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【選挙ウォッチャー】 週刊元彦問題(#16)。

 ご無沙汰しております。
 僕の本業が「選挙ウォッチャー」なので、どうしても2月8日投票の衆院選を取材するため、約2週間にわたり、兵庫県の記者会見をお休みさせてもらうことになりましたが、その間、斎藤元彦知事はジャーナリストの皆さんに鬼詰めされていて、また目をバキバキにしながらテンプレート回答に終始していました。
 めっちゃ面白いことに、衆院選の期間中は、各新聞の記者さんたちも衆院選の取材に借り出されていて、ほとんど斎藤元彦どころではなく、会見場の記者の数も少なかったといい、その分、菅野完さん、赤澤竜也さん、松本創さんにたっぷりと質問の時間が与えられ、いつもより多めに鬼詰めされてしまったのでした。
 さて、おかげさまで、衆院選の取材が無事に終わりましたので、今週から斎藤元彦知事の記者会見に復帰することになりました。今週もクリティカルな質問ができたと思いますので、皆さんに斎藤元彦知事の能力を知っていただきたいと思います。


■ 2月10日の斎藤元彦記者会見

今日もスーツだったけど、相変わらずのノーネクタイだった斎藤元彦知事

 今回は、かなり核心に迫る質問をすることができました。
 斎藤元彦知事をめぐる問題の本質は「告発者潰し」にあって、内部告発をした元西播磨県民局長が、斎藤元彦知事らによる「告発者潰し」の末に自死を選ぶことになったという最悪の結末を迎えてしまったことは、忘れてはならない事実です。
 今日は、この問題の本質を問うことになりました。

① 昨年末に福井県知事がセクハラで辞職することになり、1月25日に福井県知事選が行われるという出来事がありました。この事件も女性職員が内部告発をしたことで第三者による調査が行われ、事件が発覚いたしました。もし兵庫県庁で同様の事件があった場合、女性職員が通報する先は「県政改革課」になりますか。

 斎藤元彦知事の回答は、めちゃくちゃトンチンカンで、「仮定の質問には答えられない」というものでしたが、「内部告発の相談窓口はどこか?」を聞いているので、べつに仮定の話だというわけではありません。
 しかも、斎藤元彦知事は「どこが相談窓口なのか?」という質問に「県政改革課」と答えることを避け、「さまざま、さまざま」と言っていました。堂々と「県政改革課」だと答えればいいのに、どうして答えないのかと言えば、斎藤元彦の直轄である「県政改革課」であると言えば、またしても告発者潰しをするっぽい雰囲気になってしまうからです。
 続いて、このような質問をしました。

② 兵庫県の元西播磨県民局長の場合は、外部への通報でしたが、告発者潰しが行われてしまい、告発者が自死をするという一番あってはならない痛ましい事件に発展しましたが、これについて知事は「適正・適切・適法」に処理されたとおっしゃっています。今後、セクハラ等があった場合の対応も、引き続き「適正・適切・適法」に行われるという認識でよろしいですか?

 この質問にも、斎藤元彦知事は「県民局長にお悔やみ」と言うだけで、ここでは「適正・適切・適法」とは言わず、セクハラなどがあった時は「さまざま、さまざま」と言うだけでした。
 そこで、核心を突く3つ目の質問をしました。

③ 告発者潰しとの指摘があるものについて、知事は「適正・適切・適法」と表現しているわけですから、セクハラが起こっても「適正・適切・適法」に処理をするということは、すなわち、同様に告発者潰しをすると宣言したのも同然ですが、そういう意味でよろしいですよね?

