【サウナ見取り図】鶯谷|ひだまりの泉 萩の湯|銭湯価格で楽しむ、都内大型のビル型銭湯

「外気浴があって、サウナイキタイの東京ランキングでも上位」。しかも東京東部に住む知人から強く勧められていた——ずっと気になっていたのが、鶯谷のひだまりの泉 萩の湯だ。
大通り沿いを歩いていると、どーんと大きなビル・マンションが目に入る。「立派なマンションだな」と思いきや、その1〜4階まるごとが銭湯。あまりにも街に馴染んでいて、言われなければ気づかない。「え、ここに銭湯が!?」と二度見してしまう佇まいだ。2017年にリニューアルしたそうで、館内は全体的にきれいに保たれている(ただ後述するが、サウナ室には少し年季を感じる部分もあった)。
一言でいえば、都内で味わえる"スーパー銭湯のような街銭湯"。ファミリーや地元の人が思い思いにくつろぐ、懐の深い巨大湯屋である。
天井が一部吹き抜けになった、ほぼ外気浴のゾーン。大窓の前の3席に腰かけ、窓の縁石に足を置いて、外気を全身で浴びる……あぁ、やっと見つけた。GOOD RHYTHM🔥

【サウナ見取り図】萩の湯の歩き方

サ室を出れば、すぐ目の前に大きな水風呂。その先に大窓の休憩ゾーンと露天の外湯が続き、熱い→冷たい→休むが短い動線でつながっている。反対側には広い炭酸風呂・替わり湯・深湯が並び、ベンチや椅子が浴場の至る所に。座れる場所がとにかく多いので、混んでいても休みやすい。まずはこの一枚で、都内最大級の湯屋の全体像をつかんでほしい。整いのおすすめは、大窓の前の3席だ。
施設情報
| 施設名 | ひだまりの泉 萩の湯
| 住所 | 東京都台東区根岸2-13-13(ビル1〜4F/2Fフロント・レストラン、3F男湯・4F女湯)
| 最寄駅 | JR鶯谷駅 北口 徒歩5分
| 営業時間 | 朝風呂 6:00〜9:00 / 11:00〜翌1:00(最終受付24:30)
| 定休日 | 第3火曜
| 料金 | 入浴 600円 + サウナ料(平日 +350/土日祝 +450/特定日 +600)。土日祝は合計 1,050円(筆者実払い)、平日 950円・特定日 1,200円
| 駐車場 | なし(近隣コインパーキング利用)
| 公式サイト | 「ひだまりの泉 萩の湯」で検索
※料金・営業時間は変動あり。最新は公式で確認を。
推しポイント①:銭湯価格で、この規模と浴場の充実度
一番の強みは、銭湯価格とは思えない規模と充実度だ。
マンションの1〜4階まるごとが湯屋という、都内でも最大級のスケール。サウナ込み土日祝でも1,050円ながら、浴槽のラインナップが段違いだ。広い炭酸風呂(38℃)、替わり湯(41℃)、深さ95cmの深湯(バイブラ・電流)、露天の外湯、そして10人は入れる大きな水風呂。サ室を出てすぐ水風呂、休憩イスは浴場の至る所——**動線の良さと"座れる場所の多さ"**で、とにかく一日ゆっくり過ごせる。ファミリーでも地元使いでも、コスパよくくつろげる懐の深さがある。

推しポイント②:大窓でひと息、"ほぼ外気浴"の休憩
派手な外気浴ゾーンがあるわけではない。それでも個人的に気に入ったのが、天井が一部吹き抜けになった大窓の休憩スペースだ。
室内ながら外気がしっかり流れ込み、体感は"ほぼ外気浴"。おすすめは大窓の前に並ぶ3席で、窓の縁石に足をのせると、外の空気を感じながらひと息つける。完全な屋外でも、広い外気浴ゾーンでもないけれど、街銭湯でこれだけ外を感じて休める場所があるのは、素直にうれしい。露天の外湯にもベンチや丸椅子があり、休む選択肢はいくつも用意されている。

サウナ室詳細
ストーブ:大きめの遠赤外線ガスストーブ
温度:90℃
湿度:しっとり
広さ・席数:30人ほどの大型サ室
天井:標準的な高さ
テレビ・BGM:TVあり
照明:明るい
ロウリュ:常設なし(アウフグースのイベントが不定期に開催)
座面:タオルが敷かれ、定期的に交換される
サウナマット:利用時にビート板型マットを取って敷く
カラカラに焦がすタイプではなく、じっくり・しっとりと汗をかいてくる90℃。とにかく広いので、満席でも不快感が少ない。テレビを眺めながら、ぼーっと蒸される時間が心地いい。座面にはタオルが敷かれて定期的に交換され、加えて利用時はビート板型のサウナマットを取って敷くスタイルなので、衛生面も安心だ。黙浴推奨の掲示があり、落ち着いた雰囲気。常設のロウリュはないが、アウフグースのイベントがたまに開催されるので、タイミングが合えばラッキー。

