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【選挙ウォッチャー】 週刊元彦問題(#34)。

 前日に熊本地震があった関係で、非常にバタバタしている中で行われることになった斎藤元彦記者会見。本当は熊本に直行して取材したいところでしたが、僕は前乗りをするための東海道新幹線の中で「熊本地震」の一報を聞きましたので、熊本に行くための準備がまったくできていなかったことから予定通りに斎藤元彦記者会見に出席することになりました。
 現在、熊本の皆さんのために何ができるかを精査しているところです。

 熊本地震についての詳細は、こちらにまとめております。
 今日は、記者クラブ加盟社の記者の皆さんも、熊本地震に関連した質問が中心となっておりました。ということで、本日は予定通りに、斎藤元彦記者会見の模様をお届けしてまいります。




■ 記者会見場が3号館に変更された

新しい記者会見場は、昔の記者会見場と比べると、いろいろと不便になった

 先週から記者会見の場所が、兵庫県庁2号館4階から、兵庫県庁3号館7階に変更されることになりました。これは兵庫県庁の建て直しを前提として前々から決まっていたことであり、兵庫県庁前で抗議をしている人たちの声がうるさいから変更されたわけではありません。
 しかし、これまでは記者会見場と歩道橋は至近距離だったことから、歩道橋の声がよく聞こえていましたが、今は歩道橋から遠くなってしまったことに加え、4階から7階に移動したことで物理的に距離が遠くなってしまいました。
 さらに、新しい記者会見場は二重窓になっていて、遮音性が高いと言われていましたので、県庁前で抗議をしている人たちの声が聞こえなくなってしまうのではないかと心配されました。
 結論から言うと、昔のようなボリュームではないものの、記者会見場に県庁前の皆さんの声は「届いている」という感じです。YouTubeなどの中継ではどれくらい聞こえているかは分からないのですが、少なくとも「声は比較的はっきり聞こえている」と言えます。

お金をかけて、わざわざ二重窓を設置するも、あんまり意味はなかった

 結局、お金をかけて二重窓まで設置したのに、そこまで高い効果は発揮していません。それより、前回の記者会見場は「冷房が効かない」と不評だったので、二重窓でしっかりエアコンがあるということで、新しい記者会見場は涼しくなるのではないかと期待されたのですが、エアコンが建物全体で管理されているということで、部屋の温度を下げるためには管理室に連絡をしなければならず、「今まで以上に暑い」という不便な形となりました。
 もっと言うと、これまでの記者会見場と比べると奥行きがなく、全体的に狭くなってしまいました。後ろの方はパツパツです。
 また、セキュリティーの観点から入退室を管理されることになり、何時に記者会見場に入り、何時に記者会見場から出たのかということが、システムで管理されることになりました。物騒な世の中なので、こうしたセキュリティーシステムは必要だと思うので、文句はないのですが、これまでは13時の「元彦くじ」に間に合えば良かったのですが、12時30分に集合し、パスを受け取ってから記者会見場に入らなければならなくなったため、記者会見が始まる45分前に集合していなければならないことになりました。これはやがてギリギリでも大丈夫になるかもしれませんが、斎藤元彦のために拘束される時間はより長くなりました。それならフリージャーナリスト軍団の質問時間もたっぷり確保してもらわないと困ります。


