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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#661)。

 反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志が、警視庁捜査2課に「業務上横領」で刑事告訴状が受理されてから、頻繁にお金にまつわる言い訳をするようになりました。どの説明も非常に稚拙で、小学生レベルの「すぐバレる嘘」をこいています。
 立花孝志は「自分は贅沢をしていないので、私利私欲のためにお金を使っていないのは、皆さんにもわかると思う」とホザいていますが、毎日のようにゴルフに行っておきながら「贅沢をしていない」と言われても、まったく説得力がないのではないでしょうか。

 今日は、立花孝志がどれだけトンチンカンな言い訳をするようになったのかを検証し、グチャグチャになっている「N国党のお金」の流れを解明したいと思います。
 ただし、これから検証することは、あくまで立花孝志が言っている独自の主張に過ぎず、実際にはまったく異なるお金の流れになっていると見るのが一般的な見方です。お金の話で立花孝志の主張を鵜呑みにするバカは、N国信者しかいません。


■ 刑務所に行くまでの流れを説明する尊師

YouTubeでお金の話をするたびに刑務所に近づく尊師・立花孝志(引用元リンク

 この日は、奥谷謙一県議に対する名誉毀損・威力業務妨害・脅迫の罪で書類送検されたので、アホのN国信者向けに「自分が刑務所に行くことはないから安心してほしい」という動画を撮影したのですが、業務上横領でも刑事告訴されているので、この動画の中でもトンチンカンな解説を繰り出しております。
 タイトルは「犯罪をして刑務所にいくまでの流れを詳しく解説します」
 まるで、ここから「業務上横領」で刑務所に行くまでの流れを解説してくれるかのような話になっています。N国ウォッチャーにとっては、ただ爆笑です。

(18分52秒~)
「まあ、大津なんかがね、1000万円横領したとか言ってますけど、これも全部調べました。えー、理由ははっきりわかりました。もう、2019年の帳簿のつけ方がそもそも間違っていて、僕が国会議員になってから外部の人にお願いをしたりしてたので、ちゃんと見てなかった。まあ、1億1100万円、えー、僕が党に貸し付けてるものを単純に記載してなかったというのが一番大きな理由です。えー、まあ、そういうのがあって、あの、警察に何を聴かれても、あの、僕は堂々と受け答えするし、悪いことをしていないという自覚があるのでね」

 まず立花孝志が刑事告訴されたのは1000万円ではなく、3億5000万円です。1000万円であれば、人によっては「たかだか1000万円で業務上横領なんて大袈裟だ」と思う人がいるかもわかりませんが、実際は3億5000万円なので、これだけの金額の横領とあらば、誰もが真相を究明するべきだと思うのではないでしょうか。
 常にお金がグチャグチャになっている尊師・立花孝志は、今さら「2019年の帳簿のつけ方を間違えていた」と言い出し、なんと、1億1100万円を党に貸し付けていたのに、それをうっかり「記載ミス」してしまったというのです。
 しかし、1億円以上の巨額のお金を「記載ミスでした」で、ペロリと舌を出して終わると思うでしょうか。「アイツに1万円を貸したけど、今も返してもらってないっすよね」みたいな話ではありません。もし1億円のお金が返ってこないとあらば、これは大事件です。これほど巨額のお金を貸し付けているのであれば、何度も間違いがないかをチェックするはずだし、今になって調べるまで分からないことはありません。なにしろ、もし本当に記載ミスだったことを前提にしても、党には立花孝志から1億円借りたという記載がないわけですから、何を根拠に1億円を返すのかがわからなくなるはずです。また、立花孝志に返済したテイになっているお金は、政治資金収支報告書には「貸付金」として処理されています。なぜ「借金の返済」という形ではなく「貸付金」として処理されているのでしょうか。そのあたりの説明は全然できないはずです。まさに「犯罪をして刑務所にいくまでの流れを詳しく解説」していると思います。