水風呂
温度:18℃
広さ:10人ほど(広めでゆったり)
深さ:顎下まで
この施設の隠れた主役が、大きな水風呂だ。サ室を出てすぐの位置にあり、10人は入れる広さ。混んでいても気兼ねなく、顎下までしっかり沈める。18℃は冷えすぎず、初心者でも入りやすい温度。軽めのバイブラが効いていて、水質にクセもない。熱いサ室のあと、この広さでゆったりクールダウンできるのは贅沢だ。

外気浴・休憩スペース
外気浴:△(天井一部吹き抜け+大窓で"ほぼ外気浴"/完全屋外ではない)
フルフラットチェア:なし
休憩スポットは、大窓の前の3席のほか、露天の外湯のベンチや丸椅子、浴場の至る所に置かれた椅子から選べる。座れる場所の多さは、この湯屋の休みやすさそのものだ。ただ正直に書くと、フルフラットのような"ドンピシャの整いゾーン"はなく、自分にハマる場所を見つけるまでには少し時間がかかった。狙うなら、やはり大窓前の3席。
この日の整い
90℃のサ室で、じっくり汗を絞る。目の前の大きな水風呂は10人サイズだから、混んでいても気兼ねなく顎下まで沈める。18℃が火照りをすうっと引かせていく。さて休憩——と歩き回るが、これという整いスポットがなかなか見つからない。ベンチ、丸椅子、外湯のふち……あちこち座ってみて、最後にたどり着いたのが大窓の前の3席。縁石に足をのせ、吹き抜けから落ちてくる外気を全身で浴びた瞬間、ようやく体の輪郭がほどけた。派手ではない、けれど確かな整い。あぁ、やっと見つけた。
GOOD RHYTHM🔥
サウナ以外の設備
お風呂:広い炭酸風呂(38℃)、替わり湯(41℃)、深さ95cmの深湯(バイブラ・パルス電流)、そして露天の外湯。銭湯とは思えない浴槽の多彩さで、とくに炭酸風呂は広くて気持ちいい。

ウォータークーラー:脱衣所に給水機あり。
洗い場:シャンプー・トリートメント・ボディソープ完備。壁には手製の漫画・トリビアの掲示があり、体を洗いながら目でも楽しめる遊び心がある。

飲食(レストラン):2Fにレストランあり。サウナ・入浴を使わなくても立ち寄れるのが便利で、ドリンクの種類が豊富。食事はガッツリ系中心の品ぞろえだ。
Wi-Fi:あり。
喫煙所・フリースペース・漫画コーナー・ワークスペース:いずれもなし(長居してこもるより、浴場でゆっくり過ごすスタイル)。
手製コラム:浴室内や受付まわりには、スタッフ・が手がける手書きのコラムが並ぶ。この手作り感こそ、地元に愛される街銭湯らしい温かさだ。

注意点
常設のロウリュ・アウフグースはなし。ガス遠赤でじっくり蒸すタイプで、アツアツの刺激やロウリュ演出を求める人には物足りないかも(イベントは不定期)。
"ドンピシャの整いゾーン"は少なめ。フルフラットはなく、整うまで場所探しに少し手間取るかもしれない。狙うなら大窓前の3席。
改装済みと聞いていたが、サウナ室は一部が朽ちている。座席の木が傷んでガタガタ・凹んでいる箇所もあり、座る場所は選びたい。
タトゥーは不可。駐車場もなし(近隣コインパーキング)。
管理はしっかりめ。浴室内の至る所に監視カメラがあり、スタッフも清掃しながらこまめに巡回している。おかげで清潔で安心して過ごせる反面、マナー・ルールには厳しそうな雰囲気だ(静かに楽しみたい派にはむしろ好都合)。
客層はファミリー・地元中心で、時間帯によっては賑やかめ。静かに没入したい人はピークを外すのが吉。
マンションに溶け込んだ、都内最大級の巨大な湯屋。銭湯価格(サウナ込み土日祝1,050円)で、広い炭酸風呂、大きな水風呂、多彩な浴槽、そして"ほぼ外気浴"の大窓ゾーンまで味わえる。ガチの整いを一直線に求める施設というより、家族や地元の人と、あるいはソロで長居して、湯屋そのものをゆったり楽しむ場所だ。

正直に言えば、ガチの整いを目当てにわざわざ遠出する施設ではない。整いゾーンには惜しさもあるし、都心の反対側から時間をかけて来るほどか、と問われると首をかしげる。ただ、台東区・荒川区あたりの東側に住む人や、鶯谷まわりの山手線ユーザーにとっては話が別だ。この規模と銭湯価格、湯屋としての心地よさを"生活圏"で味わえるなら、これほど頼れる一軒はない。世田谷や東京西側からわざわざ、ではなく——"近所にあったら通う"、そんな距離感がしっくりくる銭湯だ。
訪問時期:2026年8月

最後まで読んでくれてありがとうございました。
「ここ良かったよ」というあなたの推しサウナがあれば、ぜひコメントで教えてほしい。次に整いに行く一軒を、いつも探しています。
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それでは、また次のサウナで。今日も GOOD RHYTHM〜🔥
