うつ病からの再出発に「お金の安心」が必要だった理由
うつ病になり、仕事を休むことになっても、生活費は待ってくれません。
本当は休む必要がある。それでも、手元のお金が減っていけば、不安は大きくなります。
私にとって、うつ病からの再出発には、体調を整えることだけでなく、「お金に追われないこと」も必要でした。
今回は、傷病手当金が振り込まれるまでのこと、自己破産前に仕事を増やしたこと、督促が来なくなってから感じた変化について書きます。
制度の正しい使い方を説明する記事ではありません。あくまで、私自身に起きたことと、今も感じている不安の記録です。
傷病手当金が振り込まれるまでの3か月
傷病手当金が初めて振り込まれるまで、私の場合は3か月かかりました。
その3か月は、本当に極貧でした。
うつ病で仕事を休んでいるのに、お金の心配から離れられない。振り込まれるまで待つしかなくても、その間にも生活は続きます。
休職すれば、すぐにお金の不安から解放されるわけではありませんでした。
体を休める時間のはずなのに、頭の中にはお金のことがありました。私にとっては、この「入金を待つ時間」そのものが苦しいものでした。
自転車操業のなかで、さらに仕事を増やした
自己破産を依頼する前は、自転車操業の状態でした。
お金を回すため、私はメンズエステと、あるハンバーガー店でアルバイトを始めました。
うつ病で休む必要がある一方で、お金のためには働かなければならない。収入を増やそうとして仕事を増やしても、お金に追われる感覚はなくなりませんでした。
今振り返ると、あの頃は「どうすれば安心して休めるか」よりも、「次のお金をどう作るか」を考えていました。
ただ、これは働いたことを後悔している、という単純な話ではありません。そのときの私は、その方法で目の前をしのごうとしていました。
自己破産を依頼して、督促が来なくなった
私の場合、自己破産を依頼してから督促が来なくなりました。
すると、精神的に少し安定しました。
借金や督促に追われているときは、心が休まりませんでした。督促が来なくなったことで、ずっと続いていた「追われている感覚」が弱まりました。
自己破産までの経緯や手続きには、つらいこともありました。それでも私にとっては、督促が来なくなったことが、心を落ち着けるための大きな変化でした。
この経験から、お金の問題と心の状態は、私のなかで切り離せないものだったと感じています。
安心できても、不安が全部なくなったわけではない
現在、私は障害厚生年金3級を受給しています。
ただ、私の障害年金は2年更新です。次の更新がどうなるのか、不安があります。
今は受給できています。それでも、次の更新がどうなるかは分かりません。
一度安心できる状態になっても、その安心がずっと続くとは限らない。そんな怖さは、今も残っています。
現在、私は週4日働きながら、副業やnoteにも取り組んでいます。少しずつ収入の土台を作っていきたいと考えています。
私が望むのは、お金に追われない生活
私が送りたいのは、お金に追われない生活です。
たくさんのお金を持つことだけが目的ではありません。
督促を恐れず、体調が悪いときには休める。そんな状態を作りたいと思っています。
今はまだ、その途中です。
本業を続けながら、無理のない範囲で副業に取り組み、noteも収入源の一つに育てようとしています。
不安がなくなったから動けているのではありません。不安が残っているからこそ、一つだけに頼り切らず、生活の土台を少しずつ増やそうとしています。
再出発には、安心できる土台が必要だった
うつ病からの再出発というと、生活習慣を整えたり、少しずつ働けるようになったりすることを想像するかもしれません。
でも私の場合、その前に「お金に追われ続けないこと」が必要でした。
傷病手当金を待った3か月も、自転車操業のなかで仕事を増やした時期も、自己破産を依頼したあとの変化も、すべて今の自分につながっています。
障害年金の更新への不安もあり、安心できる生活が完成したわけではありません。
それでも、お金の不安と体調の問題を別々に考えず、両方を少しずつ整えていきたいと思っています。
もし今、お金に追われて休めない人がいたら、その苦しさを自分の弱さだけにしないでほしいです。
私もまだ、お金に追われない生活を目指している途中です。
