【AI漫画】エンマの部下のむちゃくちゃ強いアオ鬼さん ―砂漠のエビ―
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エンマの部下のむちゃくちゃ強いアオ鬼さん



















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AIで漫画を作るのが、思っていた以上にすごい。
特にGPTの進化と、画像生成まわりの精度向上はかなり大きい。原作となる文章があれば、1日程度で十数ページの漫画を形にすることもできる。
作業の流れとしては、まず文章ベースでネームを作る。
そのうえで、1ページずつ完成原稿に近い形へ仕上げていく。
何がすごいかというと、ここまでやってもキャラクターの破綻がかなり少ないことだ。
同じキャラクターを複数ページにわたって登場させても、ある程度の一貫性を保ってくれる。さらに、吹き出しや文字まで一括で出力されるのも大きい。
もちろん、完全に任せきりにできるわけではない。
ちょくちょく文字が崩れていたり、吹き出しの向きが合っていなかったり、読み順が怪しくなったりする。そういう部分を見つけて、こちらで微調整していく作業はまだ必要になる。
それはそうと、課題も見えてきた。
今回「アオ鬼さん」を題材にしたのは、短編ストーリーをベースにした物語で扱いやすかったことが大きい。
また、適度にアクションシーンがあり、調理シーンがあり、生物解説のような場面も挟まる。いろいろな種類のコマを試すには、ちょうどよい題材だった。
実際に作ってみて分かったのは、AIは背景が少しうるさくなりやすいということ。
細かく描き込んでくれるのはありがたいが、必要以上に装飾が増えて、主役の人物やセリフより背景が目立ってしまうことがある。
それから、アクションシーンは相変わらず難しい。
勢いや迫力は出せるが、体の動き、攻撃の流れ、前後関係をきちんと読ませるには、まだこちら側でかなり整理して指示する必要がある。
一方で、それ以外のコマ運びについては、思っていたほど気にならなかった。
会話、間、表情、食事シーン、説明シーンなどは、かなり漫画らしい形にできる。特に短編の流れを作るうえでは、十分に実用的だと感じた。
ただ、細かい整合性はまだ難しい。
ここまで読んでくれた人なら分かると思うが、エビフライの本数は本来4本だった。
ところが、コマによって本数が合っていない箇所がちょくちょくある。1本消えたり、逆に増えたりしている。
気づいてはいる。
気づいてはいるのだが、さすがにもう修正がきつくて、そのままになっている。
こういう細部の連続性は、漫画として読むと意外と目に入る。キャラクターの顔や服装だけでなく、皿の上の料理、小物の位置、手に持っているものまで、きちんとつながっていないと違和感になる。AI漫画を作るうえでは、このあたりが今後の課題だと思う。
そして最後に、現役の漫画家が化け物だということを強く感じた。
AIを使えば1日で十数ページ作れる、と書いた。
ただし、これはあらかじめシナリオがあり、休日を丸ごと使って作業した場合の話だ。
正直、かなりきつい。
週刊誌の漫画なら、1話あたりおおよそ16ページから20ページ前後はある。
それを、シナリオ作成、ネーム、作画、仕上げまで含めて数日単位で完成させている。
冷静に考えると、おそろしい。
現役の漫画家は、本当に化け物だと思う。
AIを使ってみたことで、漫画制作の入口はかなり広がった。
同時に、漫画を描き続けている人たちのすごさも、前よりずっと実感できた。
モチベーションが続けば、三葉虫編も続けてみようかと思う。
