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【選挙ウォッチャー】 週刊元彦問題(#22)。

 4月1日は記者会見がなく、4月9日は記者会見に出席できませんでしたので、実に3週間ぶりとなった「週刊元彦問題」。今週もまた全然答えにならないことを繰り返し、まともに回答する様子もなかった斎藤元彦知事ですが、斎藤元彦知事の「自撮り問題」を取り上げたところ、さっそくTwitterのニュースになりました。

 今は斎藤元彦の問題よりも「中東情勢」の方がよっぽどヤバいので、こんなもんがニュースになっちまって申し訳ありませんが、兵庫県民の皆さんに少しでも知事がヤバい人物であることが伝わるといいなと思います。


■ 斎藤元彦知事は平常運転

イタリアのサングラスをかけて登場し、斎藤マダムたちが大興奮だった(引用元リンク

 4月1日の記者会見がお休みで、4月9日の記者会見に僕が参加できなかったので、斎藤元彦知事の記者会見は3週間ぶりとなりましたが、斎藤元彦知事は相変わらずの平常運転でした。
 今週は「兵庫県公館」が一般公開されているということで、プライベートで訪れたという斎藤元彦。バッチリとサングラスをかけ、斎藤マダムたちにアピールしていたのですが、その後、「今日は少しそこを見ていきたいと思います」と言って、しっとりとしたピアノのBGMとともに、スライド形式で様子を伝えていたのですが・・・。
 建物の外観→会議室→自撮り→会議室→自撮り→自撮り→噴水→自撮り→自撮り→自撮り→自撮り→自撮り→自撮り。全部で13枚の写真が公開されたのですが、そのうち「兵庫県公館」の写真が4枚、斎藤元彦知事の自撮りが9枚ということで、ほぼ自撮り。これは中を紹介するというより、完全に自撮りの写真を見せたいオジサンでしかなく、ナルシストすぎてドン引きするレベルです。
 しかし、ホルムズ海峡の閉鎖で世の中が混乱し始めている中で、斎藤元彦知事の自撮りなんて「どうでもいいトピックス」すぎるため、アンチ界隈にも盛り上がらず、スポーツ報知が「素敵なサングラス」として、こたつ記事を書いたぐらいで終わりました。

【質問①】
4月10日に加古川市で県道65号線が崩落しました。突然、道路が崩れ落ちるという事故が起こりますと、県民の皆さんが道路を歩くのさえ不安になると思いますが、今日までに斎藤知事がTwitterで発信した情報は、ふるさと納税の寄付額が過去最高になった話、はばたんpayの申込締切が迫っている話、市街化調整区域を見直す話、兵庫県公館が一般公開された話、兵庫県の総合事務職採用試験に防災コースが新設された話でした。道路の崩壊についての発信がないのは、なぜでしょうか。

【質問②】
道路の崩壊事故の後、斎藤知事が発信したYouTubeでは、はばたんpayの申し込み期限が迫っていることと、兵庫県公館が無料公開されるようになった話の2つでした。特に、兵庫県公館の話では「今日は少しそこを見ていきたいと思います」とおっしゃって、しっとりとしたピアノのBGMに合わせてスライドショーが始まったのですが、建物の外観→会議室→自撮り→会議室→自撮り→自撮り→噴水→自撮り→自撮り→自撮り→自撮り→自撮り→自撮りでした。13枚の写真のうち9枚が自撮りだったのですが、県道の崩壊事故の話を横に置いて、「自撮り」を県民に伝えているのは、道路の状況より斎藤知事のカッコ良さを伝えたいという意図でしょうか。

 フリーの記者の質問は「元彦くじ」で決まりますが、僕の質問はそれほど重要ではなかったので、一番最後に引かせてもらうことにしました。自分で当たりを引くのではなく、みんなが当たりを引かなかったら僕が質問させてもらうの精神で臨ませていただきました。
 偶然にも「3番」を引くことができましたので、しんぶん赤旗さん、菅野完さんの次に、僕の順番が回ってくることになり、もはや何を質問したところで、まともに答えが返ってくるとは思えないので、どちらかと言えば、記者会見を見ている皆さんに「報告」をするような気持ちで質問をさせてもらいました。
 どの質問にも、まともな回答は返ってこなかったのですが、記者会見を見ている人には「自撮りばっかりしている」ということは伝わったのではないでしょうか。本当は質問に答えてほしいのですが、答えてくれないことはわかり切っているので、このような戦術となっています。