■ 「国民会見」でゲロった衝撃の真実

大津綾香党首をディスったついでに、猛烈にゲロる尊師・立花孝志(引用元リンク

 尊師・立花孝志は、N国信者のアホから「深田萌絵と大津綾香の違いを教えてください」という、うだつの上がらないアホ全開の質問をされ、「大津綾香は虚偽しか言わない」とディスった後、聞かれてもいないのに、自分から3億5000万円の業務上横領の話をかまし、大ゲロフェスティバルが開催されることになりました。
 もう既に立花孝志の頭の中でストーリーがグチャグチャなので、その発言を一つずつ丁寧に図解していこうと思うのですが、おそらく図解しても理解できないと思います。

(38分57秒~)
「あの、ちなみに、不正を追及することに、ちょっと反れますけど、これ、すごくあの今回、刑事告発、刑事告訴されて、されたんで、これ明確に調べました。これ3日間ぐらい、ずっとこれ調べました。で、えー、まず、僕が選挙に2019年の選挙で9000万円、個人的にお借りしたんですよ。8830万円です。で、このお金をそのまま供託金として持って行ってるんですけど、現金でね。1億1100万円現金でっていう動画も残ってるんですけど、これを僕から党へ貸し付けたという記載をし忘れてるんですよ。これが1点、8800万円の大きな、まず約8000万円の大きな支出漏れと」

 2019年の参院選で、NHKから国民を守る党は、都道府県選挙区で37人、比例区で4人、合計41人の候補者を出しました。立花孝志が言っている供託金の1億1100万円というのは、あくまで都道府県選挙区から立候補した人間の数字です。

都道府県選挙区(37人×300万円=1億1100万円)
全国比例区(4人×600万円=2400万円)

 当時のN国党は、供託金だけで1億3500万円を使いました。
 しかし、立候補した人のうち、11人が「自腹組」であり、供託金は自分たちで用意しており、立花孝志やN国党に負担をさせていません。
 しかも、比例区では当選したため、立花孝志と浜田聡の分の供託金は返還されており、岡本介伸と熊丸英治は「自腹組」なので、比例区の供託金はまったくかかっていません。
 残る1億1100万円のうち、9人が「自腹組」なので、2700万円は各自で負担しており、残るは8400万円です。ここから統一地方選などで当選しているアホ議員たちに1人130万円をお布施させたので、3480万円を議員から捻出させているはずで、残るは4920万円。立花孝志が年利15%で借りたのは、ざっくり5000万円ぐらいのはずです。

【お布施をした議員リスト】
国場雄大、遠藤信一、酒谷和秀、栗原博之、大橋昌信、宮城壮一、小川友樹、久保田学、野口健太郎、河本圭司、大桃聰、光木慎太郎、佐直友樹、觸澤高秀、塩田和久、深沢宏文、近藤秀人、竹内明広、中曽千鶴子、川端慎二、掛川暁生、中村典子、武原正二、神足重治、大野富生、松田美樹、松田亘(※お布施順)

 2019年の政治資金収支報告書を見れば、立花孝志のお金の流れが不適切であることは一発で理解でき、横領に至った経緯について、警察にしっかり説明する必要があるでしょう。

基本的に「記載漏れ」だと説明するアホの尊師・立花孝志(引用元リンク

(39分45秒~)
「で、みずほ銀行で下ろそうと思ってたお金を、まあ、僕の個人口座からその下ろそうとお金を、一旦、党の方に3000万円振り替えて、党で3000万円現金化して、持って行ってる3000万円が、なぜか立花に対する貸付金になってるんですよ。この間違った記載とで、合わせて単純にもうそれで1億1000万円と、いうものが、そもそも計上で間違えているっていうところ。あとは、あの、そっからの利息を僕が個人的に負担してたりとか、まだ僕、民間の方に3600万円借りたままなので、そういうのを含めていくと全然会社の方のお金もかなり党に入れてるんですよ。で、それは5400万円ぐらいでした」

