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【選挙ウォッチャー】 週刊元彦問題(#37)。

 前回は、兵庫県の財政が悪化し、正式に起債許可団体に転落して初めての記者会見だったにもかかわらず、財政に関する資料は何一つ持ってこなかったばかりか、よりによって「ちいかわシール」だけは持ってきたため、大人たちから「ナメとんのか!」と怒られ、改めてレベルの低さが浮き彫りになりました。
 どんな鋭い質問をされるのかと思っていたところに、まさかの映画『ちいかわ』の感想を聞かれることになり、油断をしてシールを出してしまったとも考えられますが、質問されるかどうかも分からないのに、「ちいかわシール」を用意周到に準備していたと考えると、非常に計画的であり、シンプルにマジでヤバいということになります。
 先日、パワハラで問題になった横浜市の山中竹春市長が辞職を表明しましたが、あの山中竹春市長をもってしても、内部告発をした職員を懲戒するようなことはありませんでした。「山中竹春は史上最悪の首長だ!」と主張する横浜市民もいるのですが、どちらもウンコ政治家ではあるかもしれませんが、やはり現代の日本で斎藤元彦を上回る無能な政治家は、いないのではないでしょうか。


■ 全国で売れている「兵庫県政問題」

 皆さんもご存知の通り、「兵庫県政問題」の本が売れに売れています。
 書店では発売直後から売り切れ続出で、すぐさま重版が決まり、ようやく第2版が書店に並び始めていますが、また早々に品薄になってしまうぐらいに売れており、書店からは追加50冊のような単位で注文が入っているということです。全国的に売れていますが、やはり兵庫県での売上が凄まじいということで、この問題に関心を持つ人は着実に増えています。
 8月28日に行われたYOTSUYA BOOKSでの出版記念イベントは、会場が小さくて30席ぐらいしかなかったため、会場チケットは即日完売。オンラインでの配信チケットも500枚以上売れる大盛況となりました。
 9月1日に大阪ロフトプラスワンウエストで行われた「青い夜」と題された出版記念イベントには、執筆した6人全員が揃い、会場のチケットは5分で売り切れてしまい、オンラインの配信チケットは1000枚以上売れる大盛況ぶりとなりました。
 このことからも分かるように、本は売れるし、イベントは大盛況だし、斎藤元彦を問題だと考える人はものすごく増えていて、社会問題になりつつあります。もちろん、こうなったことは僕のおかげではなく、この問題を問題として声を上げ続けてきた県民の皆様がいたからですが、それでもある種の形として表現でき、売れていることが可視化されましたので、斎藤元彦を問題だと思っている人が「けっして少数派ではない」ということを示すことができました。映画『偏向報道』の累計客数を、たった2回のイベントで超えてしまったのではないかと思うほどです。「売れる」というのは、こういうことであり、これでも「想像より売れた」ではなく「だいたいこれくらいは売れるだろうと思っていたくらいには売れた」です。世間の皆様からはすごくヒットした感じで言われますが、僕にとっては、これが「日常」です。N国信者の1年は、僕の1日分でしかありません。・・・能力!!


■ 長期金利の上昇と斎藤元彦の政策

 兵庫県の財政は、なぜ悪化しているのか。
 その一番大きな原因は、もともと兵庫県は巨額の借金を抱えている自治体であったけれど、自称・財政のプロである斎藤元彦知事に代わり、借金の返済のためのお金を積み立てず、県の貯金にあたる「財政調整基金」を積み増すことで、県民の皆さんに「こんなに財政が改善しましたよ!」と見せようとして、結果的に、ものすごく大失敗してしまったからだと思います。
 本来であれば、多少の貯金は必要だとしても、とっとと借金を返しておくべきだったのですが、借金を返さない間に金利がえぐいことになり、返済しなければならない金額が非常に大きくなってしまい、完全に財政が悪化してしまったというわけです。

