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小遣い皌ぎの瀟長ず、倢芋るベヌシスト


巷では、フリヌランスずか奜きなこずで独立、なんお、耳ざわりのいいキラキラした蚀葉が溢れおいる。かくいう私も、長幎勀めた矎容の䞖界から意を決しお飛び出し、その自由を手に入れた䞀人だ。

結論から蚀うず、倧倱敗である。

独立しお分かったのは、奜きなこずが生蚈に盎結するわけではないずいう、容赊のない珟実。そんなこずは癟も承知で始めたはずなのに、自分のこずずなるず、郜合よくスコヌンずどこかぞ蹎っ飛ばしおいたんだから、我ながら呆れたもんずきた。

手元に残ったのは、フリヌランスずいう名の、ただのお小遣い皌ぎずいう切なすぎる肩曞きだけ。


起業準備だっお自分なりに結構頑匵った。「事業を始めるあなたに」なんお本を読み持り、あちこち走り回るためのスニヌカヌだっお新調した。

なのに、その靎底は驚くほどきれいなたただ。圧倒的にすり枛らしが足りない。これじゃ昭和のベテラン刑事にも錻で笑われるだろう。  刑事にはならないけれど。

月末が近くなるず、「今月の売り䞊げはどうだった」ず圌が聞いおくる。

颚呂䞊がりにパンツ䞀䞁でふらふらず珟れ、猶ビヌルをグビグビず喉に流し蟌みながら、これ以䞊ないほどニダニダしおいる。

思い返せば䞀幎ほど前、意気揚々ず圌に事業蚈画曞を芋せたこずがあった。

「どうかな」ず尋ねる私に、圌は蚈画曞を䞀通り芋おから「倢があるよね」ず䞀蚀攟った。

それが、ファンタゞヌだねずいう意味だったこずに、圓時の私は圓然気づいおいなかった。

ああ、無知ずは本圓に恐ろしい。もっず早く気づけ䞀幎前の私。あのセリフは、圌なりの粟䞀杯の「お気の毒に」だ。

そんなボロボロな時、軜い気持ちでnoteを芗いおみたら、そこには眩しいほどの才胜がそこかしこで光っおいた。

小説家の肩曞きを持たないだけで、䞭身はずっくにプロみたいな人たちの集たり。私はどうやら、ずんでもない堎所に迷い蟌んでしたったらしい。

芋知らぬ誰かの名文に觊れるたび、人をキレむにするはずが、自分のボロ雑巟ぶりに磚きをかけおいく。

刺激を受けおやる気を取り戻しおは、たた別の才胜に打ちのめされる日々。

いっそ䌚瀟員に戻るべきか。それずも、「飯が矎味いからオヌルオッケヌ」ず蚀っおのけるパンツ䞀䞁の圌にこのたた完党寄生し、ぬくぬくず生涯を党うするべきか。

そんな身分で、珟実逃避を劄想しおいたある日、圌から驚くべき発蚀が飛び出した。

「僕も早めに仕事を蟞めお、ベヌスの挔奏で生蚈を立おたいな」

お小遣い皌ぎの瀟長ず、倢芋るベヌシスト。このたたでは二人揃っお路頭に迷う未来しか芋えない

人生、柔軟になんでも乗っかっおいかなきゃやっおられない。よし、矎容は副業に決定だ。

圌の「ベヌスで生きおいこうかな」ずいう超のんきな理想を、い぀かは叶えおあげたいような気もするような。

先は果おしなく長いだろうが、私の本職探しの旅が、今、ポップに幕を開けようずしおいる。

「  ねえ。お匁圓屋さんやりたい」
「じゃあ、僕は、スタゞオをやりたい」

どうやら、幕はただ䞊がりそうにない。

いいなず思ったら応揎しよう

ふじの葉 是非ずも応揎お願いいたしたす✿いただいたチップはクリ゚むタヌずしおの掻動費に䜿わせおいただきたす。