に迷子になる瞬間。 あれほど確実だと思われた嵐は、幻のように消え失せ、残されたのは「あれ? くしゃみは?」という、とてつもない拍子抜けと虚脱感のみでございました。
行き場を失ったエネルギー、海賊旗はためく虚無

そっと目を開けた時、夜の窓ガラスに映る己の顔は、くしゃみをする直前の、何とも間抜けで、空虚な表情をしておりました。
出しかけたエネルギーは、どこへ消えたのでしょうか。 爆発という目的を失った私の顔面と感情は、まさに、嵐が過ぎ去った後の、凪の海のように静まり返っておりました。
そこにあるのは、何の達成感もなく、何の感情の動きもない、ただひたすらに空っぽな「虚無の空間」。
「……………。」
私は、深くため息をつき、行き場のないエネルギーを鎮めるように、再びグラスを手に取りました。
荒波を乗り越え、巨大な魔物を退ける海賊船長が、なぜこうも簡単に、たかがくしゃみの幻影に翻弄され、己の感情をコントロールできなくなるのでしょうか。
皆様の拠点では、今日、どのようなくしゃみの航海がありましたか? 完璧な爆発を果たせたでしょうか。それとも、私のように、虚無の海を漂うことになったのでしょうか。
それでは、明日も皆様にとっていい航海でありますように。....乾杯!🥃✨
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