見出し画像

【選挙ウォッチャー】 週刊元彦問題(#28)。

 斎藤元彦知事は、人として最低です。
 斎藤元彦知事にまつわる内部告発をした県職員を、副知事の片山安孝らが公益通報者保護法で禁じられている犯人捜しを実行したあげく、「業務時間中に誹謗中傷をした」とイチャモンをつけて処分を科したため、その県職員の方は遺書を残して自殺をしてしまいました。
 しかし、人命を奪った側である斎藤元彦は、先週の記者会見で「しんぶん赤旗」の記者からの質問に、お亡くなりになった県職員は処分の不服を申し立てなかったのだから、処分を受け入れたのだと発言。実際は、お亡くなりになったから不服申し立てができなかっただけなのに、不服申し立てをしなかったことをもって「処分を受け入れた」と言い出したのです。
 こうした鬼畜の所業に「人殺し!」と怒号が飛んだのですが、斎藤元彦はこの発言こそが誹謗中傷だとして、「発言者が発言内容を撤回して、記者クラブが発言者を出禁にしない限り、記者会見には出席しない」とゴネたのでした。これもまたパワハラです。

今週も斎藤元彦の記者会見は行われ、今週は記者の数が多く、大盛況となった

 今週は記者会見が行われるのか。
 そもそも記者会見があるかどうかさえ分からなかったのですが、今週も斎藤元彦知事の記者会見は行われました。ただし、菅野完さんには記者クラブから電話連絡があり、記者会見の参加を認められませんでした。
 記者会見の冒頭、幹事社から「不規則発言をしたら出禁にする」という警告がありましたが、この後、斎藤元彦が改めて大勝利宣言をかまし、「記者会見での誹謗中傷はダメ」という話をしていました。しかし、今回の菅野完さんに対する対応は、あくまで記者クラブの皆さんが独自に話し合って決めたことであり、斎藤元彦に口を挟む余地がありません。なぜ大勝利宣言をかましているのかが全然わかりません。
 しかも、斎藤元彦知事はこれまで、立花孝志や斎藤元彦支持者らによるデマや犬笛、名誉毀損や誹謗中傷に対しては「個別の案件には答えない」と言い続けてきたのに、いざ自分が批判をされると「誹謗中傷はダメだと言ってきた」と言って、記者の排除に乗り出したのです。
 思いっきり個別に対応しとるがな!
 これについては毎日新聞の記者がツッコミを入れていましたが、なぜ普段は「個別の事案にはコメントしない」と言っているくせに、この件だけ個別の事案にコメントしているのかと言うと、「当事者だから」だそうです。これは酷いです。自分が当事者になった時には即行動、他人が当事者の場合には放置です。これが政治家でしょうか?

神戸新聞の記者から「知事の態度が県民の分断を招いているのでは」と指摘された時の斎藤元彦

 神戸新聞の記者からは、「そういう知事の態度が県民の分断を招いているのではないか」と指摘されていましたが、こうした言葉には聞く耳を持たないので、ご覧の表情です。心を無にしてやり過ごすのみ。質問されても都合の悪いことにはテンプレート回答をかますだけです。
 そして、あんまり長く指摘されていると、すぐに県の職員や幹事社の方を見て、止めるように圧力をかけるのです。今日も「パワハラ癖」が抜けておらず、ご覧の表情がカメラに収められていました。こうなってしまうのも斎藤元彦知事だけです。

記者から批判されると、すぐに職員や幹事社に目線を送る斎藤元彦知事

 斎藤元彦知事は、テンプレート回答を繰り返すばかり。
 都合の悪い質問には一切答えず、ただ1時間を無駄にやり過ごしているだけです。それなのに「不規則発言は税金の無駄」だと言っているので、ほんの数秒の不規則発言より、何も答えない1時間の方がよっぽど税金を無駄にしています。
 Arc Timesの尾形聡彦さんからは「告発した職員には『公務員失格』や『嘘八百』などの誹謗中傷をしているのに、なぜ記者の誹謗中傷には撤回を求めるのか。自分の発言を撤回するつもりはないのか」と質問されましたが、聞いてもいない「お悔やみ」「感謝」を述べるだけで、なぜ求めないのかを答えることはありませんでした。
 松本創さんや赤澤竜也さんの質問に対しても、まったく関係のない話をダラダラと繰り返すだけで、まともに答える気配はありませんでした。たびたび幹事社に「これは?」と問い、調子に乗って2人目の出禁を喰らわせる人間を作り出そうとしていました。