日本の長期金利は、この半年間で急上昇している

 このチャートは、この半年間の長期金利です。
 半年前は2.1%ぐらいだったのに対し、今では3%を超える水準にまで達してしまい、数字はたったの1%なのに、巨額の借金のある自治体にとっては命取りになってしまうレベルなのです。
 100円の1%は1円ですが、1万円の1%は100円であり、100万円の1%は1万円です。兵庫県には4兆8141億円(臨財債など交付税措置分を除くと約3兆円前後となる)となっており、1%ということは、わずか半年の間に支払うべき金利が481億円(臨財債など交付税措置分を弾いても300億円)も増えてしまった計算になります。
 これだけ金利が上昇しているのは、高市政権の失策であると言えるかもしれませんが、斎藤元彦と高市早苗のバカの2乗によって、より被害が甚大になっていると言わざるを得ません。
 つまり、Arc Timesの尾形聡彦編集長が指摘していましたが、金利が0.01%上がるだけで、支払わなければならない利息が3億円も増えてしまう計算であり、高市政権が「責任ある積極財政」と言って、支出を増やせば増やすほど、インフレが高まる心配が増え、金利が上昇してしまいます。まだまだ高市政権が続きそうであることを考えると、斎藤元彦が対策らしい対策を何もしない間に、とてつもない速さで財政が悪くなり、早期健全化団体に落ちるのも時間の問題かもしれません。

Arc Timesの尾形聡彦編集長に指摘をされて、不満そうな顔をする斎藤元彦

 昨今の金利の上昇を考えると、たった2時間で4億5000万円ぐらいの借金が増えることもあるぐらいなのに、斎藤元彦は「カラーコピーを原則廃止する」「インドに出張しようと思っていたのをやめる」といったことで財政の立て直しをしようとしていました。
 しかし、斎藤元彦の試算でも、カラーコピーの禁止で削減できるお金は年間約5000万円であり、インド出張をやめたことで削減できるお金は800万円でした。この他に「東京への出張を控える」なども検討しているようでしたが、東京に行くこと自体を辞めれば仕事に影響が出ますので、「4列シートの夜行バスで行け!」であります。そんなことをしても、わずか半年で300億円も借金が増えているのに、斎藤元彦の考える財政健全化に向けた作戦がショボすぎて、焼け石に水です。
 しかも、こうした金利の上昇にどう対処していこうと思っているのかを聞かれ、「注視する」としか言いませんでした。「注視する」というのは、すなわち「注意深く見る」ということです。見ることは大切ですが、見るだけで何もしないのであれば、「わぁ、どんどん金利が上がっていく!」でおしまいです。そうしている間にどんどん借金が増えて、より財政が悪くなっていくだけです。「具体的にどう対策するのか」が問われているのに、ただひたすら見守るだけなのです。我々が「斎藤元彦が知事をやり続けるのは、めちゃくちゃヤバい!」と指摘しているのは、こんな状態なのに、県職員にパワハラをしてしまうので、誰もヤバいことをヤバいと指摘できず、どんどん悪くなっているということです。

ぬいぐるみの頭をつまんでカメラに映そうとする斎藤元彦

 今回の記者会見で一番驚いたのは、起債許可団体に落ちたため、総務省に財政計画を持ってプレゼンに行ったのですが、知事が自ら行ったことによる成果を問われても何も言えず、それどころか「国の制度を変えることを要望したい」と述べたことです。
 斎藤元彦がやったことは、消費者金融から100万円を借りて、とっとと返済すればよかったのに、借金を返済しなかったばっかりに、どんどん返済すべき金額が増えてしまい、そこに金利の上昇という要素が加わってしまったことで、ますます財政が悪化し、右にも左にも首が回らなくなり、もうそろそろヤミ金に手を出しそうだということです。鬼のようにインターホンが鳴り、ドンドンドンドンと玄関を叩く音を聞きながら、布団にくるまって居留守を使う日々まで、あと一歩です。
 本当は今すぐにどうにかしなければならないのに、「カラーコピーをやめる」などと、まったく解決にならないような話をしたあげく、「そもそも国が起債許可団体を実質公債費率18%というルールにしているから問題になるんだ」と考え、「どうにか18%を超えても起債許可団体にならないルールに変えてもらおう」と言い出すようになった斎藤元彦。どのように借金を返済するのかを考えるのではなく、ルールを変えてしまえば問題ではなくなるという逆転の発想をかますようになりました。
 しかし、ルール変更により、「起債許可団体」の条件を18%から20%に緩和できたとしても、兵庫県が返済しなければならない金額が軽くなるわけではありません。国から「起債許可団体」と言われないだけで、根本的な解決には何もなっていないのです。もはや「起債許可団体」でも「斎藤知事カッコイイ団体」でも「冷やしうどんフーフー団体」でも、どんな名称や条件になったところで、現実は何も変わらないのです。

