【選挙ウォッチャー】 週刊元彦問題(#9)。
混乱が続く兵庫県政、その元凶となっている斎藤元彦知事の問題を、わかりやすくお届けしている「週刊元彦問題」。
毎週木曜日、つまり斎藤元彦知事の記者会見が行われた日の翌日に発行されている「週刊元彦問題」ですが、22日の記者会見は最初から無く、29日の記者会見が突然の中止となりましたので、2週連続で斎藤元彦知事の記者会見がありませんでした。なので、今日は実に3週間ぶりの「週刊元彦問題」です。
この間、斎藤元彦知事に関するニュースは山盛りで、久しぶりの記者会見ではありましたが、それ以上にお伝えしなければならないことがたくさんありました。なので、今週は「元彦くじ」を最後に引くことにして、他のジャーナリストの方々の「引き」が弱かった時には、僕が質問をするということにしました。
■ 「はばたんpay」追及逃れの大逃亡
10月29日の記者会見は、その前々日に突然、中止となりました。
この日は斎藤元彦知事の肝煎りプロジェクトである「はばたんpay」に個人情報の漏洩が見つかり、申し込んだ県民のマイナンバーまで漏洩していたことから、重大インシデントであると考えるのが普通です。
兵庫県をめぐっては、兵庫県知事選の際に、兵庫県職員の公用パソコンのデータが漏洩し、それが最終的に立花孝志に提供され、選挙で斎藤元彦知事を応援する「二馬力選挙」の材料として使われる事件がありました。
また、兵庫県広報のTwitterアカウントが何者かによってアクセスされ、斎藤元彦知事を応援するアカウントが勝手にフォローされるという事件までありました。
いずれも斎藤元彦知事を応援するために情報漏洩や不正アクセスが起こっており、こうしたユルユルすぎる一連のサイバーセキュリティーについて追及されるのは避けられないところでした。
ところが、斎藤元彦知事は10月29日に記者会見をすると、近隣の小学校の音楽会と重なるため、兵庫県庁前で抗議の声を上げる人たちの声が邪魔になってしまうために記者会見はできないと判断し、突然の中止となりました。
これについては、いくつもツッコミどころがあるのですが、そもそも兵庫県庁から小学校までは「近い」と言いながらも一定の距離があり、果たしてプロテスターたちの声が聞こえるのかどうかは不明であるということ。仮によく耳を澄ませないと聞こえない程度だとしても、わずかでも聞こえるのであれば、音楽会が成立しないと考えるのであれば、シンプルに「記者会見の開催日時をズラせばいい」だけですが、これもまた公務多忙でできないというのであれば、次の記者会見を「2時間」にすればいいのです。
要するに、ただ記者会見の時間を潰すだけだというのは、記者から追及されることから「逃げている」ことにしかならず、フリーの記者を排除しての簡易的な囲み取材をアリバイ的にやっただけとなりましたので、斎藤元彦知事は、とにかく「フリーの記者が怖くて仕方がない」のだと思います。これは記者クラブのメディアがナメられているということでもあります。
■ 記者会見から逃げた斎藤元彦知事の運の悪さ

実は、斎藤元彦知事が逃げ出した10月29日は、フリーの記者たちのコンディションが悪く、最大の天敵である菅野完さんは、風邪で喉が潰れてしまったために欠席する予定となっていました。
さらに、僕も季節の変わり目に選挙取材のハードスケジュールが重なったことで自律神経がおかしくなり、あんまり体調が良くなかったので、ちゃんと質問できるかどうかが不安でした。聞いたところによると、横田一さんも風邪気味だったそうです。
そんなわけで、もし10月29日に記者会見を開いても、フリーの記者たちが欠席したり、出席してもコンディションが悪かったりで、あまり強烈な追及を受けることはなかったかもしれないのですが、記者会見を中止にしたことで、それぞれ完全にコンディションを取り戻し、絶好調の状態で記者会見に挑むことになりました。もし10月29日に記者会見があったら、無理に参加して余計に体調を壊し、今週の記者会見を休まなければならなかったかもしれませんが、無能というのはナチュラルにタイミングが悪い生き物なので、フリーの記者たちのコンディションが整い、11月4日の記者会見は皆さんが元気でした。
■ ペーロン祭りと元彦キックが鬼バズり
記者会見がお休みになっている空白の3週間で、斎藤元彦知事に関連する鬼バズりが2回ありました。1回は「カメラ目線のペーロン祭」で、もう1回は「記者会見中の元彦キック」です。
斎藤元彦知事がペーロン祭りに参加し、カメラ目線をかましていたのは2年前の話になりますが、今になって掘り起こされ、「カメラ目線が気持ち悪すぎる!」と話題になりました。
記者会見中の元彦キックに関しては、天敵の菅野完さんが質問をしている時に見られる現象で、「イライラを解消するために演台を蹴っているのではないか」という疑惑のシーンが大拡散されました。
ここ最近、斎藤元彦知事は露骨にふてくされた顔をしたり、勝手に記者の質問を時間制限を設けて遮ったり、どんどん小学生みたいなリアクションをするようになってきています。だんだん斎藤元彦知事の「本来の姿」が可視化されるようになってきたと言ってもいいかもしれません。
■ 演台蹴り飛ばし疑惑を検証する

記者会見に「選挙ウォッチャーちだい」が入る。
全国の「元彦ソルジャー」や「元彦マダム」たちは、記者会見場に場違いのバスクリンが入ったところで、どうせレベルの低い質問しかできないに決まっていると思っているかもしれません。
しかし、本当の実力は、こういうところで発揮されます。
斎藤元彦知事が記者会見中にキックしているのではないかという疑惑の演台の裏側は、一体、どうなっているのか。みんなが知りたいと思っているけれど、いちいちこんな話を伝えるメディアは『チダイズム』しかございません。普通はこんなくだらない話に紙面を割かないからです。だけど、こういうくだらない話に見えるところが、実は一番大事なのではないかと思っています。イライラが抑えきれず、鋭い質問をされた時に、まるで舌打ちをするかのように演台を蹴ってしまう知事。あらゆるパワハラの源となっているのは、このメンタルに他ならないからです。

