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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#595)。

 兵庫県知事選をめぐり、大量のデマをばら撒いた反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志。当時、情報提供をしていた日本維新の会の「お漏らし3兄弟」こと岸口実、増山誠、白井孝明が何かしらの責任を取らされそうになっている中、肝心のデマをばら撒いた張本人である立花孝志は、2月27日から始まる千葉県知事選に立候補し、選挙の大半を兵庫での演説にすると発表しています。
 はっきり言って、選挙に立候補しなくても、街宣車を回したり、マイクを持って演説をすることはできますが、300万円の供託金を払って立候補をするメリットは、千葉県内にポスターを貼りまくり、政見放送に出演し、選挙広報で独自の訴えをすることができ、街頭演説を妨害する者がいた時には厳しく処罰されることになります。要するに、発信力を増させるために立候補しているというわけです。
 ただ、選挙というのは、そのように使うものではありません。あくまで千葉県知事になりたいと思っている人間が、千葉県知事になるために立候補するものです。当選する目的のない人間は、そもそも選挙なんぞに立候補してはいけません。


■ 千葉県知事選に立候補するN国党の狙い

300万円もかけて千葉県知事選に立候補してくるアホの尊師・立花孝志

 なぜ、わざわざ千葉県知事選に立候補してくるのか。
 その理由はもちろん、冒頭に説明した「発信力を増強するため」ということもあるのですが、最大の狙いは「逮捕されないため」です。
 千葉県知事選の選挙期間は「17日間」で、告示日は2月27日、投票日は3月16日となっているため、千葉県知事選に立候補している限り、少なくとも2週間以上は逮捕される心配がなくなるというのが、立花孝志の計算にあります。
 実際のところは、選挙に立候補している限り、逮捕してはならないという法律があるわけではないので、あくまで「暗黙のルール」みたいなものですが、立花孝志は「暗黙のルール」を本気で信じているので、この2週間の選挙期間を通じて、自分の言い訳を警察に理解してもらうことで、逮捕される可能性を少しでも減らそうとしていると見ています。
 もっとも、立花孝志の場合は「千葉県知事になりたくて立候補しているわけではない」という事情がありますので、もし本当に千葉県知事選になりたいと思っているのであれば、警察の捜査によって選挙運動を止められるのは問題があると考えられるかもしれませんが、まったく千葉県知事になりたいと思っておらず、ただ「発信力」「逮捕逃れ」のために立候補しているバカは、べつに選挙期間中でも逮捕したらよろしいのではないかと思います。ただ、これまでずっと立花孝志を野放しにしてきた警察が、いきなり張り切り出して選挙期間中に逮捕するとも思えませんので、少なくとも、尊師・立花孝志のブタ箱インは、3月17日以降にお預けになってしまったと言えるのではないでしょうか。
 この間に、尊師・立花孝志はたくさんの名誉毀損や誹謗中傷、デマの発信を繰り返すと思いますので、またしても「止められなかった」ということになろうかと思います。水族館の珍しい魚じゃないんですから、いつまで泳がせておくつもりでしょうか。

