私がオバ○さんになっても
この歌を歌うたびに、なんてバブリーな歌なんだろうと思う。
来年もまたサイパンに泳ぎにですと?日本の海でよくない?と思ってしまうあたり、バブル世代のなれの果て(わたしは隅っこでお茶飲んでた地味っこでしたけどね)の現実はさみしい。
ついでにテレビで歌う森高さんを見て、
「え〜この人、あなたと同じ世代?何この差…」
とわたしを見てくるつららのような息子の視線も痛い。
それはさておき、ワンオペ育児があまりにもつらかったので、
「たとえ万が一おばあちゃんというものになったとしても、わたしは絶対に孫の面倒はみない」
と宣言している。「万が一」のイヤミの対象者である息子はそれくらいではびくともしない。ハイハイと聞き流されておしまい。
そんなことを言っていても、現実のわたしは人と話すことが大好きなので、もちろん子どもと話すのも好きなのである。
先日、小学6年生の男の子、女の子と話す機会があって、noteでもこの年ごろのお子さんのエピソードを語られているほほえましい記事をよく読むので、
「こんな感じなのかなぁ…」
と、楽しかった。
ひふみ、という名前が面白いよねという話になって、わたしが一番に思い出したのは、加藤一二三さん。
「誰ソレ!」
と男子のツッコミが入る。わたしが将棋界の偉大なひふみんさんの写真をスマホで見せるとなぜだか面白いとめちゃくちゃウケた。
その彼が誰を思い出したかというと、
「えーとほら、オモウマイ店とかに出てくるあのおじさん…」
というのでもちろん、
「それはヒロミやろ〜!」
とツッコんで笑った。ボケたわけではなかったらしく、ああそうか!と自分でウケているさまがとてつもなくかわいかった。
そして口数の少ないおとなしいお嬢さんに話を向けてみれば、
「……阿部一二三さん…」
静かに答えたのがこの日いちばんの笑いどころとなった。
「なんでそれを思い出さなかったんやわたし〜!当然そっちだった!」
くやしがるわたしを男子はせせら笑うので、あんたはヒロミだし!とジャブを入れておく。女子はにこにこしている(かわいい…)。
後日会ったときに、
「もうオレひふみんの顔と名前覚えちゃったよ〜」
と言われたのでVサイン(←こういうところですよ)をしてにやりとした。少年よ、偉大な先人を覚えておくがよいぞ。うんうん。
そしてわたしは、億が一おば○ちゃんになることがあったとしたら、やっぱり構わずにはいられないかもしれない…と思ってしまったのだった。
