【選挙ウォッチャー】 週刊元彦問題(#31)。
斎藤元彦による公益通報者保護法違反の「告発者潰し」に、「一死をもって抗議する」と遺書を残して命を絶った元西播磨県民局長を追悼し、斎藤元彦の言論統制とも言える刑事告訴に抗議をする「喪服デモ」が、元西播磨県民局長の命日にあたる7月7日、兵庫県庁前で行われました。

どうしてこんなにたくさんの人が集まってしまったのかと言えば、内部告発をした元西播磨県民局長が、斎藤元彦らに「犯人捜し」の末にパソコンを押収され、誹謗中傷をしたとして処分をされたことに対し、「一死をもって抗議する」と遺書を残してお亡くなりになったことに始まります。
この「犯人捜しの末に処分を科す」という行為は、「公益通報者保護法違反」にあたると消費者庁からも内閣からも指摘されており、2年以上経った今でも斎藤元彦は頑なに認めず、それどころか、お亡くなりになった元西播磨県民局長は「処分に対し、不服の申し立てをしなかったので、処分を受け入れている」と発言し、死体蹴りをしました。
元西播磨県民局長は「不服である」と発言していましたが、不服を申し立てると部下たちが知事との板挟みにあって苦しむことになるからと躊躇しており、申し立て期間が終わる前に「一死をもって抗議する」と遺書に書き残して自殺。つまり、不服を申し立てなかったから処分を受け入れたのではなく、まったくの真逆で、不服であることを伝えるためにお亡くなりになってしまったので、物理的に不服申し立てをできなかっただけでした。
こうした斎藤元彦の発言に、記者会見に参加していた菅野完さんが「人殺しやないか!」と抗議したところ、あろうことか斎藤元彦は菅野完さんを刑事告訴したといい、菅野完さんだけでなく、斎藤元彦知事を批判する2名の一般市民まで刑事告訴していたことが明らかになったのでした。

記者会見で「人殺し」と批判されて、斎藤元彦は頭に血が上り、めちゃくちゃムッキッキーになり、「菅野完だけは絶対許さん!」の気持ちで刑事告訴したのだと思いますが、今だから斎藤元彦に教えてあげなければなりませんが、菅野完さんは斎藤元彦が刑事告訴をしたという話を聞いた時、大爆笑した末に、めちゃくちゃ大喜びしていました。
かねてから言っておりますが、「無能」というのは、何かをするより、何もしなかった方がマシであるという結末を迎える人間を意味します。斎藤元彦は「極限の無能」なので、良かれと思って「刑事告訴」をしたのかもしれませんが、むしろ菅野完さんのブランドを高めることに寄与しています。言ってしまえば、また菅野完さんが売れてしまうということです。
長らく菅野完さんの友人である僕たちとしては、「もういいよ、そんなに売れなくても!」という気持ちなんですが、斎藤元彦が無能すぎて、どんどんおいしい環境を与えてしまうので、ただでも菅野完さんが共著の一人となっている『限界地方政治』が爆発的に売れているのに、この出版不況の時代にまた第3版が決定してしまうではないかという話です。
しかも、この本は同じく記者会見に出席している松本創さんや僕も共著のメンバーとなっています。松本創さんは斎藤元彦を生み出した「維新」の話を中心に構成しており、僕は斎藤元彦を「二馬力選挙」で生み出した反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の話を中心に構成し、最後に菅野完さんが「斎藤元彦と兵庫県政」の話をしています。
なんだか僕と松本創さんがヒットで出塁し、最後に菅野完さんがホームランを打って帰ってくるような構成になっており、いっつもおいしいところを持っていきます。菅野完さんは出禁になって盛り上がるけど、僕は出禁にならず、今週も定例記者会見に出席です。いっそのこと、出禁になった方がおいしかったのではないでしょうか。

アホのN国信者や元彦信者は、菅野完さんが有罪判決を受けると信じていますが、同時に一般の県民まで刑事告訴していたことが判明したことで、ただでも無理筋の刑事告訴は、より成立しにくくなってしまったのではないかと思います。
というのも、元西播磨県民局長は、斎藤元彦による違法な告発者潰しによって命を絶っており、斎藤元彦らの行為が第三者委員会や消費者庁から「違法」と指摘されています。つまり、斎藤元彦らに瑕疵があり、その結果として職員が命を絶っているので、「斎藤元彦は人殺し」と批判されても、本当は刑事告訴なんかできないはずです。

もっと言うと、一般の県民を刑事告訴したことで、県民の怒りに火がついてしまい、余計に「斎藤元彦は人殺し!」と批判されるようになってしまいました。「上等やないか、為政者に対する批判を口封じするために刑事告訴すると言うなら、俺のことも刑事告訴してみぃ!」という人が増えてしまったのです。
斎藤元彦は、批判する県民にケンカを売ってしまったと思います。
しかも、刑事告訴をしたことで、県民の怒りのボルテージが上がってしまっただけでなく、約270人が「斎藤元彦は人殺し」と書かれたプラカードを持って集まるという「画」が出来上がり、単なる「お気持ちの表明」ではなく、ビジュアル的にインパクトのある「抗議」となってしまいました。

