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苦手なものを覚えているということ
この間、友達から聞いた話が、少し印象に残っています。
最初は、何気ない近況のやりとりをしていました。
そこから、友達の昔馴染みの人の話になったのです。
その中で出てきたのが、こんなエピソードでした。
「食べ物の中で、嫌いなものがすごく多い友達がいてね。食べられるものを覚えてしまった方が早いかもしれないくらい多いんだ。」
「でも、その子なりに工夫して、少しずつ食べられるものを今も増やしているみたい。」
「その子と長く付き合ってきたからかな。自分と関わる人の”苦手なもの”も、自然と覚えるようになったんだ。」
友達は、それが珍しいことに気づいたのは、だいぶ時間が経ってからのことだったそうです。
その話を聞きながら、私もその配慮に助けられてきたことを思い出しました。
私自身は、牛乳の食物アレルギーをはじめ、避けているものがいくつかあります。
ご飯に行く時も確認はしてくれるのですが、その前に自然と、「これ、苦手なやつだったよね?」
と覚えてくれていることが多いです。
そんな小さな積み重ねが、相手の安心につながっているのだろうなと思いました。
ただ、こういうことは意識していないと、なかなか覚えていられないものでもあります。
私も一時期はメモ機能を使って覚えようとしたことがありますが、気づけば続かなくなっていました。
苦手なものは、好きなものより話題に上がることが少ないからだと思います。
それでも、覚えてもらえていることは、「ちゃんと見てくれている」と感じられるから、とても嬉しいことなのだと思います。
もしかすると、好きなものを覚えてもらう以上に、安心につながることもあるのかもしれません。
私も補助ツールを使いながら、もう一度やってみようと思いました。
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