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【選挙ウォッチャー】 衆院選2024・京都2区レポート。

 10月15日告示、10月27日投票で、衆院選が行われました。
 通常であれば、有料のレポートにするところなのですが、今回は兵庫県知事選で尊師・立花孝志が大暴れしていて、選挙に何かしらの影響を与えることがわかった場合、同様の手法で、いろいろな選挙を荒らしてくる可能性があるため、選挙そのものに影響を与える可能性があるということで、このたび、無料のレポートとすることにしました。

前原 誠司 62 現 日本維新の会
佐野 英志 37 新 自民党
堀川 朗子 38 新 日本共産党
小松 広明 41 新 参政党
本田 裕典 32 新 無所属
弘田 哲雄 75 新 無所属

 通常であれば、それぞれの候補を1人ずつ丁寧に紹介し、その政策などもきちんとまとめるのですが、今回は無料レポートなので、いろいろと省くことにしました。主に本田裕典という男について、解説してまいります。


■ 前原誠司の落選活動をする男

 京都2区に突如として現れた本田裕典は、N国信者の男です。
 今年7月の東京都知事選では、尊師・立花孝志が展開した「ポスタービジネス」に参加し、最も立ちんぼが多いとされる大久保公園の前にホストとしてポスターを貼り、物議を醸しました。
 大久保公園で売春に手を染めている女性たちには、ホストクラブに通うために自分の身を売っているケースが少なくなく、何かしらのケアが必要とされている中で、本田裕典は「よりホストクラブに行きたくなる環境」を作り出していたからです。
 結局、炎上した末にすぐに撤去されることになったのですが、これだけでも「物の善悪の判断がつかない」という点で、いかにもN国信者らしい人間なのだということがわかると思います。

「令和の虎」で初めて社会に認知されるようになったYouTuberの本田裕典

 本田裕典とは、どのような人間なのか。
 実際に見てきた印象としては、その知性も含め、「コスプレをしていない次世代の煉獄コロアキ」です。煉獄コロアキは41歳ですが、いろんな意味で社会に適応することができていないと思うので、定職に就くようなことは期待できなそうな印象です。
 そんな本田裕典が少し話題になったのは、「令和の虎」という番組に出演した時でした。出演した際に放った「若者をイジメて楽しいか?」という言葉が話題となり、「令和の虎」を見てしまうような視聴者たちの間で「若者をイジメて楽しいかの人」として認識されています。

本田裕典が逮捕されないことを知り、応援に駆け付けた尊師・立花孝志

 衆院選の供託金は300万円であり、つい最近までホストをしていて、ホストとして大成功しているわけでもない男が用意できるはずがなく、立花孝志の口ぶりから、この選挙にも「令和の虎」の林尚弘社長が関わっているのではないかと思われます。
 林尚弘社長は「国民民主党」の支持者であり、国民民主党を裏切って維新に合流した前原誠司を苦々しく思っていたと考えられます。そこで、明確に前原誠司を批判するようなギリギリのポスターを貼ることで、少しでも前原誠司の票を削ろうと考えたと思われますが、結局、前原誠司は余裕で当選しています。
 それにしても、林尚弘社長は塾のフランチャイズで成功している人物ですが、そんな人が「極限の反知性政党」である「NHKから国民を守る党」と一緒になっていて、ブランドイメージは大きく損なわれているのではないでしょうか。選挙期間中は熱狂に包まれるため、勢いだけで伸びるかもしれませんが、あとで検証されて支持率が下がるのは毎度のことです。一時的には数字が伸びても、あとで多くの人に嫌われることになります。