 言ってることが全然わかりません。
 立花孝志の個人口座からお金を下ろそうとしたが、やっぱりやめて、党の銀行口座から3000万円を出すことになった。これが立花孝志に対する貸付金になっている。
 よく考えたら、何もおかしなことにはなっていません。立花孝志が個人で払うべきお金を、党の銀行口座から出した。この時点でおかしいですが、仮に党の方で立て替えたのであれば、そのお金を立花孝志に請求するのは当然のことなので、3000万円が貸付金として処理されたという話に矛盾がありません。逆に、どのように計上すべきだというのでしょうか。
 もともと党が支払うべきお金だったのに、立花孝志に請求されているというのであれば、この当時の代表者が立花孝志で、この当時の会計責任者も立花孝志なので、結局、立花孝志のせいです。以上です、お疲れさまでした。
 もう一つ、めっちゃ不思議なことを言っています。それは「立花孝志が個人で利息を負担している」と述べるくだりです。なぜ党が支払うべき利息を立花孝志が個人で負担しているのでしょうか。それは立花孝志が個人的に抱えている借金で、その借金の利息を立花孝志が払っているに過ぎないのではないでしょうか。だとしたら、党は全然関係ありません。

(40分34秒~)
「で、これはもう明確に言えるのは、当時のYouTube収入、僕、月、多く時で1200万とか、2ヶ月で2000万とかあったんで、そのお金と会社の株として扱った資金、だいたい5000万ぐらいを、党の方に入れていたので、それがまた今度、会社に貸したお金についての、2018年、選挙の1年前とかの記載がされていなかったっていうのがよくわかりましたので、全部、あの、通帳とか、あの、出てきましたので、まあ、これはどこに聞かれても、管財人さんに、来週火曜日、説明に行きますし、東京、いわゆる警視庁から聞かれても、明確に、こういう動きでやってますよっていうことで、むしろまだ僕、3000万円ぐらい党に貸し付けているということがわかりました。それはそうですよね。僕、一般の人に3600万円借りたままなので。で、僕が本当に党のお金を何か私的に使ってたら、こんなに目立つ人間なんで、わかるでしょう。海外旅行も行ってないし、そんな派手な車にも乗ってないし、そのスーツ以外は、日頃、5万円ぐらいのスーツしか着てないし、そんな飲み食いでめちゃくちゃやってないですから。

 立花孝志がYouTubeで収益を上げるようになったのは、2019年4月の統一地方選で当選者を増やし、話題になってからです。この時から再生数が鬼のように回るようになり、100万回再生を超えるような動画も生まれるようになりました。しかし、それから数ヶ月でYouTubeの広告収入が剥がされるようになったので、実は、立花孝志がYouTubeでお金を稼いでいた時期というのは極端に少ないです。
 また、立花孝志が3000万円を個人的に貸し付けていたとしても、3億5000万円を借りているので、ほとんど焼け石に水です。さっきから立花孝志が個人でやり取りしているものが、なぜ党が支払わなければならない話になるのか。政治資金は公開するから税が免除されるのであって、公開されていないお金を党に請求することなど、できるはずがありません。立花孝志個人のお金を党が肩代わりする理由がありません。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 尊師・立花孝志は、自分が個人で借りたお金を「政治にかかわるお金だから」ということで、党に返済させようとしていますが、個人で借りたお金が党のために使われたかどうかは、帳簿につけられていないので証明ができません。
 立花孝志が加陽麻里布とのデートのために使っている可能性も十分にあるわけで、ホラッチョの立花孝志の主張だけを鵜呑みにして、個人の借金が政治にかかわるものだったと言うこともできないのです。現在、党の代表権は大津綾香党首に移っていて、党の借金を返済する責任が大津綾香党首に存在するのだと主張するのであれば、なおさら立花孝志個人のお金とは区別されるべきであり、大津綾香党首に責任が発生する以上、党のお金が立花孝志個人にお金が流されることがあってはならないのです。


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