 斎藤元彦知事は、内部告発が起こったらどうするのかという話をしているにもかかわらず、「セクハラのない職場環境を作る」という論点ずらしをかまし、質問を回避しようと思ったのですが、結局、口癖なので「適切に対応する」と言ってしまいました。
 だから、斎藤元彦の言う「適切」というのは「告発者潰しという意味なんですよね?」と質問しているので、「適切に」と言ってしまったことで、やっぱり「告発者潰し」が行われるという回答になってしまいました。

④ 先日、斎藤知事のYouTubeでUCCのコーヒーを飲みながらたそがれる動画をアップしておられました。UCCの本社は神戸にありますので、兵庫県の企業だと思います。兵庫県の企業を盛り上げることは、兵庫県の経済的発展や税収増につながりますので、知事としてPRするのも当然のことだとは思います。あの動画は、こうした兵庫県の経済的発展や税収増を狙って公開したものでしょうか。ぜひご回答をお願いします。

 今度は、話を変えて、UCCのコーヒーを飲みながら、黄昏れている動画についての質問をしました。あの動画は「経済的発展や税収増を狙ったものなのか?」という質問です。答えは、まさかの「イエス」でした。
 そうすると、キムタクでもねぇのに、キムタク気取りでコーヒーしばいて黄昏れる動画を「兵庫県の企業を盛り上げよう」とアップしていたことになります。つまり、頼まれてもいないのにキムタク気取りでCMを撮影してしまう「勝手にCMオジサン」だということになります。しかも、それでUCCのイメージが上がっているのかどうかが全然わかりません。企業も断れないでしょうから大変です。
 改めて、「税収増を狙ってるのか?」と確認をしたら、斎藤元彦知事の変な引き出しを開けてしまい、「コーヒーというものは飲むことによって心身のリラックスを図るという、まあ、大変美味しいものですので、そういったことも大事ですし、そして、その消費拡大というものも、県産品、そして食や農林水産物、物産品の県内消費の促進というものは大切なポイントでもありますんで、そういった意味でSNS等においても発信している」と答えてきました。
 まるで「無料のGemini」のようで、コーヒーの効能を教えられることになりました。ただ、いずれにしても「勝手にCMオジサン」だったということは明らかになりました。

⑤ コーヒーは、美味しかったですか?

 いきなりシンプル、かつ、答えが一択の質問をぶち込んでみました。
 実は、この質問には「美味しかった」しか答えがありません。それ以外の答えをしてしまうと、「勝手にCMオジサン」なのに、UCCに迷惑がかかってしまいます。答えは、「えぇ、美味しくいただきました」でした。
 なので、「コーヒーが美味しかった」という質問には答えるけど、その他の質問には答えないということが露呈されました。特にこの日は、菅野完さんから「斎藤知事の支持者がスピーカーを使って走り回っているのだが、知事の口から『やめろ』と言った方がいいのではないか?」と質問され、「ちょっと何を言ってるのか分からない」と、サンドウィッチマンばりのボケをかましていたので、「コーヒーが美味しかった」はクリティカルに「それには答えるんかい!」になりました。もはや3歳児みたいな能力じゃないかとなったところで、仕上げに、このような質問をしました。

⑥ 今日も議事録に残され、カメラにも記録されております。それで、このような指摘をしますと、知事は毎回、「ご批判は真摯に受け止めます」とご回答されますが、これまで約1年間、真摯に受け止めに受け止めた山盛りのタスクがあると思いますが、今日までの間に、真摯に受け止めた結果として、何か一つでも改善を試みたものはございますでしょうか。教えてください。

 この質問にもテンプレで回答し、具体的に改善を試みたものを聞くことはできませんでしたので、この質問に続いて、このように振ってみることにしました。

⑦ 改善されたものっていうのを何か一つでも教えていただけると助かるんですけれども。例えばですね、我々の質問に普通にまっすぐ答えていただくっていうのも一つ改善だと思うんですけど、そういう取り組みっていうのはされるご予定っていうのはないでしょうか?

