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ワークショップで大切にしていること

前回の続きですが、アルコールインクアートに出会う数年前もアート教室に通おうと思い、体験を受けに行ったことがあります。

そこでの苦い体験が、その後開催していくワークショップで大切にしていくポイントになりました。

本格的に絵画を習うというより、手探りな状態の中で色んな教室を見てみよう。
その中からヒントを見つけたい。
そんな気持ちでした。

その時私が選んだ教室は、本格的に絵画を学ぶ人を対象とする教室でした。
初めてのアート体験だったので、自分のニーズと合致しているかと言うより、そもそも自分のニーズを正確に把握していない状態でした。

そこでは先生の指導に従わなければなりませんでした。

序盤は好きな色でお花を描いていましたが
背景の色塗りを始めたときに『その色は使わないでください』と言われました。
自分の作品なのに。

当時は寒色系が好きではなく、暖色系で描いたお花の背景も暖色で塗ろうとしていました。

先生が言うには、お花が暖色なので背景は寒色を使用するようにとの事でした。

体験だから指導を振り切って好きに描いても良かったかもしれませんが、当時の私は『ちゃんと』描きたい気持ちが強く、まずは指導に従って描いた結果を見てみようと思いました。

その結果。。。
この絵は家に置きたくない。と思いました。

当日持ち帰り不可のため、乾燥後に受け取りに行かなくてはなりませんが、その作品をどうしても自宅に置きたくなくて、見たくなくて…
結局、作品を取りに伺うことはありませんでした。(処分にお手数をおかけし申し訳なかったです。。)

その後アートをしたい気持ちになれず、数年間はアートと無縁の日々を過ごしました。

この体験から、ワークショップをするときは
必要な説明をした上で、参加者の方が自由に
『これをやってみたい!』という気持ちや方向性が生まれたらその芽を摘まずに、思いっきり自由に制作してもらうと決めました。

レッスンは、キレイに描ける方法を教える。
ワークショップは、描くだけでなく、そこから派生する発見を楽しんでもらう。
レッスンとワークショップの目的を、はっきり分けて考えています。

特にアルコールインクアートのワークショップは自己対話、他者とのコミュニケーション、社会活動の小さな実験等、描いて楽しいだけでなく、アート以外の気づきを得るツールとして最適だと考えています。

私だからできることで、人に届けられる大切な事。
ライフワークとして、ずっと続けていこうと決めています。

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