金融コラム002|ONDOサミットを振り返る編②「1兆ドル規模の資産をオンチェーン上へ:アセマネの視点」
クリプト業界と金融業界の融合が急速に進むいま、両者を切り分けて語ることはもはや難しくなっている。事実、クリプト業界は独立した新興分野というよりも、金融ビジネスの一部として位置づけられる段階に入りつつある。
そうした中、2026年2月に米ニューヨークで開催されたOndoSummit2026は、現在の金融とクリプトの交差点を象徴するイベントとなった。本シリーズでは、同サミットで交わされた議論を連載形式で整理していく。クリプト業界関係者はもちろん、金融ビジネスに携わる方々にとっても示唆の多い議論が展開されており、各テーマごとに順を追って取り上げていく予定だ。
第二回|Bringing Trillion Onchain: The Asset Manager Perspective(1兆ドル規模の資産をオンチェーン上へ:アセットマネージャーの視点)

OndoSummit2026の本パネルでは、「アセットマネージャーの視点から、1兆ドル規模の資産をオンチェーンへ移す」というテーマのもと、Fidelity、Franklin Templeton、WisdomTree、State Street の4社が議論に参加した。モデレーターはOndo FinanceのMathieu de Vergnes氏で、登壇各社は合計で12兆ドル超の運用資産(AUM)を抱えると紹介された。パネルは、各社の取組の現状から、2025年の進展、次の成長を生む条件、そして「1兆ドルがオンチェーン上に乗った世界」で資産運用体験がどう変わるかまでを、実務目線で掘り下げていった。
登壇者
Mathieu de Vergnes(Global Head of Institutional, Ondo Finance)
Cynthia Lo Bessette(Head of Digital Assets Management, Fidelity)
Sandy Kaul(Head of Innovation, Franklin Templeton)
Will Peck(Head of Digital Assets, WisdomTree)
Kim Hochfeld(Global Head of Digital and Cash, State Street Investment Management)
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