 この質問で、斎藤元彦知事の「すべて」が明らかになりました。
 斎藤知事は「私も完璧ではないので、すべての答えに100点満点で、それは受け手の評価もあると思いますけども、自分としては精一杯ご回答させていただいているというつもりです」と答えました。
 斎藤元彦知事は、まるで80点ぐらい取れているかのような雰囲気で話をしていますが、実際は「0点」なので、受け手の評価も何も、質問されたことにまっすぐ答えればいいだけなのですが、「自分としては精一杯ご回答させていただいているというつもりです」と答えているので、そうすると端的に「能力が低い」ということにしかなりません。しかも、「コーヒーが美味しかったか?」という幼稚園児に聞くような質問にはまっすぐに答えられるけれど、ちょっと大人の質問になると、答えられなくなってしまうと言っているようなものです。
 ・・・能力!!

「コーヒーは美味しかったですか?」という質問にしか、まっすぐ答えられなかった斎藤元彦

 そんなわけで、今回明らかになったことは、斎藤元彦知事は3歳児ぐらいの能力しかないので、精一杯答えているつもりだけど、Q&Aが成立しないということです。
 曲がりなりにも、斎藤元彦知事は東京大学を卒業しているので、兵庫県民の皆さんも「めっちゃ頭が良い」と思っているのだと思います。しかし、18歳や19歳の頃は頭が良かったのかもしれませんが、48歳になって、いよいよ「コーヒーは美味しかったですか?」の質問には「美味しかった」と答えられるのですが、「あなたの支持者が迷惑行為をやっているので、しっかりと『やめろ』とメッセージを発信した方がいいんじゃないですか?」の質問には、「ちょっと何言ってるか分からないです」になりました。
 人間として、確実に退化しています。
 さて、斎藤元彦知事の支持率についてですが、昨年8月に読売新聞が参院選の出口調査で実施しており、「支持する」が46%、「支持しない」が50%となりました。
 18歳~29歳で58%が支持、30代では55%が支持をしており、SNSや動画サイトを情報源とする層では68%が支持をする状態となっていました。しかし、斎藤元彦知事がポンコツであるという情報は、着実に広がりを見せています。あとは「香椎なつ」などのデマゴーグインフルエンサーに適切な処分をする必要があります。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

テンパると顔を触るようになる斎藤元彦知事

 今回の衆院選では自民党が圧勝することになりましたが、現象として、斎藤元彦が当選した「兵庫県知事選」のようなことが、全国規模で起こった結果であると言ってもいいのではないかと思いました。
 立花孝志のような、わかりやすいインフルエンサーがいなくても、アチコチで「サナ活」が進んでいて、高市早苗を絶賛する動画で溢れ、それが選挙の結果に影響するようになっていると言えます。
 次の兵庫県知事選は、このまま不信任決議などが出なければ、2028年11月になる見込みですが、この時にも前回と同様、さまざまなデマ動画で溢れ、その頃には立花孝志がシャバに出てきている可能性もあります。ですから、どんなデマが流されても動じないぐらいに、斎藤元彦知事がどうなっているのかを可視化する必要があり、今から動画コンテンツを残しておく必要があります。
 僕に限った話ではありませんが、さまざまな記者の質問に、まともに答えられない斎藤元彦知事の姿は、動画でしっかり記録されています。この動画を自由に使っていただき、いつかの素材として役立つように、毎回、質問をしているつもりです。「まともに質問に答えない」というのが斎藤元彦知事の姿であり、もしかすると「まともに質問に答えられない」と言った方が適切かもしれません。本人いわく「精一杯答えている」とのことなので、これが能力の限界であるとも言えます。
 来週も、僕は兵庫県庁を取材する予定ですが、もし「元彦くじ」で当たれば質問をしますが、当たらなかった場合には、最近、歩道橋付近に現れるようになった戸塚敦士というN国信者の取材をしたいと考えております。現場で斎藤元彦を支持している人間は、プチ許永中、杖婆、戸塚敦士です。どのような人間が斎藤元彦を支持しているのかということも、しっかり伝えてまいりたいと思いますが、斎藤元彦を支持する者は例外なく「ヤバい奴しかいない」ということにも気づいていただきたいと思います。


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