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パパとつむの日々 #1 「パパってお馬鹿さんなんじゃろ」

突然の指摘


ある日の午後。いつものようにつむ(4歳)と遊んでいた時のこと。


突然、つむが可愛らしい顔を上げて、パパを真っすぐ見つめながら聞いてきた。


**「パパってお馬鹿さんなんじゃろ!」**


え。


「えっ、つむ。何で?」


パパが聞き返す暇もなく、つむはクスクスと笑い始めた。いや、違う。


**ゲラゲラと大きく笑い始めた。**


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## どこから得た情報


4歳児がこんなこと言う?


そして、なぜか的確。


思い返してみると……確かに、朝は靴下を片方しか見つからずに探してた。昨日は子どもの言うことを聞き間違えて、ちょっと空回りした。先週だって、つむが指摘するまでスマホを探してた(実は手に持ってた)。


なるほど。納得の指摘である。


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## 許せてしまう理由


普通なら、子どもに「バカ」と言われて腹が立つかもしれない。


でも、つむの場合は違った。


その後のゲラゲラという笑顔。可愛らしい声。パパを傷つけようなんて微塵も思わずに、ただ「気づいたこと」を言ってるだけ。そして自分の発見が面白くて、楽しくて、笑顔が止まらない。


**こういう所がバカなのか。** パパは思った。


真摯に子どもに学ぶことができない大人。自分の非を認めつつも、その純粋さに「参りました」と降参できない大人。


でも、つむのゲラゲラ笑いの前では、そんな大人らしさなんて吹き飛ぶ。


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## パパとしての気づき


つむは何も悪気なく、ただ素直に「パパってお馬鹿さん」と言った。


そしてパパは、その言葉に傷つくのではなく、笑顔で受け止めた。


もしかして、これが親子の形なのかもしれない。


子どもは親の不完全さを指摘し、親はそれを受け入れる。そして二人で一緒に笑う。


つむのゲラゲラ笑いは、パパにとって最高の言葉かもしれない。


「パパは確かにお馬鹿さんだけど、つむのことは愛してるよ」


パパはそう言いながら、つむを抱きしめた。


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**つづく**


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## このシリーズについて


父親である僕と、4歳の次女・つむのやり取りを通じて、親子の日々を綴ります。


子どもの純粋な視点と、大人の不完全さが交わる時、そこには何が生まれるのか。


そんなことを考えながら、毎日を過ごしています。


次話もお楽しみに。

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