新村さんの寄稿レポート(7/31)『2020年以降の商品市況を振り返りと銅価格』
1.はじめに
メンバーシップの皆さま、原油、コモディティ分野の超プロフェッショナルである新村さんが寄稿してくれました。
新村さんは、モーサテほか、各種メディアで引っ張りだこなので、お馴染みですね。原油とかコモディティ分野は非常に難しいのですが、新村さんに解説していただくと、凄く簡単に感じてしまいます。また、新村さんは、私にとっては兄貴分的な方でして、いろいろとお世話になっております。
株式運用においても、地政学的なリスクを考慮する時代環境に転じていますが、こうした中で、原油や希少金属などが持つ意味合いは、ますます大きくなっています。新村さんが寄稿者に加わってくれたことで、本メンバーシップもよりパワーアップしたと確信しております。
また、新村さんは「今後、農産品セクターの分析が非常に重要になる!」と指摘されており、noteにて農産品市場の分析を無料公開されています。新村さんの師匠が書かれているようなので、是非チェックしてみてください。下がリンクになります。
https://note.com/niimura

2.新村さんの寄稿レポート
コロナショックとウクライナ危機という2つの大規模な衝撃以降、多くの商品価格が上昇した。特に貴金属セクター、次いで非鉄金属セクターの上昇が顕著であった。以下のグラフは、主要商品価格と米コアCPI(季節調整済み指数)を2019年末を100として指数化したものである(本来なら世界CPIを用いるべきだが、ドル建て資産との整合性とデータの取得容易性から米コアCPIを採用している)。2020年以降、米国の物価は継続的に前年比プラスで推移し、5年弱で物価水準は約23%上昇した。商品価格が需給均衡を保っている限り、理論的にはこの物価上昇率と同等の水準で価格が上昇するはずである。
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