それまで「斎藤元彦は人殺し」という言葉を使うかどうかは、抗議をする人たちの間でも賛否あり、例えば、「ひょうご県民デモ」では、より多くの方々が安心してデモに参加できるように控えることになりました。
ところが、政治に対する批判を「刑事告訴」という形で口封じしようとする卑劣な知事だったことが分かったので、県民の皆さんが腹を括り、「斎藤元彦は人殺し」という言葉を積極的に使っていくというコンセンサスに変化しました。
ちなみに、関西テレビの鈴木さんが7月8日の記者会見で詰めていましたが、最近、斎藤元彦は抗議をする人たちを盗撮するような仕草を見せるようになっています。この日も「県民を撮影しているのか?」と問われていましたが、斎藤元彦は明確に答えませんでした。盗撮していないなら盗撮していないと言ってもらわないと困るのに、ゴニョゴニョ言うだけで、まったく説明になっていません。しかし、「エスカレーターでスカートの下に手を伸ばしていたのではないか」と問われている人だって、もう少しマシな言い訳をすると思います。
もっと言えば、僕は先週の記者会見で「一般の県民に対しては刑事告訴をしないという理解でよろしいか?」と質問していて、その時はまるで刑事告訴をしないかのような回答をしていたのに、実際は、質問した時には既に刑事告訴を終えていたのです。だったら、「既に刑事告訴してます」と言ってもらわないと困るのですが、姑息に嘘をこいていたわけです。

兵庫県民の皆さんは、本当に怒っています。
起債許可団体に落ちることが決まっている兵庫県の財政は滅茶苦茶にされて、公共事業などの年間投資額を2割削減しても、30年後の2053年まで起債許可団体を脱却できないレベルで、とてつもなく悪化をしているのです。
さらに、兵庫県はほぼ経済成長しておらず、倒産件数も増加傾向にあるため、今後、税収も伸び悩むことが予想されています。これに加え、2030年度には先送りし続けてきた借金約493億円を一括返還しなければならなくなっています。
猛暑が予想される中、熱中症で倒れる人が多いのではないかと予想されているのに、8月と9月はドクターヘリが止まる危機に瀕しており、あまりに知事として無能すぎるのですが、これがまだ多くの兵庫県民の皆さんに伝わっていないのです。

今の斎藤元彦に、こんなことをしている暇はあるのでしょうか。
こんなものに1万9000件の「いいね」がついている時点で、だいぶ気が狂っていますが、斎藤元彦の公益通報者保護法違反を指摘する7ページの質問主意書を読む時間はないが、キャラメルポップコーンを片手に、マイケル・ジャクソンの映画を観る時間はあるようです。ドクターヘリが止まってしまうかもしれないのに。
どうやら斎藤元彦の頭の中では、自分が映画を観たり、どこかの商店街で食べ物を食べれば、「斎藤さ~ん!」と言いながら、わざわざ同じものを味わいに行こうとする人が続出すると思っているようです。しかし、斎藤元彦のYouTubeは、せいぜい2万~3万回しか再生されておらず、ごく一部のマニアックな「元彦信者」のババァが見ているだけの過疎っているチャンネルです。この再生数では、およそYouTuberを名乗ることもできません。ましてや、斎藤元彦を応援しているのが兵庫県民とは限りません。斎藤元彦と同じものを味わいたい人は、3万人の中の1%もいないでしょう。つまり、喪服を着て県庁に集まった人たちの方が多いかもしれないのです。
要するに、兵庫県の経済を少しでも回そうとYouTubeをやっておられるようなのですが、1動画あたり3万回で、ほとんど同じ客が見ている過疎ったYouTubeをやってみたところで、焼け石に水すぎて、そりゃ兵庫県内の倒産件数が増えるのは当然です。

いまや斎藤元彦を熱烈に擁護するのは、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」を支持する「N国信者」をはじめ、かなりのキワモノばかりです。
N国信者による印象操作で、県庁前に来ているのが「しばき隊」と呼ばれる危険な集団だと思っている人も多いかもしれませんが、実際は、斎藤元彦を支持する者たちの方がよっぽどキワモノなのです。

例えば、喪服デモに参加していたり、歩道橋の上から斎藤元彦を批判する人たちには、警察がついていません。むしろ、斎藤元彦を擁護する立場にある人たちには、常に大量の警察官がついています。N国信者の方がよっぽど狂暴で暴力的だからです。


この期に及んで斎藤元彦を支持するN国信者は、車椅子の抗議者に「かたわ」や「芋虫」と発言。人種差別、部落差別、障碍者差別を堂々と言ってのけ、それでいて「斎藤元彦頑張れ!」なのです。そして、現場に来ればわかりますが、これは印象操作でも何でもなく、本当にこんな奴らしかいないのです。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

なぜ斎藤元彦は批判されるのか。
その理由は、単に嫌われているからではありません。人の命を蔑ろにする人間であり、反社会的カルト集団とタッグを組み、大量のデマをばら撒くという手法で当選したものの、政治家としての能力が「日本で最も低い」から
です。
僕も日本全国、さまざまな自治体の選挙を取材し、さまざまな知事や市長を見ていますが、これほど能力の低い知事に出会ったことがありません。小池百合子知事にしろ、吉村洋文知事にしろ、その政策や独裁ぶりには賛否ありますが、それでも斎藤元彦ほど「能力の低い」知事を見たことがありません。マジでな~んにもできないのです。
しかし、立花孝志が育てた「ネットde真実」のデマに騙される極限のアホの集団が、バカをこじらせて「斎藤元彦こそ最高の知事!」と言って、バッキバキにキマっているので、政治に疎い人たちには「どっちが本当のことを言っているのかがわからない」という現象が起こり、なかなか気づいてもらえないのです。
もはや数字を見るだけで、斎藤元彦の能力は証明されるのです。
元西播磨県民局長がお亡くなりになって2年が経ちましたが、斎藤元彦は今日まで元西播磨県民局長を弔い、手を合わせたことはありません。口だけのテンプレートの「お悔やみと感謝」を記者会見の場で述べるだけです。
斎藤元彦は「人殺し」という批判もさることながら、「人でなし」という批判もされるべきなのです。
いいなと思ったら応援しよう!
いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、反社会的カルト集団の撲滅のために使います!