 実は今回、立花孝志が千葉県知事選に立候補した背景に「旧統一教会」があります。反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」は、安倍晋三元総理が銃殺された事件の後、それまで付き合いのあった自民党をはじめとする議員たちがエンガチョをして、サーッと離れていった中、積極的につながりを持ち、「旧統一教会」のメッセンジャーとなったのが、他ならぬ、浜田聡です。
 今回の千葉県知事選の最中に、立花孝志は「旧統一教会」とのイベントに出席する予定となっており、とにかく暴れて話題になりながら、最終的にはこの「旧統一教会」の主張を世の中に広げることを目的としています。
 選挙期間中の3月8日(土)13時からは「旧統一教会」の弁護士をしている徳永信一と千葉市文化センターで入場料2000円を取ってのシンポジウムを開催。
 さらに、今回の千葉県知事選では、参院選の千葉県選出となっている立憲民主党の小西洋之さんに狙いを定め、悪評を広げようとしています。これもまた「旧統一教会」とのつながりの一環で、立憲民主党と日本共産党を落とすための工作活動として行われるものです。
 浜田聡は「旧統一教会」とのつながりの中で、信者になってしまった家族を取り戻そうとしていた人たちを「拉致」のように表現。「旧統一教会」のようなカルト宗教にハマってしまった親族を取り戻すために家族が奮闘するのは当然のことですが、この活動に手を貸したのが立憲民主党や日本共産党であるという陰謀論を信じ、攻撃を深めようとしています。
 ご存知の通り、「旧統一教会」「勝共連合」なるものを作り、共産党を攻撃する活動をしてきました。これは日本特有のもので、世界の統一教会が反共思想を持っているのではなく、日本では「反共」を打ち出すことが信者獲得につながると考え、「勝共連合」が作られ、N国信者になるような知性の低いアホが釣られています。
 こうした活動が実を結び、そこに党員の高齢化も重なって、共産党が著しく党勢を落とす中、今度は「立憲民主党」をターゲットとし、この千葉県知事選では、千葉県選出の小西洋之さんを攻撃することで、「立憲民主党と戦う姿勢」を見せることで、これまた「立憲民主党ガー!」のネトウヨの下にいる「下翼」の層に支持を広げ、最終的には7月の参院選で「NHKから国民を守る党」に1票入れてしまうアホを広げようとしています。
 また、浜田聡は「立憲民主党は共産党を潰す」ことを狙いとして、6月の東京都議選では、統一教会の信者らを擁立し、立憲民主党や日本共産党の支持母体だと主張する自治労と自治労連を潰すべく、「自治労と自治労連から国民を守る党」なるものを設立し、全選挙区に候補者を立てる計画まで存在します。
 要するに、今回の千葉県知事選は「旧統一教会」とタッグを組み、7月の参院選で「NHKから国民を守る党」という反社会的カルト集団が、最終的に1議席を獲得し、浜田聡が再選する道を作るためのステップであり、既に参院選に向けた動きが始まっているということでもあります。

統一教会のメッセンジャーとして活動している「洗脳豆坊主」こと浜田聡

 一時は、千葉県知事選に立候補するための300万円の供託金が用意できなさそうだという弱気な発言まで飛び出していましたが、どうにかギリギリのところでお金を集めることに成功し、千葉県知事選に立候補することまではできた尊師・立花孝志。
 今回の裏テーマが「旧統一教会と一緒に立憲民主党をぶっ壊す!」であるにもかかわらず、その選挙運動のほとんどを兵庫県でやると言っているということは、おそらく今回のスポンサーが「兵庫の犬猫野菜」と呼ばれている斎藤元彦支持者ではないかと考えられ、「立花孝志にもう一度、兵庫の真実を語ってほしい」というアホな動機でお金を出しているから、わざわざ兵庫で選挙運動をすると言っているのではないか、と推測しています。
 もちろん、これには立花孝志の事情も存在します。
 立花孝志は今、TBS「報道特集」で、立花孝志にデマの怪文書を渡したのが岸口実であり、百条委員会での音声データを流出させたのが増山誠であることがめくられ、増山誠は除名、岸口実には離党勧告が出されるのではないかという雰囲気になっています。「立花孝志に情報提供したから処分された」というのは、立花孝志としてもイメージが良くないので、立花孝志やアホのN国信者たちは「増山誠は悪くない!」「増山さん、がんばえー!」になっています。そして、増山誠の処分を取り消してもらうためにも、その罪を今は「片山安孝副知事のせい」ということにして、責任の分散を狙っているようにも思えます。
 いずれにしても、この2週間ちょっとの選挙を利用して、立花孝志は「自分は悪くない」「自分は正義のヒーローなんだ!」ということを、ひたすらアピールしまくる選挙戦になると思われ、肝心の「千葉県の課題」については1ミリも触れないのではないかと思います。


