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【詩】記憶の数え方

最後に残るものは…




傷つけられたことも

泣かされたことも

なかったことにはできないけれど。




あなたとの出会いが私を強くし、
あの日の別れが私を前へと突き動かした。




人生の長い旅路の終わりに

近づいてゆくとき


人はきっと、


すべての痛みを抱きしめながら


感謝とは呼べなくても


心は静かにほどけてゆくのだろう…


自分を赦したその先で。




正しさの物差しなんか放り捨てて




ただ、支えられた温もりを




ひとつずつ




愛おしく数えてゆく。




そしてーー




自分を傷つけたあの人へも


うまく生きられなかった自分へも



最後に残る言葉は







「ありがとう」なのかもしれない。




【追伸】
この文章を最後まで読んでくださったあなた様へ。

今、もし心が痛む場所にいたとしても、
いつか、その痛みさえも愛おしく数えられる日が
必ず訪れます。
あなた様は、あなた様のままで大丈夫。

今日まで懸命に歩んできたご自分を、
どうか優しく抱きしめてあげてください。
心からのエールを込めて。 

「2026.06.22」𓏲❦cocorone(心音)

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