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【料理】をしばらく休んで見えたこと 結婚8年目夫婦2人暮らし

しばらく【料理】を休んでいた。

11,12月と約2ヶ月くらい。

「およよ、パート主婦なのに?」と思われた方、そうですよね、分かりますよ、言いたいことは。
でもちょっと聞いてください。



30代、夫婦2人暮らし。結婚8年目。
夫は会社員、私はパート勤務。


特別その期間体調が悪かったとかそういうことではない。
でも強いていうなら、ちょっと疲れてしまった。

元々料理は得意ではなくて、そんなに手の込んだ料理を作っていたわけでもない。

豚肉と玉ねぎと何かその時ちょうど安かった野菜をゲストとして迎えて炒めるみたいな料理ばかり作っていた。

それも毎日三食手作りとかではなく、2日3日に一回程度、ドバッと大量に作ってそれを作り置きして何日かで食べていた。市販の冷凍食品やお惣菜も全然登場する。

それでも、日々のご飯をどうするか、かっこよく言えば献立、買い物、消費期限があるものは気にしながら、頭を使っていた。

実は【料理】にまつわる考え事って結構多い。いろんな角度のことを頭で組み立てていく。すごく頭を使う。

夫のことは愛している。(急に)
健康でいてほしいし、栄養バランスもとれた美味しいものを満足に食べて欲しい。

そうは思っているが、気持ちと努力と行動が連動しない。

あれだけ学生時代に培った根気強さみたいなものが年々弱まり、料理に対する好奇心、興味や挑戦しようみたいなものがあまり湧いてこない。

食べることは好きだけど、料理はなかなか。

なんとなく夫に申し訳ない気持ちがあった。

毎日外食、コンビニ弁当とはいかないので、やる必要があるからやってるだけで、やらなくていいものなら全然やらない。

大した努力もせず言い訳みたいになるが、人間向き不向きがあるので仕方ないとも思っている。


一方、夫は毎日仕事で多忙ながら、家事能力も高い。
料理は得意。ぱぱっと手際よく何品も作れる。

多才だね。何人かいたらいろんな分野で才能を開花させそうだよ。
ただ、彼は1人。とにかく時間がない。

今までも休日、体力と時間がある時に作ってくれていた。

でも日々の料理をする比率は、どうしてもパート勤務で時間のある私。



そして少し話は脱線するが、夫の仕事の帰りが深夜で遅いことが多いため、一緒に夜ご飯を食べないことが多い。


何年か前は、「もうすぐ帰ってくるかも」と空腹を我慢して、かつ作りたてを出したくて、時間を気にして料理をして待っていたりした。

ただやはり人間空腹は大敵だ。

思ってたより帰ってこなくて時間が過ぎていく。

「ここまで我慢したから待ってるか、いやでもな、」と葛藤し、ようやく帰宅したと思ったら、自分の不機嫌さに自分でもびっくり。
こんなに自分機嫌悪かったんだって。1人だったから気づかなかった。

はっきり何時に帰ってくるかも分からないのに、自分の空腹を我慢し続け、苦手な料理の作りたてにこだわったがために、いつまでも【料理中】が続き、家事が終わらずいつまでも休めないストレス。

笑顔で迎えたいのに、すっごく不機嫌な妻。
いくらご飯があっても、こんなんじゃ夫は不快だよな。だったら待ってなくていいよってなるよな。

・夫婦一緒に食べること
・作りたてを提供すること

ということにこだわり過ぎた結果、大事なことを見落としていたように思う。

もちろん、夫婦一緒に作りたてのご飯が食べられたら幸せだろう。
だけどそうしなきゃいけないわけじゃない。幸せの形は色々ある。


自分が生きてきて、限られた狭い世界を見てきた中で感じている先入観的なもの、「妻は夫のために料理をする」「妻は疲れていても家事をしなきゃいけない」「いい妻とは..」みたいなものに取り憑かれていたように思う。

それを幸せと思われる型に当てはめて、本末転倒...。

まずは自分の空腹を満たさなきゃ。
休みたいなら休まなきゃ。
作りたてにこだわらなくてもいいじゃん。
一緒に食べなくてもただ隣にいればいいじゃん。
お互い笑顔でいるのが一番じゃない?