本田裕典はホストをしていたというが、それほどイケメンではない

 この様子を見た立花孝志は、林尚弘社長に交渉。
 現在の立花孝志は、すっかり貧乏になってしまって、死神の名前がついたバーでアルバイトをしないとメシを食っていけず、11月17日投票の兵庫県知事選でも、立花孝志はホテルに宿泊せず、わざわざ大阪市堺市の実家まで車で帰り、ホテル代を節約しようとしています。
 おそらく往復の交通費やガソリン代などを考えたら、尼崎あたりのビジネスホテルに宿泊した方が安いと思いますが、基本的に情弱なので、わざわざ堺市まで帰っています。
 それぐらいにお金がない立花孝志なので、今となっては、兵庫県知事選に立候補するための300万円の供託金すら払うことができないところまで落ちぶれました。
 しかし、この京都2区で本田裕典がこれだけ特定の候補をギリギリのラインでディスっておきながら、それでも逮捕されないことを考えると、「この方法がOKなんや!」と解釈。それであれば、斎藤元彦を応援するために立候補するということもアリに違いないということで、今回、林尚弘社長から300万円の供託金を援助してもらい、兵庫県知事選に立候補しました。
 確かに、選挙の公平性が担保されないので、非常に問題は多くございますが、実は、特定の候補を勝たせるため、票割りのために候補者を立てるという作戦は、昔から行われているクラシックな戦術です。つまり、候補者を立てることで、特定の誰かを落とそうとするというのは、今に始まったことではないということです。
 では、何が斬新なのかと言うと、普通は特定のライバル候補を落選させようと思っても、「節度を持った表現をする」ということを自主的にやってきました。ところが、道徳や倫理とは一切無縁の「迷惑系YouTuber」たちの手にかかれば、節度を持った表現に留めるより、過激であれば過激であるほど数字が取れるというロジックになるため、このような表現がまかり通るようになってしまいました。これは日本社会の「知的水準の低下」を示しています。

立花孝志が兵庫県知事選を荒らすキッカケとなったのは「京都2区」の本田裕典である

 この本田裕典の立候補にヒントを得た立花孝志は、今回、「前原誠司をディスる」の逆として、「斎藤元彦を応援する」ための立候補を決意しています。
 林尚弘社長は、堀江貴文の誕生日パーティーに高額なシャンパンをプレゼントするぐらいの太い関係であり、堀江貴文のまわりに集う人という意味では立花孝志も同じところにいます。
 そして、故・安倍晋三が銃殺される事件が起こり、「統一教会」の問題が大きくなった後で、あえて統一教会のメッセンジャーになった浜田聡は、この「斎藤元彦性善説」をN国党に持ち込み、立花孝志をその気にさせたのではないかとみられています。
 今回の立候補には、あまり表に出てきませんが、ステルスN国党で立候補した四街道市議の宮城壮一もカラんでいることがわかっています。いわゆるレギュラーの教団幹部以外の「コアなN国信者」が関わっており、これを成功させることができれば、来年の参院選に向け、さまざまな仕掛けが成り立つようになると考え、今後も選挙を混乱させる可能性があります。既にたくさん再生数が回っているため、味を占めてしまったことは間違いなく、立花孝志に訪れた久しぶりの「春」なので、これから行われる各都道府県の知事選には必ず出てくる勢いになってしまうのではないでしょうか。


■ 前回(2021年)の選挙結果

 実は、4年前も京都2区の取材をしています。当時、前原誠司はほとんど地元を回っておらず、全国を応援に回っていたことから、前原誠司を取材することはできなかったのですが、自民党の繁本護さんを取材することはできました。
 前原誠司がクソ野郎であるということは、今さら説明するまでもありませんが、この京都2区では歌舞伎役者のような人気ぶりで、とにかく前原誠司を応援しているマダムたちがたくさんいるため、安定的な強さを誇っています。民主党を捨て、維新に行っても、そもそも政党で投票されている人ではないので、そんなに大きな影響はありません。

[当]前原 誠司 59 国民党 7万2516票
[落]繁本 護  48 自民党 4万3291票
[落]地坂 拓晃 48 共産党 2万5260票
[落]中 辰哉  45 れいわ   7263票

