🇻🇪【選択的夫婦別姓】Snow Man、ドームツアー中!しかしラウールのルーツ、ベネズエラが心配…。解説。
注記
このnoteではベネズエラの情勢を解説しますが、
当国は大変複雑な状況に置かれているので、
私は本当に「ざっくり」説明します。
興味を持っていただき、
ニュースや他サイトもご参照ください。

アイドル・アーティスト、ラウールについて。
ルーツについて
皆さんの両親はどこで育ちましたか?
日本国内でしょうか。それとも国外?
私の母は、ある海辺の小さな街に住んでいました。
私はその街に行ったことがありません。
それでも母との会話からその街には不思議と愛着があり、
テレビに出ると見てしまったり、
出身の著名人は応援したりしています。
逆にもし災害や事件が起こったら、
自分の故郷のように心が痛むと思います。
親との親密さにもよりますが、
誰しも多かれ少なかれそういうところはあるのではないでしょうか。
先日、私はnoteで、
SnowManのラウールのルーツとして、
お父さんがベネズエラ出身であること。
そして国際結婚時の戸籍の複雑さを書きました。
報道の通り、
アメリカとベネズエラの関係がこじれています。
ラウールはベネズエラの公用語であるスペイン語が話せず、
ベネズエラにも行ったことがないそうなのですが、
心中穏やかではないのではないかと察します。


ベネズエラとは?夫婦別姓は!?
正式名称は、ベネズエラ・ボリバル共和国。
ベネズエラといえば、野球の助っ人外国人ですかね。
横浜DeNAベイスターズの監督も務めた、
ラミレス氏を始め、ペタジーニ氏やカブレラ氏など、
数々の名選手が日本に来ました。
あと、世界有数の産油国としても知られています。
現在の大統領はマドゥロ氏。
チャベス大統領から続くこいつがまた…。
経済政策は失敗するは、選挙不正疑惑はあるは、
課題が山積みです。
夫婦別姓については前のnoteでも書きましたが、
もうちょっと詳しく書きます。
まず、姓はパパ姓+ママ姓で構成されています。
例:María Pérez Gómez
ベネズエラは夫婦別姓が可能というか、
婚姻時の姓に法的な縛りがなく、
特に姓を同姓・別姓にするという発想自体がないようです。
Most Venezuelan names follow the Spanish naming convention. This is a personal name(s) followed by the father’s paternal family name and then the mother’s paternal family name, e.g. José Antonio DÍAZ LÓPEZ.
(中略)
A Venezuelan woman does not necessarily have to take her husband's name at marriage.
https://culturalatlas.sbs.com.au/venezuelan-culture/venezuelan-culture-naming
中には婚姻時、姓に
例:María Pérez Gómez de Rodríguez
のように「de 夫姓」をつける方もいるようですが、
ソースがWikipediaしかないので可能性に留めておきます。
南米最貧国のひとつ、ベネズエラ
ところが…昨今のベネズエラは、
安心して結婚できる状況じゃないんですよね…。
2021年9月に公表された最新のEncoviによると、ベネズエラにおいて1日あたり1.9ドル以下で生活している「国際貧困ラインを下回る生活を送る人」の割合は76.6%で、前年の67.7%から約9ポイント上昇しています(注2)。つまり、現在のベネズエラでは国民の4人に3人以上が極度の貧困状態に置かれていることになります。
https://www.worldvision.jp/children/report/20250326-456/index.html
これは、
・産油量が落ち込んでいること
・政策の失敗によるハイパーインフレ
・政府が反米となったことによる、アメリカの経済制裁
など、複合的な要因が考えられます。