仕事終わりでお疲れの夫は、不機嫌空腹料理苦手イライラ女に八つ当たりされ、不機嫌撒き散らされ、散々だっただろうな。それも一回じゃない。何回もある。怖いでしょ?

この場を借りて再度お詫び申し上げたい。


そんなことがあり、確実に早い時間帯に帰宅だねってことでない限り、私は先にご飯を食べます。躊躇せず食べます。すごくいいです。


夫婦とはいえ、生活スタイルは異なる。
共働きでもそうじゃなくても。

それぞれのタイミングで食べたり寝たりするのも大事だとすごく思う。


「夫の帰宅を起きて待ってる!」と基本思っているが、自分の翌日の仕事に響いても嫌だし、眠い時や体調が悪い時は普通に先に寝てる。

こう書くと当たり前っちゃ当たり前なんだけど、「凝り固まった夫婦像」みたいなものにとらわれると意外と自分の気持ちを抑えてしまいがち。

食べたいなら食べろ。寝たいなら寝ろ。

家族がどうであれ、自分の本当の気持ちを見失わないようにしたい。


とまあそんな感じで、紆余曲折ありながら、結婚生活やってまいりましたけどもね。はい。

話を戻しますね。最近料理を休んだ話に。

自分のペース、自分のやり方を試行錯誤しながら料理をしてきたけど、その時期は夫の忙しさもあり、料理にまつわることがしばらく"ワンオペ"状態になっていた。

で、ちょっと疲れてしまった。

自分でうまく機嫌を取れなかった。


忙しくて余裕がないのも分かる。仕事って大変。それに世帯を支えるって想像以上のストレスだと思う。

でも夫の食べることにまつわること全部こっちで考えて用意しなきゃいけないの?って。


私だって仕事でバリバリ働いて、家事やらなくていいならやりたくないよ、なんて。(実際は私が仕事バリバリはだいぶ難しいことだって分かってるのに)