 投票率は57.14%でした。
 前原誠司を落選させるために、右から自民党、左から共産党とれいわ新選組が票を取りに行っているので、本来であれば、もう少し団子状態になってもおかしくないのですが、落選した3人の票を合計して、ようやく前原誠司に届くぐらいになっていることから、どれだけ前原誠司が強いのかということになります。ただ、近年の数字を見る限り、まったく逆転が不可能かと言われると、そんなこともないような気はします。


■ 今回(2024年)の選挙結果

 今年も安定した得票数で当選したのは、国民民主党の前原誠司です。
 共産党は前回より票を伸ばし、なんと、自民党より多くの票を獲得しています。これは参政党の小松広明さんがそこそこ健闘したことで、自民党の票を削ったことに加え、維新に移籍した前原誠司の票の一部が共産党に流れた結果だと思います。
 そして、非常に重要なことになりますが、前原誠司に対する嫌がらせを目的として立候補した本田裕典には、ほとんど票が入らず、得票率1.84%に過ぎないため、供託金没収となっています。本田裕典のポスターはそこそこ貼ってありましたが、まったく貼っておらず、立候補していたのかどうかも怪しい弘田哲雄さんと同レベルの扱いだということがわかります。
 つまり、このやり方は300万円をドブに捨ててでも、誰かのことをディスりたいという人しか使わない方法であることがわかり、こんな手法で立候補する奴はもれなく全員ヤバいので、このやり方を踏襲する人間は、そう滅多にいるものではないでしょう。このやり方をする人間がたくさん現れるようになった時には、それこそ日本の民主主義の危機です。

[当]前原 誠司 62 維新会 6万0922票
[比]堀川 朗子 38 共産党 3万0697票
[落]佐野 英志 37 自民党 2万9638票
[落]小松 広明 41 参政党   8270票
[落]本田 裕典 32 無所属   2450票
[落]弘田 哲雄 75 無所属    851票

 投票率は53.05%でした。
 今回、日本共産党は近畿ブロックで2議席を獲得しました。共産党は惜敗率勝負になるようなことはしておらず、名簿1位が辰巳孝太郎さん、2位が堀川朗子さんだったため、堀川朗子さんは当選しました。ちなみに、名簿の3位は大阪4区の清水忠史さん、4位は兵庫8区の小村潤さんでした。
 最後に、共産党が自民党を上回ったことについては、それだけ自民党に逆風が吹いていたことを示すもので、堀川朗子さんが良かったことも多少はあると思いますが、環境的な要因が大きいと考えます。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 僕が今、懸念していることは、もし兵庫県知事選で斎藤元彦を勝たせることに成功した場合、立花孝志はこれを新たな「選挙ビジネス」にする可能性があります。つまり、立花孝志に依頼をすれば、当選させたい人や落選させたい人がいる選挙に立候補し、このようにデマを含んだ誹謗中傷をかましまくる可能性があるということです。こうなってしまうと、いろいろな選挙が荒れてしまいます。
 もう一つ懸念していることがあり、それは「新参のN国信者」がまた生まれていることです。今回の兵庫県知事選で生まれているN国信者たちは、立花孝志が「正義の人」だと本気で信じており、「過去からは何も学べない人たち」です。新たに掘り起こされているゾーンは、年齢層が幅広く、ゴールドラッシュを当てたような状態となっており、実に大漁です。
 新参のN国信者たちが「やっぱり立花孝志はキチガイだった」と気づくまでには、それなりに時間がかかると思われ、しばらくの間、立花孝志が今回のような無双状態になってしまう可能性があります。今さら「さすたち」になってしまうような4周遅れの情弱たちが、歴史に学ぶようなことをするはずがなく、新たな「やらかし」をするまで、ずっとフル勃起状態です。またバカどもにウザガラまれる毎日が始まることになり、面倒臭いので、こいつらを一発で駆逐するためにも、尊師をブタ箱に送るのが一番です。1日も早くブタ箱に送るために、一つずつ丁寧に検証し、丁寧に可視化していくしかありません。


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