[備忘録 vol.013] アイオライト
ご覧いただき、ありがとうございます!!
宝石コレクターの(Melee)です✴️
今回、ご紹介する宝石ルースはアイオライトになります!
すみれの色に例えられ、多色性が楽しめることでも知られているアイオライト。
そんな、アイオライトの魅力について解説も交えながら紹介します✨
どうぞ、よろしくお願いいたします。

💎アイオライトについて
アイオライトの名前の由来は、ギリシャ語で紫やスミレの意味をもつ(ios/イオス)と石の意味をもつ(lithos/リトス)に由来しているそうです。
アイオライトは宝石名であり鉱物名では、コーディエライトと呼びます。
また、和名では(菫青石/きんせいせき)と呼びます。
鉱物名は、フランスの地質学者 (ルイ・コルディエ/P.L.A.Cordir)にちなんで名付けられたそうです。
また、アイオライトは古代バイキングたちに羅針盤として活用されたという興味深い逸話があります。
彼らは、アイオライトを薄くスライスし光の反射をコントロールする偏光フィルターとしたそうです。
なぜ、アイオライトが選ばれたかというとアイオライトを太陽にかざすと太陽がある方向で最も青く輝いたからだそうで、曇りの日であっても太陽の位置を知ることができたとか!
また、このような逸話から(海のサファイア)とよばれたり、川底から採取されたりすることから(ウォーターサファイア)と呼ばれたりもします。
※サファイアと名称がついていますが、サファイアではありません。サファイアをお探しの場合、間違わないようにご注意ください。
※上記のような名称を(フォルスネーム/フォールスネーム)とよび、通称のようなものです。
冒頭でも述べさせていただいた通り、アイオライトは多色性が特徴で、二色性石を意味する(ダイクロアイト)とも呼ばれます。
ですが、中には3色の色を楽しめるアイオライトも存在するようです。
また、コーディエライトにはカラーバリエーションがいくつかあります。
・ホワイトコーディエライト
無色透明なコーディエライトをこのように呼ばれ、透明度が高いほど品質が高いとされます。
・ゴールデンアイオライト
アイオライトの黄色はくすんでいたり、褐色よりな色になることが多いので珍しいアイオライトになります。
アイオライトは特有のブルーを生かすためにカットすることがほとんどだそうで、黄色をメインにカットされること自体が稀だそうです。
さらに、特殊な効果を持ったアイオライトも存在しています。
・アイオライトキャッツアイ
内部に針状のルチルがインクルージョン(内包物)として内包されることで、平行に並んだルチルがまるで、猫の目のようにみえる(キャッツアイ効果)が現れることがあります。
・ブラッドショットアイオライト
内部にレピドクロサイトなどがインクルージョンとして内包することで、赤みを帯びた輝きから(充血した)を意味するブラッドショットが名付けられました。
・アイオライトサンストーン
レピドクロサイトや鉄が粉状のインクルージョンとして内包されると、まるで夜空にきらめく星のようにきらめく神秘的なアイオライトです。
また、この2パターンはどちらも(アベンチュレッセンス)と呼ばれる効果によるもので、(アベンチュリンアイオライト)と呼ばれることもあるそうです。
💎出会いや思い出
アイオライトを購入したのは、ルースを集め始めて数ヶ月頃だったと記憶しています。
当初、アイオライトの名前は知らなかったのですが、ネットのとあるショップさんでリーズナブルなルースを買い漁っていたころに出会いました。
多色性や逸話など興味深いと感じたこともあり宝石の歴史や伝説も面白いよ!と教えてくれた1ピースでもあります。
多色性という性質からついつい、コロコロと角度をかえたりして、石を触りたくなってしまうルースです✴️
今回、解説で登場したホワイトコーディエライトやゴールデンアイオライトはまだ持っていないので、いつか迎えたいなと思っています。
また、2021年の日本の誕生石改定で、新しく3月の誕生石に追加されてもいて、誕生石としても注目ですね。
💎いろいろな角度から



💎鑑別について

※移転により鑑別機関の住所が変わっています。
日本宝石科学協会さんのソーティングによって天然であることが証明されています。
アイオライトは融点が低いため、加熱処理が施せないようで、未処理であることがほとんどのようです。
なので、人の手を加えていない自然な色と輝きにこだわりたい方にもおすすめですね!
💎終わりに
以上、アイオライトでした!!
多色性で様々な表情を見せるアイオライト。
お楽しみいただけましたでしょうか?
すみれをイメージさせる深くも鮮やかな青紫色が魅力的なアイオライトですが、いつかホワイトとゴールデンともご縁がありましたら、紹介したいと思います✴️
今後も、僕の宝石コレクションをもとに宝石や天然石について発信していきますので、よろしければ、スキやフォローをいただけると嬉しいです✴️
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
※アイオライトの記事を作成するにあたりまして、参考文献にさせて頂いたウェブページがありますので記載いたします。
※出典につきまして、サイト様に許可をいただき参考文献としています。
【参考・出典】
Aria. "バイキングの羅針盤?!スミレ色が美しい「アイオライト」の魅力と逸話を紹介." TOP STOneRY, TOP STONE, 2023年6月26日. URL: https://www.topstone.jp/topstonery/iolite, (参照日: 2026年9月3日).