仕事と天秤にかけるのは違うけど、家事も家事なりのじわじわくるストレスがある。

料理が好きな人なら思わないことかもしれないけど、料理が苦手な私からすると、ちょっと負担だった。

自分1人ならきっと冷凍食品とか惣菜とか適当なやつで済ませたり、もはや食べないでお菓子で済ませたりしてるんだと思う。

面倒さが勝って結構だらしなくて、栄養バランスボロボロだと思う。

そこを一応主婦のふりして、一丁前にスーパー行ったり、野菜切ったり、料理してるんだから偉いよな。

誰かの食べるものを考えて作って用意してってすごいことだよ。


そこで夫と話し合いをして、しばらく夫が【料理】を担当してくれることになった。

「料理は本当に何もしなくていいから、食料品の調達だけは任せた」

と言われ、私の生活からしばらく【料理】のタスクが消えた。


その期間大体2ヶ月ほど。


私が仕事終わりに食料品を買いに行くのは、今までと変わらず。

夫がまとめて料理をする休日の前に買っとくことを意識するくらい。

夫リクエストのものがあればそれを。
なければ何となく安かったり食べたいかなと思う野菜を適当にセレクト。何にするかは考えない。


少なくなってきた調味料も夫から「これ今度買ってきて」と頼まれるだけ。
自分で意識的にチェックしなくていい。

我が家の最新の在庫状況は夫の方が詳しい。


そして夫の休日、起きてすぐお昼頃、怒涛の料理、クッキングが始まる。

すごい集中力だ。頭で今家にある食材をどう順番に料理していくか組み立てていく。
ぱぱっと手際が良い。



私がその場にいる時は、その間に洗濯をしたり、【炊飯器で米を炊く】のみ参加したりする。

大量の作り置きができるのでそれに合わせて毎回5合炊く。毎回毎回炊いてられないから。

「今日は何合炊くか」とかも考えずにできるので、頭に負担が少ない。


あとはシェフ(夫)の指示があれば、野菜を洗ったり、冷蔵庫から調味料を出したりしまったり、冷凍肉を解凍のためにレンジにセットしたりはする。

基本指示待ちスタイルなので、あまり高度な頭脳は使わないので不思議とあまり疲れない。


こうして書くと、一応【料理】にちゃんと参加してない?とも思える。

・米を五合取り分ける
・米を研ぐ
・水量を合わせる
・炊飯器のスイッチを入れる
・炊けたご飯を皿に盛り付ける

・野菜を洗う
・肉を解凍する
・肉を鍋に入れる
・調味料を出す

・調味料を補充する
・食材を仕入れる

・食べ終わった皿の汚れを拭き取る
・皿を洗う
・シンクを綺麗にする
・排水口のネット交換する
・ゴミを捨てる
・皿を棚に片付ける

こう書くとこれも十分【料理】にまつわることじゃない?料理してんじゃんね。


料理って工程果てしないな。
休ませてもらってる工程を書き出してみる。

・献立を考える決める
・順序だてて作業する
・野菜を洗う切る
・炒める焼く煮る混ぜる
・味付け考える
・味見する調整する
・皿を選んで出す
・盛り付ける


実務ってより、「考えること」が疲れるのかもしれないな。
選択肢が多すぎるし、正解がわからないから。



そして不思議なことに、1人で手際悪く頭悩ませながらダラダラやってる料理とは異なり、日の当たるキッチンで2人でテキパキやってる料理は楽しいのだ。

美味しい香りも漂うし、テキパキ夫を見ていて気持ちがいい。楽しそうですらある。

あれ、料理楽しい?


そして2人で美味しいご飯を食べる。
見た目もオシャレに仕上げてくる。美味しい。


皿洗いは嫌いだけど、やる。

料理をしてもらってるというのがあるので、ここは家事タスク【掃除】の一環で。これは皿掃除や。

全部自分でやってる時よりは心持ちが違う。

寒い時期はお湯を出すと意外と気分がいい。あったかいって幸せ。


そして驚くほど大量の作り置きのため、ここから数日はチンをすれば食べられる仕様になっている。
幸せだ。

お腹が空いた時にチンすればあったかいご飯が食べられる幸せよ。どれにしようかは選ぶものの、「何作ろう?」がないので本当にストレスフリー。

おかげさまで、仕事前の朝も適当にパンかじって済ませてたけど、ちゃんと丼を食べるようになった。

腹持ちが良くなって、仕事中スタミナ切れで超絶不機嫌になることが少なくなった。



【料理】以外のことをちゃんとやった。

【料理】がなくなったので、【洗濯】も【掃除】も結構こだわってやれた。普段やらないとこもやったりした。


一言で言うと、すごく快適だった。

【料理】にまつわることから感じるストレスが地味にあったんだと実感した。

それから解放されたのは助かった。
気持ちにも余裕ができた。


家事の分担とかよく聞くけど、我が家的には「?」だった。

特に決めないで、やれる人がやればいいみたいなスタイルで、夫も割とやる方で完全にやらないわけでは全くなかったが、実質私の方が時間があるので私だった。

でも【料理】は夫、【洗濯】【掃除】は私、とある意味分担したことで、すごく良かったと実感した。

世の中で言う"家事の分担"ってこういうことか...。



家庭の形も様々でいろんな事情があるから、実際にはそんなうまくいかないかもしれないけど、家事を主婦だからって1人で抱えなくていいのか、と思えた。


料理を私がやったら3時間で1品、夫がやったら1時間で何品も、なら、得意な方が得意なことすればいいのか、とも思えた。


男だから女だから、と凝り固まった先入観に囚われず、その時々で柔軟に、自分たち夫婦だけのちょうどいい形をこれからも極めていきたい。



しばらく休んで、気づきと学びがあったので、時折私もご飯を作っています。


料理上手なシェフ(夫)にも休みは必要だ。


自分だけが作っていると陥りがちな、
「人が作ってくれたご飯がうまい」ってやつに夫もなったようだ。

ご飯ってありがたいよね。分かるよ。


夫ほどテキパキ作れないけど、夫が美味しそうに食べてくれると、嬉しいなって改めて。

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