旅のきっかけ、そして長い長い1日の始まり(2025年8月、バルカン諸国①:北マケドニア)
2025年の夏、私はバルカン半島にいました。
バルカン半島とは、ヨーロッパの南東部に位置し、かつては「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれるほど紛争が絶えなかった場所です。
きっかけは、旅行パンフレットに載っていた1枚の写真でした。
写真には、素朴で可愛い教会が、湖をバックに写っています。教会のオレンジ色の屋根瓦が真っ青な湖に映え、世界にはまだこんなに美しい場所があるのかと思いました。そして、その景色をどうしても自分の目で見てみたくなったのです。
調べてみると、北マケドニアという国にあるオフリド湖と聖ヨハネ・カネヨ教会だと判明。夏の海外旅行先は、北マケドニアのあるバルカン半島に決定です。
参加したのは、北マケドニアに加え、コソボ、アルバニア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビアの全6か国を9泊6日でまわるバルカン半島ツアー。1日1か国、毎日国境越えの旅、始まりです。
1日目(前半)
今回利用したターキッシュエアラインは、21時45分に羽田空港を出発。トルコのイスタンブールで乗り換えて、7時55分に北マケドニアのスコピエ空港に到着します。
朝、現地に着くので、よく言えば丸一日観光ができて無駄がありません。ただ、長い時間移動した後、すぐに観光がスタートするので、体力勝負なところがあります。
羽田からイスタンブールまでは約13時間。とにかく眠ることに集中しました。集中して眠るというのは少しおかしな気もしますが、とにかく脳を休めて体力温存です。
4時50分にイスタンブール着。飛行機を乗り継いで、1時間半で北マケドニアのスコピエ空港に着きました。時間は予定通り朝の8時頃です。
途中で乗り換えがあると、時差やら乗り継ぎの待ち時間やらで、結局、日本を出発してから何時間経ったのかよくわからなくなります。何はともあれ、北マケドニアのスコピエから、1日目の観光スタートです。

空港を出ると、ツアー用のバスが待っていました。1時間程バスに乗り、スコピエの中心部に向かいます。
スコピエは北マケドニアの首都で、小ぢんまりとした素朴な街でした。マザー・テレサとアレクサンダー大王が有名です。2時間かけて、市内を観光しました。







マザー・テレサ記念館からぶらぶら歩いていくと、マケドニア広場に出ました。中央にアレクサンダー大王の銅像がそびえ立っています。
朝早いので、観光客はまばらでしたが、やたらと犬が徘徊していました。お世辞にも、あまり綺麗とは言えない犬たちです。野良犬かと思いましたが、全て飼い犬だそうで、確かに耳にタグがつけられていました。大型犬も多く、初めはちょっと怖い感じがしましたが、特に悪さはしません。ただただ、ウロウロと歩き回っていました。
また、スコピエ市内には、銅像がたくさんありました。アレクサンダー大王などの有名人の銅像だけでなく、特に誰ということもない人物や動物の銅像が乱立していました。
お陰で、私の中でのスコピエの印象は、けもの(主に放し飼いの犬)の匂いが漂う銅像だらけの街となりました。







広場や川沿い、市内を散策し、11時半ごろようやくランチタイムです。
バルカン半島最初の食事は、チキンや細長い肉団子、焼き鳥みたいなものが載っている肉プレート。トルコ料理の影響が強いそうです。








昼食後、12時過ぎにバスに戻り、北マケドニアからコソボへ。
コソボでは、プリシュティナという街に寄ってから、1日目のホテルがあるプリズレンに向かいます。