演台の裏側は、このようになっていました。
斎藤元彦知事が小さく蹴っているのではないかという疑惑は、これにより濃厚になったと思います。個人的には軽く演台を蹴るぐらいのことは許してあげてもいいのではないかと思いますが、それより質問されている内容にまったく答えない問題をどうにかしなければなりません。仮に、パンクバンドのライブぐらい暴れて演台を蹴り倒したとしても、ちゃんと誠実に質問に答えてくれるのであれば、そっちの方がマシだとさえ思います。

本当は演台の下にGo Proを仕込みたいぐらいですが、「元彦キック」が事実であったとしても、それより平気で嘘をつくわ、他人に責任をなすりつけるわ、キックが霞むぐらいに回答が酷いので、やはり本丸は斎藤元彦知事の本性を世の中に伝えることが大切だと思います。
■ 11月4日の斎藤元彦記者会見

斎藤元彦の記者会見は、今日も「1時間」でした。
今日の斎藤元彦はテンションが低く、時間稼ぎのために冒頭17分にわたる「知事からの発表」があり、幹事社からの弱めの質問の後、さっそく神戸新聞から宮城県知事選のデマや誹謗中傷についての質問がありました。
宮城県知事選では、たくさんのデマや誹謗中傷に悩まされた村井嘉浩知事ですが、「こうなったのは兵庫県知事選でデマや誹謗中傷を野放しにしたからではないか」と兵庫県を名指し。ある意味、宮城県知事から兵庫県知事がディスられた感じになったわけですが、斎藤元彦知事は「承知をしていないのでノーコメント」を貫き、いつものテンプレート回答でした。
実は今回、日本維新の会の藤田文武共同代表の記者会見と重なっていたため、横田一さんと尾形聡彦さんが欠席となり、赤澤竜也さんがネタを温めている最中なのでパスとなり、4人が「元彦くじ」に挑戦しました。
1番が菅野完さん、2番が松本創さん、3番が「しんぶん赤旗」だったのですが、僕は「4番」を引いてしまったため、質問のチャンスがありませんでした。しかし、僕が用意していた質問を偶然にも関西テレビさんがやってくれました。
【僕が用意していた質問】
1.「はばたんpay」で個人情報の流出がありました。先週、記者会見を中止して、記者クラブだけの簡易的な囲み取材に切り替えて、まるで責任をなすりつけるように、システムを作った会社を名指ししていました。どうして流出したのかという結論はまだ出ていないはずです。ハッキングの被害に遭っている可能性もある中で、あえて知事ともあろう人が、わざわざ会社の名前を出したら、その会社の経営に大きな影響が出てしまう可能性があると思いますが、斎藤知事は会社を潰したいのですか。YESかNOでお答えください。
2.会社を潰したくないのであれば、なぜ確定もしていないのに会社の名前を出したのですか。公益通報ではないと確定したわけでもないのに、勝手に犯人扱いして、県の職員がお亡くなりになったことがある中で、また自分は悪くないと言いたいがために会社を名指しして悪者にして、人を自死に追い詰めただけでは飽き足らず、今度は兵庫県の会社を潰すおつもりですか。どうして会社を名指ししたのかを教えてください。
これが今回、僕が用意していた質問です。
どうして会社を名指ししたのかについては「公金を使っているから」だと明確に答えました。しかし、いくら公金を使っているとはいえ、影響力の大きい知事が名指しをする必要があるのかという話です。「公開するな」と言っているのではありません。わざわざ知事の立場で私刑のように名指しをすると、これも犬笛となって会社の経営に影響があるのではないかという話です。
さらに、関西テレビは「なぜ2次請けの会社まで名前を出したのか」という質問もしていました。これには明確に答えていませんが、やっぱり「公金を使っているから」だと言っています。
これははっきり言って、やっていることが立花孝志と同じです。さすがは反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」と二馬力選挙をするだけのことはあり、同じメンタルだということです。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

斎藤元彦知事は、記者会見が嫌で嫌で仕方がないのだと思います。
フリーの記者軍団は当然嫌いだとして、記者クラブに属している大手新聞の記者からも鬼詰めされるようになり、ほとんどテンプレートの答えを繰り出すだけだからです。何度も「どうして質問と答えがかみ合わないのか」と説教され、この日は水をがぶ飲みしていました。それだけ口の中が渇いてしょうがないということです。
そして、あんまりにも追い詰められ過ぎて、この日は堂々と嘘をついていたことまで発覚。保身のために嘘をつくようになってしまったのですが、これもまた立花孝志とまったく同じです。この「嘘」については来週の「週刊元彦問題」で詳しく解説しますが、そういえば兵庫県知事選の時にも「パワハラやおねだりをしたことはない」と堂々と嘘をついていました。斎藤元彦は斎藤嘘彦です。もうすぐ立花孝志みたいに息が臭くなるでしょう。
そして、この日は記者会見を早く終わりたいもので、「そろそろ下校の時間だ」と言い出し、子どもをダシに使って記者会見を終わろうとしていました。そもそも冒頭の17分の説明が無駄ですし、斎藤元彦知事が辞めればプロテスターは来なくなります。子どもの下校時刻に影響するような嘘とデマで知事の座に座っている人間がとっとと立ち去れば、そんな心配をする必要はなくなるのではないでしょうか。
いいなと思ったら応援しよう!
いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、反社会的カルト集団の撲滅のために使います!