今回のアメリカの領空閉鎖にも繋がるんですが、
ベネズエラのマドゥロ大統領は反米路線をとっています。
アメリカからの経済的独立、新自由主義の反対は、
前政権の時からスローガンとして掲げています。
とにかく現在のベネズエラは選挙から政策からめちゃくちゃなので、
反体制派のマチャド氏が2025年10月にノーベル平和賞をとったことは、
記憶に新しいですね。
(まあこの人も思うところあるのですが…割愛)
日本から地理的に遠いということもありニュースも少ないですが、
国際的にはそのくらい注目されている国なのです。
米、ベネズエラへの攻撃も示唆?
さて、トランプ大統領がベネズエラの領空閉鎖を
警告しました。
To all Airlines, Pilots, Drug Dealers, and Human Traffickers, please consider THE AIRSPACE ABOVE AND SURROUNDING VENEZUELA TO BE CLOSED IN ITS ENTIRETY. Thank you for your attention to this matter! PRESIDENT DONALD J. TRUMP
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) November 29, 2025
📝邦訳
すべての航空会社、パイロット、麻薬密売人、人身売買業者に、ベネズエラの上空および周辺の空域全体を完全に閉鎖されたものとみなしてください。この件へのご配慮に感謝します!ドナルド・J・トランプ大統領
なんで空を封じるの?
簡単にいうと、これから軍事展開に移る可能性があり、
周辺が危険になるから飛ばないでね、ってことです。
めっちゃ強めの圧をかけてますね。
トランプ米大統領は29日、「麻薬対策」の名目で圧力をかけてきたベネズエラについて、「上空とその周辺の空域は全て封鎖されるとみなされる」と警告した。トランプ氏はベネズエラ近海で大規模な軍事展開を進めてきたが、次の段階として、陸上攻撃に踏み切る可能性も示唆していた。
朝日新聞
https://www.asahi.com/sp/articles/ASTCY512VTCYUHBI01TM.html
「麻薬対策」が名目とされています。
確かにベネズエラを中継として
アメリカに密輸される麻薬(コカイン)は
大きな社会問題となっています。
他の目的としては、
・そもそも反米的なマドゥロ政権を倒したい
・背後の中国・ロシアとの繋がりが気に食わない
・最大の産油国のひとつであるベネズエラを安定させ、
原油供給を安定させたい
などの思惑が推測されます。
陸上攻撃に踏み切る可能性とは…
なかなか予断を許さないですね。

まとめ〜ラウールの親戚は?
・ベネズエラは石油が出るが本当に貧しい
・アメリカがベネズエラに攻撃するかも
・麻薬や反米的な政権、中露との繋がりが原因
心配なのがラウールのじいちゃんばあちゃん、
それに親戚の方々ですね…。
ラウールはお父さんの情報すらほとんどないので、
祖父母や親戚など当然分かりません。
しかし、ベネズエラ2,500万人強の人口のうち、
770万人が難民となり近くの国で住んでいる、
という話もあります。
そして、チリなどではベネズエラ難民による、
文化摩擦や体感治安の悪化で
『ベネズエラ人は国に帰れ』(Venezuelan go home)
と言われているとも。
(出典:Wedge Online )
ラウールの周りの人たちが、
安心して暮らせていればいいのですが…。
いずれにせよ、この状況が
ラウールのメンタルに影響を及ぼさないことはないはず。
トップアーティストというだけでも大変なのに。
産業的には日本との繋がりはやや薄いですが、
親しみのある野球選手やラウールの存在などから
他人事とは思えません。
夫婦別姓問題も平和と治安の安定が大前提です。
今後も注視していきましょう。
繰り返しますが、
本当に簡素な解説ですので、
遠い国のことと思わずにニュースなど追っていただけたら…。
たぶん関心を持たれていることは、
ラウールもラミレスさんたちも少し救われるかと。
おわり
追記 2026/01/04
マドゥロ大統領が
アメリカに捕まりました。
つむじが2つさんのベネズエラの記事を、
(勝手に)シェアさせていただきます。
え、これを書いたのが10/29…!?
どんな国際政治の観察力…!?

コメントも待ってます。
