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【選挙ウォッチャー】 週刊元彦問題(#36)。

 お盆が明け、社会人たちは通常営業に戻りました。
 今年のお盆は、特に高速道路の激しい渋滞や新幹線の混雑などもなく、かつてないほど「まったりとしたお盆」になりましたが、選挙ウォッチャーの僕に休みなどあるはずもなく、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の残党である丸吉孝文が立候補する松原市議選の取材に行きました。
 おかげさまで、丸吉孝文がニセモノの「日本保守党」を名乗って立候補していても、「NHKから国民を守る党」だということはバレていて、ケツから2番目のブービー大落選となりましたので、兵庫と違って、大阪では落ちるべき人間が落ちております。えぇ、兵庫と違って・・・。
 さて、今週も兵庫県庁で斎藤元彦の記者会見がありました。毎週、斎藤元彦の記者会見のために兵庫まで行くのは面倒臭いですが、今日も儲からない無料記事を書くために、わざわざ兵庫まで行っています。すべては、斎藤元彦がガチの無能にして、マジで人を死に至らしめるタイプの「N国信者」であるということを知ってもらうためです。
 アホのN国信者たちは、なぜ僕が斎藤元彦の記者会見に通い詰めるのかがわかっていません。フガフガしながら「立花さんが逮捕されて、お金が儲からなくなったからネタを探しているんだ!」とホザいていますが、僕が斎藤元彦の記者会見に通うようになったのは、立花孝志が逮捕される前からでした。
 なお、前からずーっと言っていますが、立花孝志で金は儲かりません。収支で言ったら、圧倒的にマイナスです。僕がN国党を追いかけることでジャーナリストとして高い評価を得るようになったのは、儲かりもしないし、平気で人を死に至らしめるようなデマや犬笛を吐く反社会的カルト集団に突っ込む人間が、世の中に僕しかいなかったからです。どうして僕しかいないのかと言えば、一番は「儲からないから」です。もしN国党を取材することが少なからず利益につながるのであれば、僕以外に追いかけてくれる人はいたことでしょう。
 ちなみに、斎藤元彦の話は、立花孝志やN国党と異なり、儲けようと思えば儲けることができると思っています。例えば、記者会見のレポートを兵庫県政を正常に戻したいと考えているような人たちに有料でお届けすれば、買ってくれる人はそれなりに存在するので、往復の交通費や宿泊費を考えてもプラス収支に持っていくことはできるかもしれません。
 しかし、それでは僕が私腹を肥やすことはできるけれど、世の中のためになりません。僕は斎藤元彦を利用してビジネスをしたいのではなく、立花孝志と「二馬力選挙」を展開してしまう斎藤元彦という人間が、めちゃくちゃ能力の低い知事であることを多くの人に知ってもらいたいと考えているのです。そして、斎藤元彦のパワハラなどが原因で、県の職員がお亡くなりになっています。
 記者会見で犠牲になった県職員を愚弄するような発言をしたため、記者から「人殺しやないか!」と批判され、それをわざわざ刑事告訴してしまうような知事です。立花孝志や浜田聡らのデマに騙されて、「斎藤さんは悪くない!」とか言っている場合ではありません。
 斎藤元彦は、パワハラもしているし、おねだりもしているし、県の職員を死に至らしめています。これは紛れもない事実であり、かつ、公益通報者保護法違反です。斎藤元彦が無能であることを知ってもらうためには、有料記事では伝わりません。あえての無料記事で、利益の追及ではなく、ありのままを伝えています。


■ 今週の元彦会見(8月19日)

フリージャーナリスト陣の質問の最中は、やたらと水を飲む斎藤元彦

 ここ最近、他の記者たちが質問できる確率を高めるため、「元彦くじ」を辞退してきたのですが、今週はぜひとも質問がしたいと思い、お盆休みを挟んで約1ヶ月ぶりに「元彦くじ」を引き、質問権をゲットしました。
 今週は、Twitterで予告していた通り、2球のションベンカーブの後に、胸元をえぐるインハイのストレートを投げると決めており、バシッと決めたいと思っていたのですが、完璧に決まりました。