■ 兵庫県が熊本県のためにできること

熊本県の支援については、あんまり考えていなかったことが露呈した斎藤元彦知事

 今日の記者会見は、熊本地震のことを中心に質問が飛びました。
 皆さんもご存知の通り、兵庫県は「阪神大震災」を経験しており、復旧や復興のノウハウを持っている県です。たくさんの痛みや苦労があったからこそ、本来、甚大な被害が出ている熊本県の皆さんに、兵庫県ができるものというものがあるはずです。
 もちろん、他の都道府県からも災害復旧のスペシャリストが派遣され、全国から頼もしい応援が向かうことにはなりますが、震災を経験しているからこそ「気の利いた対応」というものができるわけで、こんな時こそ兵庫の兄貴の背中が大きく見えるものです。
 ・・・しかし!!
 今さらながら、現在、兵庫県の知事は「全国で最も能力が低い」ことでお馴染みの斎藤元彦知事です。と言っても、ほとんどの人は斎藤元彦の能力の低さを知らないでしょうけど、「かしこ」の小学5年生の方が、よっぽど気の利いた動きができてしまうレベルで、本当に何もできません。
 今日の記者会見では、「熊本のためにどんな支援の準備をしているのですか?」と聞かれて、普通の知事であれば、「アレとコレとソレとアレをします」と具体的にいくつも述べるものでありますが、斎藤元彦は「災害の時にはトイレが困るというので、トイレカーを派遣する」と述べました。
 確かに、水道が止まってしまうような環境であれば、トイレカーがあると助かることは間違いありません。具体的な政策が「トイレカー」しか出てこないところは相変わらずですが、「トイレカーを派遣する」という政策そのものに反対意見はありません。我々も斎藤元彦のやることなすことすべてを否定しているわけではないので、できることはたくさんあるだろうに、よりによって「トイレカーを送る」以外の政策がないことはともかく、「なんでそんなものを送るんだ!」と文句を言いたいわけではありません。が、本当のホラーはここからです。
 トイレカーは、神戸市をはじめ、各自治体が所有していることは確認されていますが、「兵庫県がトイレカーを所有しているんだっけ?」という疑問が出ました。そこで神戸新聞の記者が「県が保有するトイレカーは存在するのか?」を問いました。すると、まさかの「0台」であることが発覚。要するに、各自治体の判断で「トイレカー」を送ることになったものを、まるで自分の手柄であるかのように記者会見で発表していたのです。
 ってことは、それは斎藤元彦知事の政策ではなく、各自治体の政策にタダ乗りをしたあげく、そのお手柄を自分のものにしようという「手柄泥棒」です。要するに、自分では何も考えていなかったばかりか、各自治体の素早い動きを自分の政策であるかのように語っていただけという恐ろしい事実が発覚したのです。


■ 菅野完さんの出禁が解かれる可能性

普段は大阪を優先している横田一さんが、今日は兵庫の記者会見に来てくれた

 今日は久しぶりに「ピン師匠」こと横田一さんが記者会見に来ました。
 せっかく兵庫県まで来てくれたのに、「元彦くじ」にハズレて質問ができなかったら申し訳ないという気持ちで、僕は「元彦くじ」を辞退し、ピン師匠が質問できる確率を上げることにしました。
 作戦が功を奏し、ピン師匠は質問権を獲得。ピン師匠は「『殺人鬼』と発言しても復帰できたのに、菅野完さんが『人殺し』と発言したら、無期限で出禁になってしまうというのは、ずいぶん扱いが違うのではないか」という指摘をしました。
 すると、斎藤元彦はクリンチのつもりで記者クラブに意見を促したのですが、記者クラブは明確に「発言内容を審査したのではなく、不規則発言をしたことに対する措置」だと表明。ということは、「殺人鬼」と言っても復帰できているので、「人殺し」の方がマイルドな表現であるため、菅野完さんが復帰する可能性が出てまいりました。
 元彦信者やN国信者たちが大プギャーになるのは間違いありませんが、今日のように「松本さん→横田さん→尾形さん」というラインナップでも、完全にグロッキーになるほど追い詰めていますが、そこに菅野完さんが加わるようなことになると、フリージャーナリスト軍団のゴールデンタイムは、斎藤元彦知事にとって、ますます「地獄タイム」になります。