■ 「旧つばさの党」も立候補してくる

千葉県知事選には「政治団体Q(旧つばさの党)」の黒川敦彦が立候補してくる

 実は、今回の千葉県知事選には、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」のみならず、昨年4月に東京15区の衆院補選で大暴れをして公選法違反の罪に問われ、現在は保釈中の黒川敦彦が「政治団体Q」なるものから立候補してきます。
 これまでも「政治団体Q」については分析しておりますので、詳しい話は過去のレポートを読んでいただければと思いますが、メンバーも含め、実質的に「つばさの党」なので、引き続き注意が必要です。
 また、千葉県知事選と同日に行われる千葉市長選には、「つばさの党」に所属し、黒川敦彦と同じく東京15区の衆院補選で妨害行為に参加し、公選法違反の罪に問われ、同じく釈放中の杉田勇人が立候補を表明しており、ダブルで立候補してきます。2人は保釈条件として、直接会うことが許されていないはずなので、2人が一緒になって演説をするようなことはないと思いますが、時間をズラして同じ場所で街頭演説をする可能性はあります。
 あれだけのお騒がせをしておきながら、尊師・立花孝志よりも潤沢なお金を持っており、今回の選挙では千葉県知事選で300万円、千葉市長選で240万円の供託金を支払うことになり、ともに得票率で10%を超えられなければ落選となりますが、2月2日の千代田区長選ではわずか63票しか取れず、得票率が0.3%。2月16日の朝霞市長選でも269票しか取れなかったので、得票率は0.6%でした。
 尊師・立花孝志が「知性の限界を迎えた超絶アホの層」に人気になっているのとは裏腹に、黒川敦彦はまったく人気がなく、今回も得票率が10%を超えることは到底考えられないので、杉田勇人と合わせ、供託金計540万円が没収されるのは免れないことでしょう。既に「政治団体Q」は、2月9日の今治市長選と合わせ、計300万円の供託金をドブに捨てており、選挙運動の費用などを合わせると1000万円以上の大散財となっています。それだけお金をかけて得られた成果は何かと言われたら、ほとんど何もないのではないかと思うので、もはや何のためにお金を捨てているのか分かりませんが、立花孝志にもカラみに行くと予想されていますので、こちらも注意が必要です。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

当初、第一声を兵庫県で行うと発表していたアホの尊師・立花孝志(引用元リンク

 自称「法律のプロ」にして「選挙のプロ」でもある尊師・立花孝志が、今回の千葉県知事選の第一声を、午前11時から兵庫県の元町駅近くの公園で行うと発表していました。
 しかし、のちに修正されることになり、初日は11時から船橋駅前で行われることになりました。自分が政治家として第一歩を踏み出したのが船橋駅前だからだと、もっともらしいことをホザいていましたが、実際は、物理的に午前11時から兵庫県で第一声を行うことができないことに気が付いたからです。はっきり言って「ただのマヌケ」です、笑ってやってください。
 選挙の街頭演説をするためには「標記」が必要です。選挙に立候補すると午前8時から午後8時までマイクを使ってどこでも演説をすることができるようになりますが、「標記」があることが条件です。この「標記」は、選挙の立候補を届け出て受理された時にもらえるので、初日の朝に千葉県庁で手続きを済ませ、それを第一声の会場となる場所まで持って行かなければなりません。
 千葉県庁を朝8時30分に出発したとして、神戸・元町駅に到着できるのは、超ダッシュで新幹線に飛び乗っても13時になるので、11時からの第一声には間に合いません。いっそのこと14時からにすることもできたと思いますが、立花孝志としては、その日の夕方のニュースに間に合わせたいという思惑があるのでしょう。結局、マヌケをこじらせて船橋駅前で街頭演説をすることになりました。
 めちゃくちゃ個人的な感想を言わせてもらうと、立花孝志の第一声ごときのために、わざわざ往復4万円近い交通費をかけて神戸なんぞに行ってられないので、初日だけでも船橋だったのは不幸中の幸いです。

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