■ 菅野完さんを訴える方針だと発表した斎藤元彦知事

菅野完さんを訴える方針であると明言してしまった斎藤元彦知事

 今週の記者会見で唯一の収穫は、斎藤元彦知事が「人殺し」と言われたことについて、菅野完さんを「裁判で訴える」と明言したことでした。アホというのは常にガチなので、その後の展開をまったく予測できていないのだと思いますが、かねてから「司法の場で決着をつける」と言い続けてきた斎藤元彦知事に「当然、司法の場で決着つけるんですよね?」と質問していたのですが、まんまと「裁判をする方針」だと明言し、詳しいことは代理人となる弁護士に聞いてもらえればと話しました。
 菅野完さんも菅野完さんで「訴えろ」と言っていたわけですが、これはべつに強がって言っているわけではなく、「ワンチャン、訴えてきたら面白いのにな!」と思って、「訴えろ」と言っています。しかし、そんな意図など理解できるはずもないので、うっかり「訴える」と明言してしまい、あとに引けなくなってしまいました。これで訴えなかった日には「言っていることとやっていることが全然違うやんけ!」と爆笑されてしまうし、訴えたら訴えたで判決が下された時に爆笑されてしまう。
 いずれにしても、菅野完さんに自ら「おいしいネタ」を提供しているだけなので、これでは菅野完さんが出禁になっても、いつまでも菅野完さんにネタにされるだけです。それを選んでいるのは斎藤元彦自身なので、こちらとしてはニヤニヤしながら見守るだけです。


■ 斎藤元彦に対する批判が9割になった

斎藤元彦知事に対する評判は一気に低下し、アンチコメントが激増している

 111万人が斎藤元彦に投票した兵庫県知事選から約1年半。
 斎藤元彦知事が、めっちゃ「ヤバい奴」であることが、だんだん伝わるようになってきました。
 斎藤元彦知事の肝煎りプロジェクト「はばたんpay+」には26億円の超過支出。大阪万博に便乗した「楽市楽座」は大コケ。公約の一丁目一番地だった県庁舎の建て替え見直しは、見直したことで逆に巨額のコスト増が発生したあげく、財政のバランスを失って「起債許可団体」へと転落。猛暑が予想されている今年の夏は、ドクターヘリが止まり、県民の命が脅かされる異常事態となっています。
 他の都道府県でも問題は多々ありますが、知事の無能ぶりがこれほどまで際立っているのは「兵庫県」しかありません。そして、知事がめっちゃヤバい奴だということは、あの「神戸まつり」のエアテニス事件で、ものすごい勢いで認識され始めました。
 いまや斎藤元彦は、号泣記者会見で高いパフォーマンスを見せた野々村竜太郎先生に匹敵する「ネットミーム」に進化しつつあり、ナルシスト全開のYouTubeに「今度は何をやらかすのか」と釘付けになりつつあります。
 ヤフコメは批判が9割、賛同するボタンも斎藤元彦を批判するコメントに9割が集中し、YouTubeもバッドボタンを押す人が「いいねボタン」を上回る勢いです。現在の推定支持率は15%程度であり、県内屈指の嫌われ者に成長しつつあります。
 こうなってしまった理由のほとんどは「自爆」です。
 消費者庁まで「斎藤元彦は公益通報者保護法違反」と認めているのに、斎藤元彦だけが「これは公益通報者保護法違反ではない」と述べ、法律に従いません。百条委員会や第三者委員会で、パワハラやおねだりが認められ、お亡くなりになった元西播磨県民局長も告発文書の内容が「真実」であることが判明しているにもかかわらず、今も「誹謗中傷性の高い文書」だから告発者潰しをしてもOKだったと言っています。事件から2年経って、まだ自分のやってきたことが違法であるとは認められない。いろんな人からずっと指摘され続けているのに認めない。こんなことでは、斎藤元彦が知事であり続ける限り、ずっと「斎藤辞めろ!」と言われ続け、ずっと「人殺し」と批判され続けるのだと思います。


