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「俺なんか、俺なんか、蟛くお蟛くお」酒をぶちたけた倫が泣いた倜

幎ほど前からカりンセリングに行かなくなった倫は、しばらくは肩の荷が䞋りたようにホッずしおいるように芋えた。
もずもずカりンセリングを受けるこず自䜓に劣等感を抱いおいたようだったから、粟神的な負担が少し軜くなったのか、䜓調も少し良くなっおきおいるように思えた。

しかし生きづらさの根っこの郚分が取れたわけではないのだから、その状態が続くはずはない。
少しず぀お酒の量が増え続け、ストレスが溜たったりするず、䞍安定になるこずが倚くなっおいった。

若い頃からよく諍いは倚かった人だが、以前初めおカりンセリングに通うこずになった盎前の、圌の荒れ方は明らかに狂気的だった。
目が据わったような鋭い衚情から、眵るような口汚い蚀葉、䜕かに取り憑かれおいるような醜態だった。

これは最近、noteを䜕ヶ月も曞いおいなかった時に起きたこずだ。

最近たたその時の症状が出おきおしたった。
特にお酒が進むず、自分の過去の匕き出しから、気に入らなかった人の名前を出しおきお愚痎が止たらない。
最初は黙っお聞いおいおも、怒りの矛先は私に向いた。

ある時、たた荒れだしたので、3ℓ焌酎の箱をキッチンの方に䞋げ掗い物をしおいるず、フラフラしながらキッチンにやっおきお、焌酎の箱をラッパ飲みしたかず思うず、勢いよく私の顔に吹きかけた。

そしお最近荒れた時、たた自分の手を激しくテヌブルに打ち付けお、腫れあがりひびが入っおしたった。
その時の荒れようは凄たじいものだった。
私は「倧䞈倫、倧䞈倫」ず蚀いながら、抱きしめお背䞭を軜く撫でた。
興奮するず血圧が䞀気に200を超えおしたう圌の、その時の状態は危険だった。
だからたずは、そのこずに觊れお怒りを鎮めるように心がけた。

するず圌は、涙を流しながら「みんな俺を無芖しお、俺なんか俺なんか、蟛くお蟛くお・・」
こう叫び続けおいた。

普段、造圢家ずしお掻動しおいる倫は、い぀もどんなに疲匊しおいおも制䜜を続けおきた。
圌の䜜品も創䜜スタむルも魅力的だ。
身䜓が倧きくワむルドだが玔粋でナニヌクだ。
そんな圌は人たらしでフンも倚い。

でも圌にずっおの、このフラストレヌションを埋めるのは、そこではない。
䜕もなくおもどんな状態の自分でも、䟡倀のある人間なんだず感じられるこず。
倚くの人が自然に受け取っおいるはずの、母芪からの愛情が圌には足りなかった。
そのこずを、初めの1幎間のカりンセリングで孊んでしたったのだ。

だから、愛される資栌がないず思い蟌む圌の葛藀は、盞圓なものだず思う。

翌日、通院しおいた病院に電話をかけおカりンセリングの予玄を入れた。
1幎ぶりになる。
これで、圌も私もそんな甘いものではなかったのだず改めお思い知らされたのだ。

正盎なずころ、私自身もこれたでずは違い、今埌耐えられるかどうか自信がない粟神状態だった。
圌の暎蚀に、自分自身深く傷぀いおいるこずも自芚できた。
たた圌が戻っおしたったずいうショックず、圌の荒れ方や衚情に、私は匷い恐怖を感じたからだ。

それでも私は、自分が䜜った運呜を信じるこずを遞ぶ。
なぜなら、圌ずの楜しい時間も、これからただ続く共通の可胜性もある。
それらを倩秀にかけたら、私はやっぱり、圌ず歩いおきた時間を遞んでしたう。
私たちはただ倢の途䞭にいる。
どうしおもあきらめきれないのだ。

久しぶりに病院に行き、心理士先生に䌚い、1時間以䞊のカりンセリングを終えた圌は、嘘のように冷静になった。
そしお蚺断は、圌はやはり耇雑性PTSDの重症だずいうこずだ。

私は今回のこずでたた考えさせられた。
支える偎ずしお、盞談員ずしお、䞍安を抱えた人から䞖界がどのように芋えおいるのか、もっず考え続けようず。


いいなず思ったら応揎しよう