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21|見えているものを、もう一度つくる

ここまで、羊毛フェルトについて書いてきました。

ここでいったん、この一連の内容は一区切りにしようと思います。

素材のこと、仕組みのこと、形の作り方。
そして、私自身がどうしてこれを作っているのかも、お話ししました。

ここまで読んでくださった方は、
羊毛フェルトの見え方が、少し変わってきたかもしれません。

なんとなく始められる手芸でありながら、
形だけではなく、その奥に重ねていけるものがある。

そんなふうに感じてもらえていたら、嬉しいです。

羊毛フェルトは、作ろうと思えばすぐに始められるものです。
けれど、続けていくほどに、見えてくるものが変わっていきます。

私自身もいまだに、
「こんなふうに見えていなかった」と思うことばかりです。

だから、作ることは、
同時に「見ること」でもあるのだと思っています。

今回、はじめてのnoteということもあり、
1〜21回までを一つの流れとして書いてきました。

ここから先は、少しスタイルを変えていこうと思っています。

制作の途中で感じていることや、
観察の中で気づいたこと、
うまくいかなかったことも含めて、

そのまま残していきます。

完成した作品だけでは見えない、
形になるまでの過程や思考。

そういう部分を、これからは書いていきます。

また今回、深く触れきれなかった

色のことや、作り方のこと、
細かな技術や小さなコツなども、

必要に応じて、少しずつ補っていけたらと思っています。

まだ自分の中でもまとまりきっていない部分もありますが、
それも含めて、そのまま進んでいくつもりです。

そして講座としても、

「観察から作る生き物フェルトアート」

という形で、

ただ形を真似るのではなく、
どう見て、どう捉えるのか。

そこから作っていくための内容を、
少しずつ準備しています。

ここまで読んでくださったあなたが、
これからどんなものを作っていくのか。

それはきっと、人それぞれ違っていて、
同じものにはなりません。

でも、そのどれもが、
その人にしか作れないかたちになっていくはずです。

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