公務員を辞めて東京へ出た私が、なぜまた地方に戻ったのか。「その選択、間違ってないよ」と、自分に言えるようになるまでの話。
「せっかく安定した公務員を辞めて東京に出たのに、また地方に戻るの?もったいない」
そう言われることは、正直一度や二度ではありません。
たしかに私は、10年以上働いていた自治体職員の仕事を辞めて、東京のコンサルティング会社に転職しました。年収は1.5倍になり、周りからは「成功した」と言われるようになりました。
その決断に迷いはなかったし、都会のスピードや洗練された働き方の中で、自分自身を鍛え直したいという強い思いもありました。
でも、1年半が経った今。私は再び地方に戻ることを選んだんです。
これは「後戻り」じゃない。「統合」だった。
正直に言います。最初は自分でも驚きました。
「また地方?キャリア的にマイナスじゃない?」 「せっかく築いたポジションを手放すの?」
頭の中では、そんな声がぐるぐると回っていました。
でも心の奥では、確信に近い感覚がありました。 これは「後戻り」ではなく、「還る」ような感覚だったんです。
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