【質問①】
前回の記者会見で、なぜコンビニ店員が作った映画『偏向報道』を観に行ったのか。どうせ観に行くなら、今、大ヒットしている『ちいかわ』でいいではないかとツッコまれ、その時、知事は「ちいかわ」をご存知なかったのですが、この時に「ちいかわ」の存在を知ることになり、興味を持って観に行かれたと思います。世の中で流行っている娯楽に触れ、「はばたん」という兵庫県のキャラクターの物語があったら見てみたいなどのアイディアもありました。こうした娯楽の中にも県政運営につながるヒントがあったのではないかとお察ししますが、「ちいかわ」がどんなものなのかは、なんとなくわかりましたでしょうか。

【質問②】
「ちいかわ」を好きな方々には、だいたいお気に入りのキャラクターがいるものでして、知事を応援している支持者の方々も興味があるのではないかと思うので質問しますが、お気に入りのキャラクターは見つかりましたでしょうか。

 立て続けに投げた2球のションベンカーブ。
 アホのN国信者や元彦信者たちは「ちいかわの質問出たー!」でした。しかし、僕がわざわざ丁寧に「好きなキャラクターは何ですか?」まで質問に落とし込んだのは、斎藤元彦が「ちいかわを承知している」という話を前フリにするためでした。 

まさかの劇場特典の「ちいかわ」のシールを仕込んでいた斎藤元彦

 ションベンカーブは1球だけでも十分機能するのに、あえて立て続けに2球投げた理由は、好きなキャラクターを聞けば、元彦信者たちが喜ぶことが容易に想像できるため、ワンチャン、斎藤元彦が「推しキャラ」を発表するリップサービスを展開するのではないかと考えたからです。
 僕としては、「ハチワレです」とか「くりまんじゅうです」と言ってくれたら、その時点で「勝負あり」だと考えていて、何か一つでもキャラクターを言ってくれないかと思っていました。そうすれば、「ちいかわ」については十分に承知していることが可視化されるからです。
 しかし、ここで僕の想定をはるかに超えるスペシャル大ボーナスが出てきました。なんと、斎藤元彦が「『ちいかわ』の劇場特典のシールを見せてくる」という暴挙に出たのです。これは「人数合わせの合コンに行ったら、広瀬すずちゃんが来た」ぐらいの極上すぎる展開です。麻雀で言うなら、最初から大三元ができているぐらいの展開です。斎藤元彦のバカさ加減を示すには、これ以上ないほどの「神展開」でした。
 この後、Arc Timesの尾形聡彦さんがツッコんでいましたが、今日は正式に兵庫県が起債許可団体に落ちて初めての記者会見であり、本来、こちらの説明を十分に尽くさなければならないのですが、この最重要課題の準備は何もできておらず、財政課長に答弁を全部丸投げなのに、一番関係ない「ちいかわ」のシールだけは、しっかり仕込んで準備万端なのです。何の準備をしとんねん!
 そこからは、そんなに速くはありませんが、2球のスローカーブが効いているので、140kmぐらいのストレートをポンポンポンと3球投げ込むだけです。

【質問③】
2週間前は「ちいかわ」のことを存在すら承知をしていなかったところから現在は(キャラクターまで)承知をしたということで、スピード感を持って勉強をして、しっかり承知をしたというのは大変素晴らしいと思います。ところで、2ヶ月前に斎藤知事の公益通報者保護法違反について、内閣に質問主意書が提出され、その回答があり、この記者会見でも7ページしかないので読んだらどうかという話がありましたが、質問主意書の回答については何か承知をしましたでしょうか。

【質問④】
こちらは3ヶ月ほど前になろうかと思いますが、斎藤知事の支持者が「斎藤がんばれ!」と述べた後に、ヘイトスピーチを撒き散らしている件についてですが、部落解放同盟から知事宛に申し入れがあったと思います。知事の支持者が具体的にどんなスピーチをしているのか、何か承知をしているでしょうか。

