インスタを参考に家を建てると失敗するよ!参考にすべき家とは?|失敗しない家づくり|現役住宅メーカー営業が語る言えない話

どうも、“すずたく”です。

ここ数年、インスタの画像を持ってきて、こんな家が良い、あんな家が良いという人が増えています。しかし、それ通りに作ったとしても、お客様が満足しない事がしばしば有ります。盛ってるわけでは有りませんが、やはりよく見えるようにしてあります。
以前、インスタで見たという全面鏡貼りの収納扉を作った事が有ります。部屋が広く見えるし、見映えも良かったのですが、一点だけ問題が有りました。取手どうするか問題です。インスタの収納扉は本当に全面鏡貼りで取手が見当たりません。しかし、収納扉を開ける際、鏡を触らないといけないので、実際には指紋がベタベタつくのです。お客様に取手はどうするか確認はしたのですが、取手をつけるとイメージが変わるそうで、結局取手無しで仕上げました(押すと開くタイプです)。
このように、見映え優先で、その後の生活を考えられていない事が結構多いです。よくある話だとアイランドキッチンですね。あんなに綺麗に生活は出来ません。

さて、メインテーマはこんなことを言いたかったんでは無いです。インスタを参考にしても、満足度は高く有りません。多くの人に当てはまる、満足度が高い、参考となるものですが、実はそれは・・・

子供の頃に過ごした家です。
言語化する人は多く無いのですが、一度お客様に言われた事が有ります。50代後半のお客様で二度目の家を考えていました。結局、地元の大工さんにお願いする事になったのですが、その人が最後に言った断り文句が、「自分は地元の大工が作った木造の家で育って、鉄骨のアパートや木造のアパートを転々とし、その後結婚して、大手住宅メーカーの家を建て、30年近く暮らしてきました。住み心地が良かったのは、文句無しで大手住宅メーカーの家です。でも、終の住処にしたいのは、生まれ育った大工が作る木造住宅です」でした。柱や梁が剥き出しになってて、壁には土壁を使ってあるような本当に昔ながらの家です。
このお客様は耐震性や耐火性、耐久性が劣るのは重々承知の上、地元の大工さんで家を建てる結論を出されました。私はこれを聞いた時に妙に納得してしまいました。自分自身の家の間取りが、実家(幼い頃育った家)の間取りのテイストを含んでいたからです。例えば、LDKで無く、リビングとダイニングキッチンを分離した間取りとか、一般のお客様の家でした事無いので、絶対、自分自身の実家の影響を受けています。
間取りだけで無く、土地の環境も似たような環境を選んでいます。東南の角地な上、西隣がアパートの駐車スペースで三方日当たりが良いところとか。ちょっと足を伸ばせば、すぐに田園地帯が広がっているところとか、駅が近いわけでは無いけど、遠くで踏切の音が聞こえるところとか、自宅から山がのぞめるところとか、言い出したらキリが無い程似ているところは多いです。

この法則は結構な人に当てはまると思っています。土地がなかなか決まらないお客様に、希望しているエリアでは無いけど、実家の環境に似た場所を提案したら気に入ってもらえたり、建物要望が決まってないお客様なんかは、実家の間取りをかかせて、良い点、悪い点を聞き出したりすると上手くいくことが有ります。
お風呂の大きさとか実家の風呂基準の人が結構多く、今、アパートの狭い浴室で暮らしているにも関わらず、一般的な広さの1坪タイプを狭いという人のほとんどが、実家の風呂はもっと広いと言います。
子供部屋とかも自分が6畳で育ったから6畳は欲しいという人も結構多いし、玄関位置なんかも実家と違うと違和感覚える人多いです。廊下の広さもよく言われます。

インスタと違って、生まれ育った家を参考にするなら、実際使ったことのある間取りや設備、広さなのでイメージの齟齬が起きないわけです。知らず知らずのうちに実家っぽいところを作ってる事はよく有りますが、ぜひ意識して実家の良い部分を取り入れてみたらいかがでしょうか?

今回、有料ページに書くことが有りませんでした。下の有料部分には何も書いてありません。記事をお気に召した場合は、買ってください。

ここから先は

10字
この記事のみ ¥ 300
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

現役住宅営業の観点から、失敗しない家づくりの情報を発信しています。住宅関係の有料記事を全て無料でお読…

スタンダードプラン

¥1,480 / 月

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?