■ 加古川の県道崩落事故について

 4月10日午前11時頃、加古川市の県道65号線で、歩道と車道の一部が約70mにわたって崩落。幸いにもケガ人はゼロでしたが、この事故を受けての斎藤元彦知事のSNSでの投稿はありませんでした。
 事故が起こってから、斎藤元彦知事のSNSは、ふるさと納税の寄付額が過去最高になった話、はばたんpayの申込締切が迫っている話、市街化調整区域を見直す話、兵庫県公館が一般公開された話、兵庫県の総合事務職採用試験に防災コースが新設された話。
 災害対応の話は一切なく、県民に状況を説明することもありません。ただ楽しいことだけを発信し、不都合な現実からは目を逸らさせるような投稿を続けています。しかし、本当に発信しなければならないのは、危うく県民が命を落とすかもしれなかった大事故に対し、どのように対応するのかという話ではないでしょうか。兵庫県公館の中を紹介するのではなく、崩壊した県道を紹介しなければならないのではないでしょうか。

【質問③】
そこで項目内の質問ですが、「ひょうご建設業環境整備支援事業」をされるということですが、建設業では、中東情勢をめぐり、アスファルトをはじめとした必要な資材が入ってこない事態となっており、そもそも道路を修理できるのかどうかが分かりません。トイレの整備、シャワー室の整備のための補助金を出すと言っていますが、トイレが納入されません。中東情勢に対応する具体的な政策は、いつ頃を目処に出てくる見込みでしょうか。

 斎藤元彦知事は、中東情勢についての危機感がなく、「それは国がどうにかすることだ」と考えていました。しかし、兵庫県としてできることだってあるはずです。緊急性を要する資材の確保、それに伴う減収に対するサポートなど、災害級の被害が出るかもしれないことを念頭に、今からできることをやっておくということが必要なのではないでしょうか。
 しかし、現時点で「相談窓口を開く」以外の政策はなく、中東情勢に対する対応が近日まとまるということもなさそうです。もともと斎藤元彦知事に期待できることはないかもしれませんが、このまま政府とともに沈没する可能性は否定できません。


■ 22首長を討伐する戦いの結果

 斎藤元彦を応援していたN国党などの軍団が、2024年の兵庫県知事選の際、稲村和美さんを応援した22首長を討伐すると宣言し、それぞれの選挙に刺客を立てていたわけですが、ここまでの結果をまとめてまいります。

南あわじ市長選:現職の無投票当選。
  伊丹市長選:現職は引退し、新人の中田慎也が当選。
  宝塚市長選:現職は引退し、新人の森臨太郎が当選。
  朝来市長選:現職の無投票当選。
  淡路市長選:現職が落選し、新人の戸田敦大が当選。
  宍粟市長選:現職が4期目の当選。
  三木市長選:現職が3期目の当選。
 たつの市長選:現職が2期目の当選。
  洲本市長選:現職が落選し、新人の吉平敏孝が当選。
  西宮市長選:現職が3期目の当選。

 南あわじ市長選は、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志が立候補を匂わせていましたが、岸和田市議選で永野耕平の嫁を当選させるために奔走することを選び、最終的に立候補しなかったために現職の無投票当選となっています。
 稲村和美さんを応援していた現職を、どんな手を使ってでも落選させるというのであれば、伊丹市と宝塚市は「現職引退」となっているので、あまり意味がなく、淡路市と洲本市が現職を退けた選挙となりますが、いずれも淡路島での出来事です。