ぬいぐるみを演台に座らせようとして失敗し、床に落としてしまう斎藤元彦

 いまや斎藤元彦は、何をやってもうまく行きません。
 兵庫県知事選の際には「財政のプロ」を自称し、財政調整基金(貯金)を積み上げたことを自慢していたのですが、結果として、それが原因で財政が余計に悪くなってしまう始末です。
 この日も、ワールドマスターゲームズの公式マスコットを演台の上に座らせて、「元彦マダム」から「かわいい!」と言ってもらおうと思ったのですが、縁起の悪いことに、その公式マスコットが演台から落ち、めっちゃ不機嫌になっていました。

何をやっても裏目になり、何をやってもうまく行かない斎藤元彦

 今の斎藤元彦は、本当に何をやっても全然うまく行きません。
 特に、財政の失敗が明るみになり、悪いのはすべて井戸前知事のせいだと言おうとしましたが、数字を見れば、斎藤元彦がポンコツだったことが一目瞭然のため、言い訳が通用しませんでした。毎回、記者会見のたびに財政の質問をされて、答えられずにユラユラするだけになりました。
 あとは、何をやっても離れることのないアホの「元彦マダム」たちに、自分の幼児性を前面に出すことで、「かわいい」と思ってもらい、知事の座を維持しようというフェーズに入っています。しかし、こんなのが通用するのは、本当に一部の「元彦マダム」だけで、まともな社会人は「絶望的に終わっている」と思うだけです。今の斎藤元彦は、落ちたぬいぐるみよりも、よっぽど落ちているのです。


■ 関西テレビ鈴木記者の別れと斎藤元彦

 実は、今日の記者会見をもって、鈴木祐輔記者が本社勤務になり、神戸の支局長を退任することになりました。毎回、斎藤元彦にとって痛い質問をしてくる「天敵」であり、斎藤元彦にとっては「いなくなってほしい存在」だったに違いありません。
 これまで「本社勤務になる」と公表し、神戸から離れると言っていたのですが、関西テレビの中の人事が遅れ、なんだかんだで今日まで記者会見に出席していたのですが、とうとうお別れの時が来て、別れの挨拶をした瞬間に嬉しさがこみあげて止まらず、今年一番の笑顔になっていました。

こんなに笑顔が止まらなかったのは、今回が初めてである

 斎藤元彦は「みんなが、なんでまだいるんだろうと思っていた」と述べていましたが、誰もそんなことは思っていませんでした。斎藤元彦信者の間でそんな言説があったのか知りませんが、「やっぱりそう思っていたのか」という話でしかありません。
 しかし、鋭い質問をしていた女性記者を、立花孝志や新田哲史のバカどもが排除しようとしたことを受け、僕が毎週のように神戸に通うようになってしまいました。立花孝志がブタ箱に行った今、斎藤元彦には2年後の兵庫県知事選で悲惨な数字になってもらうしかないと思っています。鈴木さんがいなくなっても、僕は毎週、元気に神戸にやってきます。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 今回は「元彦くじ」をハズしてしまい、質問をすることができなかったのですが、来週は質問できるように運気を上げてまいりたいと思います。今週できなかった質問は、そのままスライドして、来週に質問したいと思っておりまして、準備はバッチリとできております! ご期待ください!


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