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私のコヌチは92歳

 äž‰æœˆå…Žã¯æ¯Žå¹Žæ€ã£ãŠã„る  「今幎の倏は去幎より暑くお熱くお  」

4月に最埌の歩き旅を終えおから、巣穎に籠ったたたクヌラヌの䞋でどこぞも出かけず、秋の歩き旅シヌズンを埅っおいる。 ずは蚀っおも、脚力は維持しおおかないずいけないので、倪陜を避けお暗いうちから早朝の10kmのりォヌクランは欠かさない。

そんな私にはコヌチがいる。埡幎92歳の女性だ。

その人ず顔芋知りずなったのは3幎前。
コロナ埌、すっかり倉わっおしたった近隣の朝トレ颚景。朝の散歩ですれ違っおも挚拶をしないずいうのが垞識のように倉わっおしたった䞭、ただ黙っおひずり歩きをする朝トレ䜏民たち。 そんな䞭、歩行噚を抌しお歩く高霢の女性がいらっしゃり、私達は必ず挚拶をしおすれ違っおいた。 圓時、熊野叀道を歩く準備で連日トレヌニングをしおいた私の先を、その女性は歩行噚にもたれかかるようにしながら、ゆっくりゆっくり、足を少し匕きずりながら歩かれおいた。

倏が来お、秋が来お、冬が来る。
そしおい぀も私たちがすれ違う䞊朚道に桜が咲く🌞🌞🌞
そんなタヌンを3回繰り返しおいるだろうか。
その間、いろいろな人が朝トレ界に珟れおはい぀の間にかいなくなっおいる。垂民マラ゜ン倧䌚の前になるず走る人が増え、倧䌚が終わるずいなくなる。倧孊駅䌝のチヌムが走り抜けたり、かっこいい倖囜人が珟れたり、芪子ランの姿は卒業匏を境に消えたり  。
どこの誰ずも知るこずはないのだけれど、その人たちの生掻の移り倉わりが芗けるようだ。

けれどもこの3幎間、䌑たずずっず残っおいるのは、その女性ず私だけなのだ。よく飜きずに毎朝同じ道を歩くなぁずお互い思っおいるようで、䌚釈だけだったものが、笑顔になり、手を振ったり、今幎に入っおからはお話するようになった。すれ違いざたのわずか30秒だが  
私はずきどきサボる日があるのだけれど、朝トレをした日でその女性に䌚わなかったこずは䞀日たりずもない。

私のコヌスは、5km先のコンビニたでを埀埩する10km。その女性は、その同じルヌト䞊で平坊な盎線1kmを埀埩しお2km。 ランず歩行噚ではスピヌドの差が倧きいから、行きず垰りで必ず2回䌚うこずになる。正面からすれ違ったり、埌ろから抜いたり  。
すごいず思うのは、私ずどこですれ違ったかを毎日芚えおいらっしゃる事。それによっお私のスピヌドがその日速いか遅いか、調子はどうかをはかられるのだ。 膝に痛みがある時や、新しいシュヌズを履いたずきなど、すぐに気づいお声をかけられる。盎線路で遮るものが無いから、前からも埌ろからもずっず芋られおいる事はわかっおいる。芋栄も匵りたいし途䞭で止たるこずはできない走る

「今日は抜かれるのが早かったわね。調子よさそうだからあの信号のずころたで走っおみるかい」
「私は意地悪ばあさんだから、あなたをたくさん走らせようず思っお、わざず遠くで埅っおいたのよ」
れ゚れ゚ず肩で息する私に
「ハむよいドン」
茶目っ気たっぷりに笑う圌女の蚀葉に背䞭を抌され、私の走れる距離が少しず぀延びおいった。

先日、驚いた事があった。い぀もずは違い、癜いビニヌル袋を手に持ち歩行噚を抌す姿が遠くから芋えた。なんず歩道に萜ちおいる猶やごみを拟い集めおいらっしゃる。膝の曲げ䌞ばしが自由にならない䜓だから、歩行噚に片手だけで぀かたり、前のめりに倒れないようバランスをずりながら物を拟うのは倧倉なこずだ。 1個の猶を拟うにもすごく時間がかかっおいる。
「い぀もここを歩かせおもらうのだから、きれいにしないずね。」
私はただ頭が䞋がる思いだった。もちろん、次の朝からビニヌル袋持参でお手䌝いをした

ふず気づけば、出䌚った頃は歩行噚にもたれ、足を匕きずるようだった歩き方が、い぀の間にか力匷く足銖が返り靎の底が良く芋え、歩幅も広くなっおいた。 理孊療法士に「1日5000歩、歩きなさい」ず蚀われ、毎朝実行しおいるのだそう。
「あの朚のずころたで行っお垰るず、4950歩。悔しいじゃない だから朚の呚りを回るの。そうすれば5000になるのよ」

92歳にしおなお進化を続けるその姿は、私にずっお驚きであり、人生の先を歩む者ずしおの嚁厳に満ちおいる。 圌女はただの朝トレの知り合いではない。その䞀歩䞀歩の積み重ねず、凛ずした生き様を通じお、私に倧切なこずを教えおくれる「人生のコヌチ」だ。
明日の朝もたた、䞊朚道であの背䞭を远いかけながら、私は自分の足跡を刻んでいこうず思う。


秋の歩き旅は䜕凊ぞ

いいなず思ったら応揎しよう