 打倒・22首長の本丸だったのは、西宮市長選だったと言えますが、その西宮市長選では現職の石井登志郎さんが当選。高市早苗や吉村洋文の人気にあやかって選挙を展開し、増山誠や森健人が応援していた新人の田中正剛さんは落選しました。
 4月26日には加東市長選が行われる予定ですが、現職以外に立候補を表明している人はおらず、噂によると、小西彦治が立候補するのではないかと言われていますが、正式な表明はありません。また、もし小西彦治が立候補したとしても、現職が優勢であることに変わりはありません。
 6月28日には加古川市長選が行われる予定で、4期目を目指す現職の岡田康裕さんが立候補するとみられますが、前回の市長選に立候補した新人の久本和明さんが立候補を表明しています。同日に行われる加古川市議選には反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の教団幹部である越智寛之が立候補する予定で、その越智寛之を釣り上げるために、市長選に浜田聡が立候補する可能性があります。


■ N国信者2名が斎藤元彦知事を応援

先週あたりから戸塚敦士とともに「斎藤がんばれ」をするようになったN国党の吉田亨平

 実は今、斎藤元彦知事に抗議をする人たちが集まる歩道橋に、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の戸塚敦士と吉田亨平がやって来るようになりました。
 戸塚敦士も吉田亨平も「無敵の人」であり、本当は斎藤元彦を応援しているというより、斎藤元彦に抗議をしている人たちは「パヨク」だと考えており、とりあえず「パヨク」のやっていることには全部反対するという「下翼しぐさ」を見せつけており、歩道橋付近で「斎藤がんばれ!」をやっています。
 彼らの目的は、こうした「パヨク撲滅運動」をYouTubeライブで見せることで、視聴率を稼ぎ、人気者になれると思っているからです。実際は、めっちゃ過疎っているのですが、それでも普通に配信するよりは多少見てくれる確率が高くなるのです。
 実は、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」にアホが集まってくるのは「社会に自分の居場所がないから」であり、こういう活動を中継することで、同じ周波数のアホがYouTubeで賛同してくれるので、まるで自分の居場所が見つかったような気になってしまうのです。だから、これこそが彼らにとっては「生き甲斐」であり、お金が儲かるわけでもなければ、何か得られるものがあるわけでもないのに、毎週、歩道橋付近に来ては奇天烈な主張をするようになるのです。
 そんな吉田亨平は、今回も靴を履いていませんでした。N国信者は「靴キャンセル界隈」が非常に多く、尊師・立花孝志の演説を見に来るN国信者たちは、だいたいサンダルです。

この日、県庁前にやってきた吉田亨平も、思いっきり雨なのにサンダルを履いていた

 なかなか信じてもらえないのですが、N国信者の「サンダル率」は非常に高く、絶好調だと3割ぐらいはサンダルです。彼らの特徴は、冬でもサンダルを履いているし、雨の日はむしろサンダルを履いているし、梅田のヨドバシカメラ前でもサンダルを履いています。僕は何度も「なんでサンダルを履いているんだ?」と質問しているのですが、彼らはいつもヘラヘラするだけで、まともに答えが返ってきたことはありません。とにかくサンダル率が非常に高い。これが僕が常に見ている景色なのです。だから、ほとんどの人が靴を履いているだけで「靴を履いている普通の人ばっかりだ!」となるのです。僕の取材対象は、だいたいサンダルなのです。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

今週もあらゆる質問に答えなかった斎藤元彦知事

 斎藤元彦知事は「はばたんpay」に力を入れており、今回も全員当選を決めましたが、これにより若年層を中心に「ありがたい」と好感を持つ声が出てくるようになりました。直接的に得をしているということが大きく、記者会見を見ているような若者はいませんので、斎藤元彦のイメージが美化されています。
 やはり斎藤元彦知事が「自撮りばっかりしているキモい奴」だということが伝わることは重要で、斎藤元彦知事を応援している人たちが「NHKから国民を守る党のキモい奴」だということが伝わることも重要です。まだまだ十分に伝わっていないと思うので、引き続き、斎藤元彦知事の正体をお伝えしてまいりたいと思います。


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