■ 「結果として財政が悪化した」とゲロる

テンプレートを駆使した結果、能力が低いことをゲロってしまった斎藤元彦知事

 今日の記者会見のハイライトは、Arc Timesの尾形聡彦編集長による財政に関連した質問です。
 Arc Timesは、チャンネル登録者数20万人を突破。新聞記者時代はホワイトハウスを取材していたエリート中のエリートである尾形聡彦編集長が、今日もまた斎藤元彦知事を「数字」で詰めていました。
 どうやら尾形聡彦編集長は、質問してもまともに答える気がない斎藤元彦のウィークポイントが「数字」であることに気づき、記者や県民をバカだと思って「事実と異なる説明をしている」と憤慨し、ゴリゴリに財政に関する質問で詰めるようになりました。
 斎藤元彦知事は「財政のプロ」を自称し、財政の健全化に取り組むと公約に掲げていたわけですが、蓋を開けてみれば、健全化するどころか、どんどん悪化しています。どれだけの兵庫県民の皆さんが、この話を知っているのか知りませんが、このままでは兵庫県だけが県としてのサービスができない自治体になってしまうのです。
 そこで、尾形聡彦編集長は「財政を立て直すために、具体的に何をしたのか?」というシンプルな質問をしました。通常であれば、「アレとコレをやってどうなって、アレとコレをやってどうなって、最終的に何%の改善を実現しました」と答えるわけですが、斎藤元彦知事は何がどうなっているのかを本当に何も理解していないので、「オープンにした」とか「見えるようにしてきた」とは言うものの、具体的にどう改善したのかを説明することはできず、いつものテンプレート回答に終始したあげく、「結果として、起債許可団体になってしまった」と結論づけたのでした。
 しかし、極端なことを言えば、努力の過程がどうであれ、「結果」がすべてなのです。毎日何も考えずにボケーッとしていたとしても、財政がゴリゴリに健全化していて、行政サービスが完璧に遂行されていて、多くの県民が住みやすくなっているのだとしたら、座っているだけで何もしなくても良いのです。ただ、何も考えずにボーッとしているだけで、すべてが円滑に進むというわけではないので、努力をしなければならないだけです。ただ、どれだけ努力をしても赤字なら赤字だし、どれだけ努力をしなくても黒字なら黒字です。残酷だけど、結果を出したら正義だし、結果を出せなければ能力が低いので辞めてもらうしかありません。
 そこに来て、斎藤元彦知事は「結果として、起債許可団体になってしまった」と言いました。いろいろと手を尽くし、適宜・適正・適切に改革を進めたつもりだけど、結果が出なかったと認めたも同然です。しかし、株主総会だったら、どうなっていることでしょう。社長が「頑張ったんですけど、結果が出ませんでした」で終わり。「だから、どうする」という話をしてもらわないと困るのに、まさかのノープランです。おそらく「辞めちまえ!」と怒号が飛ぶところでしょう。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 8月の斎藤元彦記者会見は、今のところ、8月5日と8月19日に行われる予定となっており、8月12日は「お盆休み」となりました。8月26日の記者会見については、今のところ未定です。
 今日は、斎藤元彦記者会見の後に、尾形聡彦編集長が熊本地震の取材に向かい、横田一さんも近日中に被災地に入るそうです。また、カメラマンの水谷さんは、来週の記者会見の後、支援物資を積んだ車と一緒に被災地に入る予定となっています。
 一方、僕は8月5日の記者会見の後、YouTube番組に出演するために東京に戻らないといけないスケジュールになっており、みんなと一緒に熊本地震の被災地を訪れることができません。支援物資については、万が一に備えて備蓄を用意してあるので、これらを放出しようと考えていますが、時期などは未定です。
 最後に、毎週のように神戸に通う生活をしている僕ですが、そろそろ神戸に来る「元彦以外の理由」を作りたいと考えていて、スポーツジムに通うことも検討中です。とにかく前乗りしてホテルに行き、寝て起きて、翌日に記者会見に行くだけの日々から脱却したい。少しでも生活を充実させることが健全なメンタルを保つ第一歩だと思います。「斎藤元彦をついでにする」をコンセプトに、メインとなる「お楽しみ」を作ることで、僕の人生を豊かで快適にしたいと思います。


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