【質問⑤】
ここ1週間ほどになりますが、インターネット上では、斎藤元彦知事がパワハラをしていなかったとか、おねだりをしていなかったとか、2年前の兵庫県知事選で立花孝志がばら撒き、斎藤知事も街頭演説の中でも述べていたデマが再び拡散されるようになりました。知事はパワハラについて認めて謝罪しておられ、アンガーマネジメント研修も受けておられます。にもかかわらず、デマが2年越しに拡散されていることを、承知をしておられるでしょうか。

 斎藤元彦の回答は、いずれも「承知していない」でした。
 実は、この前の赤澤竜也さんの質問にも、7月15日の辰巳孝太郎さんが国会で質問をした斎藤元彦の公益通報者保護法違反について「承知していない」と答えていたので、ガチで何も承知していない人でした。

国会での公益通報者保護法違反の指摘→承知していない。
2ヶ月前に指摘済の公益通報者保護法違反の質問主意書→承知していない。
3ヶ月前に指摘済のヘイトスピーチの申し入れ→承知していない。
直近1週間でネット上で撒かれているパワハラのデマ→承知していない。
ちいかわ→わずか2週間で承知し、劇場特典のシールを自慢げに出す。

 こういうことです。尾形聡彦さんの質問で、起債許可団体に落ちてしまった県の財政の話についても、詳細を承知していないがために、財政課長に回答させていたことからして、斎藤元彦は知事として最も承知していなければならないことを承知しておらず、承知しなくても良い「ちいかわ」のことはしっかり承知していた。なんなら、「ちいかわ」だけは質問されても良いようにシールまで準備をしていました。
 しかも、僕が「元彦くじ」に当たらなければ、誰も「ちいかわ」の質問をする人はいなかったので、シールを持ってくるほど準備をしていたのが空振りに終わるところだったのですが、僕から「ちいかわ」の質問が出てきたことで、嬉しくてしょうがなくて、めっちゃ笑顔でした。

「ちいかわ」のほっこり質問の後、真顔に戻った斎藤元彦

 Twitterでの予告投球では、最後にナックルを投げて帰ってくると宣言しておりましたが、予告通り、しっかりとナックルを投げて、斎藤元彦や「元彦軍団」が考えていそうな戦略について、無効化する質問をしてきました。

【質問⑥】
最後に、私は「選挙ウォッチャーちだい」という名前なので、この時期に質問をしておかなければなりませんが、知事は今、統一地方選に合わせて「出直し知事選」という奇策に打って出るようなことを考えておられるでしょうか。ぜひ教えてください。

 この質問自体は、仮に奇策を計画していたとしても、答えることはないだろうと思って質問しています。それでもあえて質問をした理由は、この時期から質問をしておくことで、斎藤元彦の奇策を「奇策にしない」という効果を狙っています。
 サプライズというのは、誰も予想していないところから、まさかの展開をかますから大きな話題になるわけで、この時期からツッコミを入れておくことで、サプライズでも何でもなく「ちだいごときに予想されていたこと」になります。しっかりと楔を打っておく。これが大事だと思って、あえて答えを求めない質問をしました。斎藤元彦の答えは「今は県政に集中したい」という答えになっていない答えしかしていませんでしたので、今のところ、十分に可能性はあると思っています。昨今のデマの再拡散を見るに、サプライズ選挙を仕掛ける可能性はあると思っているので、これは長期的な前フリとして機能しています。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 ということで、すべての質問には「戦略」があり、今日は完璧に仕事ができたと考えています。
 まさに今、長期金利が歴史的な高さになっていますが、金利が上がれば上がるほど、兵庫県の財政は苦しくなってしまう運命にあります。だから、斎藤元彦がやらなければならないことは、財政について回答できるだけの準備であり、何でも「これから、これから」と述べ、先送りに次ぐ先送り。しかも、準備らしい準備が何もできていないので、財政課長に回答丸投げ。これが斎藤元彦の政治的なスタンスであるということが可視化されているのではないでしょうか。

 そんなわけで、大変ありがたいことに『兵庫県政問題・言論篇』は、とても売れています。アホのN国信者たちは「斎藤元彦知事がちだい君を弄んでいる」と思っていますが、実際は、すべて僕の計算通りに運んでいます。


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