■ 斎藤元彦を支持するN国信者が現行犯逮捕

よりによって暴行事件を起こし、現行犯逮捕された斎藤元彦支持者の吉田享平

 今週は、斎藤元彦知事を応援しながら、ついでに差別発言を繰り返してきたN国信者で元彦信者の吉田享平が、暴行容疑で現行犯逮捕されるという事件がありました。
 実はこの日、吉田享平は最初から機嫌が悪く、警備をしている警察にも悪態をついていました。スピーカーで「共産党は人殺し!」を連呼し、警察からさんざん「ここは歩道を確保しなければいけないから、この場所でやり続けると法律違反になる可能性がある。場所を変えてくれ」と言われているのに、「可能性があるだけだろ?」と応じませんでした。警察が「可能性がある」と言っている時は「そうじゃないと逮捕するよ」という話なのに、そんなに簡単に逮捕してくるはずがないと思っているので、頑なに場所を譲らずに警察とモメていました。
 しかし、逮捕されたのはその件ではありません。吉田享平は「兵庫県政を正常に戻す会から逮捕者が出た!」とスピーカーで騒ぎ立てていたのに、斎藤元彦知事に辞職を求める抗議者に腹を立て、前髪を掴んだため、暴行容疑で逮捕されて、しっかり手錠をかけられていたのでした。さんざん「正常会から逮捕者が出てる!」と煽っておきながら、自分が逮捕されているのですから、説得力がありません。
 実は、吉田享平がプロテスターたちに嫌がらせをしているのは、斎藤元彦支持者から「お金をもらっているから」です。吉田享平みたいな人間にカンパを渡す元彦信者たちがいるので、これが吉田享平の「仕事」になっています。

警察からなだめられても応じることがなかった吉田享平

 おそらく吉田享平は、何度逮捕されても、やめることはありません。
 これは「N国信者」の悲しい末路なのですが、吉田享平にとって、こうして小さなトラメガを持って、差別発言を繰り返しながら斎藤元彦を応援するのは「生活の糧」であって、かつ「自分の居場所」だからです。
 吉田享平から「差別発言を振りまきながら、カンパやYouTubeでお金をもらう生活」を奪われたら、これからどうやって生きていけばいいのかがわからなくなってしまうので、何度逮捕されても、どれだけ味方であるはずの斎藤元彦支持者から「やめてくれ」と言われても、吉田享平はこれをやり続けることでしょう。
 もしやめてしまうと、また電車に乗っている幸せそうな家族や女子高生たちにイチャモンをつけ、困惑する様子をネットにアップする「超迷惑オジサン」に逆戻りしてしまうからです。元彦信者たちの間では「斎藤元彦に抗議をする者たちは悪」ということになっているので、何をやっても許されることになっていますが、いまや斎藤元彦をポジティブに見ている人たちの方がマイノリティーなので、ますます肩身は狭くなるばかりです。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

選挙ウォッチャーちだいのフィールドワークのイメージ図をAIが生成

 記者会見の前日、丸尾牧さんが「ふくまろ」などを訴えた裁判の第1回目の期日がありましたので、僕は昼間から尼崎市にいたのですが、その夜、ホテルに行く前に、フィールドワークをして、街の声を拾ってきました。
 東門街のガールズバーで話を聞いたのですが、「斎藤元彦って、マダムから人気があるんだけど、絶対に女子高生くらいの若い女の子が好きなんだと思う」と僕が話をしたら、女の子が「ハッ!」となり、「斎藤元彦、うちの高校に来たことがある!」となり、その時に先生から「知事が話を聞きたいと言っているんだけど、行ける?」と言われたそうです。
 地元の業界団体の会合には出席しないし、知事が現場の労働者の話を聞こうとはしないけれど、女子高生の話だけは聞きたがる。女子高生との触れ合いの機会は作ろうとするけれど、さまざまな事業者との触れ合いの機会はまったく持とうとしない。もちろん、記者会見で記者からの質問にも耳を傾けることはありません。それが「斎藤元彦」なのです。


いいなと思ったら応援しよう!

チダイズム いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、反社会的カルト集団の撲滅のために使います!